アウトランダーで車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説

アウトランダーで車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説

アウトランダー・アウトランダーPHEVは、三菱のミドルサイズのSUVです。

パジェロに比べて20cmほど小さいボディサイズながらも、本格的な四輪駆動システムが搭載されており、海にも山にも大活躍です。

またアウトランダーPHEVは、リチウム電池を搭載しており、家電品を旅先でも使うことができます

そんなアウトランダー(ガソリン GF7W/8W型、PHEV GG2W)が車中泊にも適しているのかどうかは気になるところですよね。

三菱のアウトランダー公式サイトはコチラ

この記事は2022年8月22日時点での情報です。紹介している商品の在庫がなかったり、販売終了となっている可能性がありますので、ご注意下さい。

アウトランダーの走行性能

車中泊で旅する際には、クルマで日々長距離をドライブすることになりますから走行性能や燃費も重要です。

カタログ燃費

アウトランダーはPHEV車もありますから、走行距離が多いのであれば、そちらを検討しましょう。

PHEV(4WD): 19.2km/l
ガソリン車(FF): 16.0km/l
ガソリン車(4WD): 14.6km/l

アウトランダーPHEVは、ほとんどの場合、電気を使ってモーターだけで走ります。フル充電状態なら、電力のみで60.8km(JC08モード・カタログ値)もの長距離を走ることができます。
バッテリー残量が減っても、自動的にエンジンで発電してバッテリーを充電しながらモーター走行を続けることができます。
専用の充電ケーブルで、家やショッピングセンター、コインパーキングなどで手軽に充電ができます。

アウトランダーの安全性能

車中泊の旅では長時間、長距離を運転する機会が多いですから、その分事故の可能性も増えます。
最近は安全装備を標準装備したクルマが増えていますが、メーカーや車種により内容に違いがありますから、しっかり検討しましょう。

予防安全性能

事故の危険を検知してドライバーに知らせるとともに、被害を予防・回避・軽減できるようサポートするe-Assistが装備されています。

オートマチックハイビーム[AHB]
対向車や先行車、道路周辺の明るさなどの有無により、ロービームからハイビーム、ハイビームからロービームへの切り替えを自動的に行います。

レーダークルーズコントロールシステム[ACC]
電波式レーダーにより、認識した先行車の減速・停止に自動追従。設定した車間距離を保ち、追突の危険性を減らします。

衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]
レーザーレーダーとカメラにより、前方車両や歩行者を検知。衝突の危険があるときは、警報や自動ブレーキで衝突被害を軽減または回避。

車線逸脱警報システム[LDW]
カメラにより、前方の車線位置を監視。車線を外れそうになると、警報で注意を促します。

後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)[BSW/LCA]
電波式レーダーにより、ドライバーの死角になりやすい斜め後方を併走する車両や、後方から接近してくる車両を検知します。

誤発進抑制機能(前進&後退時)[UMS]
前進時および後退時、シフトやペダルの操作ミスによる急発進を抑制します。

衝突安全性能

7つのSRSエアバッグ
運転席&助手席SRSエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグ、SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグの合計7つのエアバッグを全車に標準装備しました。

衝突安全強化ボディRISE(ライズ)
高エネルギー吸収構造と高耐力キャビン構造で、全方向の高い衝突安全性を確保します。

アウトランダーの居住性

車中泊をする場合、居住性は最も重要な要素です。
広くてフラットな就寝スペースがないと、睡眠不足になったり体のあちこちが痛くて翌日の旅行を充分に楽しむことができません。
室内サイズとシートアレンジは充分検討しましょう。

室内サイズ


アウトランダー
※三菱自動車工業株式会社の公式HPから画像を引用

アウトランダーPHEVは5人乗りで2列目シートのみ、ガソリン車は7人乗りで3列目シート有りです。

室内サイズ 長さ: 2580mm
室内サイズ 幅: 1495mm
室内サイズ 高さ: 1265mm

シートアレンジ


アウトランダー
※三菱自動車工業株式会社の公式HPから画像を引用

2列目、3列目シートを前に倒す事で約1650mm ✕ 1400mmのフルフラットなスペースが生まれます。背の高い人でも一人なら対角線に寝る事で余裕で寝ることができます。
フルフラットになるので、ベッドキットを設置しなくても車中泊できるのはいいですね。

2列目、3列目シートは左右独立して倒せますので、小柄な人なら半分だけ倒して寝ることもできます。

サンルーフ

メーカーオプションのサンルーフを付ければ、車中泊した翌朝は太陽光で気持ちよく目が覚めそうです。

アウトランダーPHEVは、電動ガラスサンルーフがメーカーオプションです。(S Editionは標準装備)


アウトランダー
※三菱自動車工業株式会社の公式HPから画像を引用

家庭用AC電源

アウトランダーPHEVには駆動用バッテリーの電力を取り出せるAC100Vコンセントが2つ付いています。

最大出力1500Wなので、ホットプレートやドライヤーなどの消費電力の大きい家電も使えます。

車中泊をした翌朝に電気ケトルでお湯を沸かしてコーヒーを飲む、なんて想像しただけでワクワクしますね。

アウトランダーをベースにしたキャンピングカー

ハイエースやエブリィをベースにしたキャンピングカーは以前から良く見られ選択肢が多いですが、最近は ヴォクシーやステップワゴンなどのミニバンをベースにした車中泊仕様のクルマも増えてきました。

キャンピングカーの購入を購入をお薦めするつもりはありませんが、ポップアップルーフ付であれは就寝人数も増えますし、フロントシートの回転機能があれば車内はリビングスペースにもなります。

購入しないとしても、寝心地の良いベッドスペースを作る際にシートアレンジをどうするのが良いか、収納スペースを狭い室内空間で如何に確保するか、といった点は参考になるのではないでしょうか。

キャンピングカーショーやフェアが東京や大阪、その他地方都市で開催されていますので、参考にするのも良いと思います。

「アウトランダーPHEVポップアップ仕様」 by 西尾張三菱自動車販売


「アウトランダーPHEVポップアップ仕様」 by 西尾張三菱自動車販売


「アウトランダーPHEVポップアップ仕様」 by 西尾張三菱自動車販売

ベース車となるアウトランダーPHEVには、車内に2か所のコンセントがあり、合計1500Wまでの電気を供給できます。
家電製品を満載して、どこへでも旅立てるのが、巨大なリチウム電池を搭載したアウトランダーPHEVの長所です。

アウトランダーPHEVのポップアップルーフ仕様は、ポップアップルーフ内に2人、セカンドシートを前倒しして「E:BED」と名付けられたベッドマット3枚で作るフラットな就寝スペースに2名の就寝が可能です。

以下の記事でもご紹介していますのでご覧ください。
大阪キャンピングカーショー2018 レポート2(普通乗用車)

アウトランダーの車中泊向け純正アクセサリ

車中泊で使えるメーカーオプションまたはディーラーオプションのアウトランダー専用品をご紹介します。
純正品の場合は、市販品と比べて一般に高価になりますが、最近はディーラー以外でもネットで購入することが可能なので安いお店を探してみましょう。

純正ブラインドシェード

車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
ブラインドシェードは、断熱性が高いため、夏は涼しく冬は温かいです。しかし、毎晩付け外しする必要があり、全ガラスに装着するのは面倒です。

フロントシェード

純正キャリア

車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。キャリアとルーフボックスやルーフラックを使って屋根の上のスペースを有効活用すれば、室内から余分な荷物は減って広い室内となります。

ベースキャリア[ルーフレール無車用] MZ532018
各種アタッチメントを装着するためのベースとなるキャリア。最大積載重量:50kg。(各種アタッチメントの製品重量を含む)

ベースキャリア[ルーフレール付車用] MZ532019
各種アタッチメントを装着するためのベースとなるキャリア。最大積載重量:50kg。(各種アタッチメントの製品重量を含む)

ルーフラックアタッチメント

アウトランダー GF7W/8W型 純正 ルーフラックアタッチメント

その他の純正グッズ

アウトランダーのアクセサリーカタログは以下です。多くのオプションがあるので参考にして下さい。

三菱公式のアウトランダーのアクセサリーカタログはコチラ

アウトランダーの車中泊向けアフターマーケット品

車中泊で使える市販のアウトランダー専用品をご紹介します。
市販品といっても車種毎の専用品ですのでサイズはちょうどよく、価格も純正品と比べてお手頃です。

市販ブラインドシェード

車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
ブラインドシェードは、断熱性が高いため、夏は涼しく冬は温かいです。しかし、毎晩付け外しする必要があり、全ガラスに装着するのは面倒です。

フロントシェード

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リアシェード

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純正ウィンドーバグネット

夏場の暑い季節に車中泊をする場合、風通しを良くするために窓を開けると蚊などの虫が社内に入ってきます。それを防ぐための車用の網戸がウィンドーバグネットです。日中に軽く昼寝する際にも遮光効果がありますのでお勧めです。

フロントウィンドーバグネット

リアウィンドーバグネット

市販キャリア

車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。キャリアとルーフボックスやルーフラックを使って屋根の上のスペースを有効活用すれば、室内から余分な荷物は減って広い室内となります。

THULE アウトランダー(GF7W・GF8W)用ベースキャリアセット(ウイングバー)

フット品番:7206
バー品番:7214
キット品番:6016

ルーフボックス:THULE Motion XT M

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ルーフラック:THULE Canyon XT

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その他の市販グッズ

シュラフ

車中泊をするうえで、最も重要なのは快適な睡眠をとることではないでしょうか。睡眠不足だと翌日のレジャーも楽しくありませんし、交通事故などの要因にもなりかねません。そのためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがまず重要ですが、同じように重要なのが、シュラフです。

シュラフを選ぶ場合の最も重要な基準は保温力です。寒くて眠れなかったり、朝方に目を覚ましたりして寝不足が続くと、折角の旅行も辛い修行になってしまいます。
まず最初に一つ買うのであれば、車中泊に出る機会が多い春と秋に使える3シーズン用シュラフを買いましょう。

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モンベル(mont-bell)
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車中泊に慣れてきて年間を通して車中泊するようになったら冬用シュラフを買い足しましょう。真冬の深夜から明け方の気温では低体温症となる危険性がありますので、冬用のシュラフを買う際は、記載されている保温力を参考にして適切な対応温度のシュラフを購入しましょう。

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夏用は3シーズン用をジッパーを開けて使うことで対応できるので買う必要性は低いですが、夏に頻繁に車中泊をするなら、夏用シュラフかインナーシュラフを購入しましょう。

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キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
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ランタン

寝るまでの時間に、車内でまったりお酒をのんだり、スマホをいじったりする時には、バッテリー上がりの心配のある室内灯ではなくランタンの灯りを使いたいですね。特に室内ですと小型で場所を取らず、火を使わず安全なLEDランタンがあると便利です。

LEDランタンのおすすめメーカーは、ジェントス(GENTOS)です。キャンパーから絶大な支持を受けていて、売れ筋ランキングの上位を独占しています。

中でも「ジェントス エクスプローラー EX-AG334D」は、直径59mm、重さ約242gと小ぶりなので、ドリンクホルダーに入れたり、アシストグリップから吊り下げることもできて、狭い車内でも置き場所に困りません。

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GENTOS(ジェントス)
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モバイルバッテリー機能を備えた2in1 LEDランタンですと寝ている間にスマホの充電も出来ますし、災害時・停電時の対策としても一つあると安心です。

「ジェントス EX-964DL」は、手回し充電機能がついた「防災仕様」モデルです。

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更にBluetoothスピーカーまで付いた3in1 LEDランタンですと好きな音楽を聴きながらゆっくりできます。

キャンプでの利用をメインに想定しているようですが、車中泊でも最強だと思いませんか?
昼間のドライブ中にシガーソケットから充電しておいて、夜は明るい車内で好きな音楽き、更に寝ている間にスマホの充電も出来るんですよ。バッテリーが減れば翌日の昼間に充電出来るので、安心してガンガン使えます。

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バッテリー

長期間の車中泊旅をする際は、スマホやカメラ、パソコンなどの家電品の電源を確保する必要があります。

もしモバイルバッテリーを持っていないのであれば、日常での利用とも共有できるので、是非一つ購入しましょう。バックに入れて持ち運べば、スマホやタブレットの電池切れの時にも充電できますよ。

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AC出力付モバイルバッテリーがあると、車中泊やキャンプで家庭用電化製品を使うための電源を確保出来ますし、少し大きくて重いですがカバンに入れて普段持ち運んで使用することも可能です。

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車中泊用にクルマに積んで使う用途がメインであればポータブルバッテリーをおすすめします。ポータブルバッテリーはバッテリー容量が大きく、本体の充電方式は、AC電源、DC電源、ソーラーに対応しています。更に地震などの万が一の備えの防災用品としても重宝します。

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クルマのバッテリー上がり時にはエンジンをかけるためのジャンプスターターとしても使えるモバイルバッテリーもあります。クルマのバッテリー上がりが気になる方はこちらの製品も検討してみて下さい。

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シガーソケットからの充電

日中のドライブ時に、シガーソケットからスマホやタブレット、モバイルバッテリーなどのUSB機器や、USB Type-Cを搭載したノートPC等に充電するカーチャージャーです。

Anker PowerDrive Speed 2-1 PD

シガーソケットのDC12Vを家電品で使用されているAC100Vに変換するインバーターがあれば、クルマのシガーソケットの電源で家電が使えます。

BESTEK カーインバーター 300W

あると便利なグッズ

車内でお湯を沸かすための湯沸かしグッズがあると、コーヒーを飲んだり、インスタントラーメンを食べたり、湯たんぽに使用したりできて本当に便利です。

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車載用冷蔵庫があれば、夜に車中泊地に移動してからキンキンに冷えたビールを飲めます。

クーラーボックス・クーラーバッグであれば、保冷力は下がりますが、電源不要ですし、クーラーバッグなら使用していないときは折り畳むこともできます。

アウトランダーの購入を検討されている方へ

アウトランダーは、後席を倒せばフルフラットになり、クッションなどで充分寝られるスペースができるので、一人か二人の車中泊なら十分可能です。

またリチウム電池を搭載したアウトランダーPHEVは、今までの車中泊とは違って、家電品を旅先でも使い日常と同じような車中泊を楽しむことができます。

アウトランダーの新車購入相場

アウトランダーは夏頃にマイナーチェンジがあると噂されており、その情報を上手く使って値引きを拡大することができると思われます。

また、マツダ CX-5CX-8、日産 エクストレイル、スバル フォレスターと競合させるのも効果的です。

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