日常的にスマホやデジカメ等を充電するためにモバイルバッテリーを利用されている方は多いと思います。今回ご紹介するのは、クルマのバッテリー上がり時にはエンジンをかけるためのジャンプスターターとしても使えるモバイルバッテリーです。
ジャンプスターターの用途
モバイルバッテリとして
スマホ、デジカメ、タブレット、携帯ゲーム機などの電子デバイスへの充電も可能。
私は車中泊の時は、日中のドライブ時にシガーソケットからバッテリーに充電し、夜寝ているうちに電子デバイスに充電するという使い方をしています。
ジャンプスターターとして
クルマのバッテリー上がり時に、付属のジャンパーケーブルと一緒に使えば、クルマのエンジンを始動できます。
これさえあればロードサービスを呼ぶことも、別のクルマのバッテリーをブースターケーブルで繋いでエンジン始動する手間も要りません。
まさに車中泊の旅には必需品ですね。
ジャンプスターターの選択ポイント
バッテリー容量(mAh)
バッテリーの最大容量です。容量が大きいほど、電子デバイスを充電できる回数は増えますが、重く大きくなり価格が高くなります。
まずは自分の電子デバイスのバッテリー容量を確認した上で検討されることをお勧めします。また、充電時の電圧変換により約30%程度のロスが発生することも考慮して検討しましょう。
日常的にカバンに入れて持ち運びされるなら、容量5,000mAhから10,000mAhのものを、クルマに置いて利用されるなら、容量15,000mAhから20,000mAhのものをお勧めします。
出力電流(A)
電子デバイスに出力可能な電流値。
スマホは大体1A以上、タブレットは大体2A(iPadは2.1A)以上の出力が充電に必要です。
出力電流が大きいほど電子デバイスの充電スピードが早くなります。
採用規格
USB Power Delievery(USB PD)
USBの端子の規格で、最新の規格が2014年8月に登場したUSB Type-Cです。
USB Power Delieveryは、USB Type-Cの給電規格で、理論上では最大100W(20V / 5A)までの電力を供給できます。給電能力が高いので、従来より短い時間で充電できるようになります。
ただし、その能力を発揮させるにはカーチャージャーだけでなく、スマホやノートPC等のデジタルガジェット、充電ケーブルもUSB PDに対応している必要があります。
Quick Charge(QC)
米Qualcom社が開発した、スマホやタブレットを急速充電する規格。Quick Chargeの場合は電流ではなく電圧を上げることで急速充電を行います。
Android端末にはQualcom社製CPUが広く採用されているのでQuick Charge2.0(QC2.0)やQuick Charge 3.0(QC3.0)に対応している端末は多いので、Androidユーザーにはおすすめです。QC3対応であれば出力電流も高いのでiPhoneユーザーにもオススメです。
入力電流(A)
電源からモバイルバッテリーへ出力可能な電流値。
入力電流が大きいほどバッテリー自体の充電スピードが早くなります。
USBポート数
一度に充電できる機器の数に違いがあります。2ポートのものをおすすめします。
入力電圧(V)
乗用車は通常12V、トラックは24Vです。心配な方はクルマのマニュアルを確認することをおすすめします。
ジャンプスターターのおすすめ
UTRAI ジャンプスターター 22000mAh
USB QC3.0 ポート数: 2, 5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A; USB2:5V/2.4A
入力電圧: 12V車用
HITACHI ポータブルパワーソース PS-16000RP
入力電圧: 12V車用
Arteck ジャンプスターター 12000mAh
入力電圧: 12V車用
YABER ジャンプスターター 12000mAh
Wstyle ジャンプスターター 400A
入力電圧: 12V車用
山城 ボルトマジック JS-06 6000mAh
入力電圧: 12V車用
PHILIPS ジャンプスターター 12000mAh
入力電圧: 12V車用
BUTURE ジャンプスターター 13800mAh
入力電圧: 12V車用
ZUKAKA ジャンプスターター 26800mAh
車・オートバイ・自転車・ボールなどに空気を入れることができる空気入れが付いていて、設定した空気圧に達すると、電動エアポンプが自動的に充填をストップする充填停止機能があるため、空気の入れすぎや入れ不足などのご心配もありません。
USB ポート数: 2, 1つは5v/2.1A、1つは5V/3A、 9V/2A、12V/ 1.5A
入力電圧: 12V車用
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