5代目アトレーワゴン(S321/S331, 2005年5月~2021年11月)で車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説

5代目アトレーワゴン(S321/S331, 2005年5月~2021年11月)で車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説

本記事は、2021年12月にフルモデルチェンジする前の5代目アトレーワゴン(S321/S331, 2005年5月~2021年11月)に関する情報を掲載しています。

新型アトレーの情報はコチラ

アトレーワゴンは、ダイハツ工業の軽1BOXです。

ハイゼットの乗用グレードに当たるのがアトレーワゴンで、車名に共通点は無く、独立した車種となっていますが、基本構造はハイゼットとほぼ共通です。

2005年5月10代目ハイゼットカーゴから約5ヶ月遅れでフルモデルチェンジされ、その後2017年11月に2回目のマイナーチェンジを実施しています。

そんなアトレーワゴン(S321/S331)が車中泊にも適しているのかどうかは気になるところですよね。

ダイハツのアトレーワゴン公式サイトはコチラ

この記事は2021年5月10日時点での情報です。紹介している商品の在庫がなかったり、販売終了となっている可能性がありますので、ご注意下さい。

アトレーワゴンの走行性能

車中泊で旅する際には、クルマで日々長距離をドライブすることになりますから走行性能や燃費も重要です。

カタログ燃費

ガソリン車(2WD): 15.2km/l
ガソリン車(4WD): 15.2km/l

アトレーワゴンの安全性能

車中泊の旅では長時間、長距離を運転する機会が多いですから、その分事故の可能性も増えます。
最近は安全装備を標準装備したクルマが増えていますが、メーカーや車種により内容に違いがありますから、しっかり検討しましょう。

予防安全性能

運転中の「ヒヤッ」とするシーンで事故の回避の支援や被害の軽減を図り、安全運転をサポートする「スマートアシストⅢ」は、軽キャブワゴン初、歩行者も認識して作動する機能を採用しています。

衝突警報機能(対車両・対歩行者)/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)

走行中に前方の車両と歩行者を認識し、衝突の危険性があると判断した場合にドライバーへ注意喚起。さらに危険性が高まった場合には緊急ブレーキで減速。衝突の回避や、衝突時の被害軽減に寄与します。

車線逸脱警報機能

約60km/h以上で走行中にステレオカメラが車線を検知している場合、道路上の車線から逸脱しそうになると、ドライバーへ警報し、逸脱回避操作を促します。

誤発進抑制制御機能(前方・後方)

約10km/h以下で障害物を認識後、踏み間違い(アクセルペダルを強く踏み込んだ場合)を判定してエンジン出力を抑制し、ブザー音とメーター内表示でお知らせします。

衝突安全性能

衝突安全ボディ

「TAF」は、国内衝突安全基準を余裕をもってクリアしたのはもちろん、世界で実施されている厳しい試験法を組み合わせた衝突実験においても十分な生存空間を確保できるように設計されたボディです。

全車にデュアルSRSエアバッグを標準装備

前からの強い衝撃時、瞬時に膨張・収縮し、運転席・助手席乗員の頭部、胸部への重大な傷害を軽減します。

アトレーワゴンの居住性

車中泊をする場合、居住性は最も重要な要素です。
広くてフラットな就寝スペースがないと、睡眠不足になったり体のあちこちが痛くて翌日の旅行を充分に楽しむことができません。
室内サイズとシートアレンジは充分検討しましょう。

室内サイズ

室内サイズ 長さ: 2020/1875mm
室内サイズ 幅: 1285/1310mm
室内サイズ 高さ: 1350mm

シートアレンジ

後席を前に倒すシートアレンジにより、約160cm × 約130cm のフラットなスペースが生まれます。ただし、後席に若干の傾斜があり、荷室との間に隙間もありますので、クッション等でうまく埋める必要があります。


アトレーワゴン
※ダイハツ工業株式会社の公式HPから画像を引用


アトレーワゴン
※ダイハツ工業株式会社の公式HPから画像を引用

アトレーワゴンの理想のベッドスペース

アトレーワゴンのような軽自動車は、1、2列目のシートアレンジにより、一人または二人であれば寝られる程度のベッドスペースを確保できます。

ベッドやクッションマット

ベッドやクッションマットを使って、充分に睡眠が取れて、前日の体の疲れが取れるようにすることは、車中泊の旅を充分に楽しむ上でとても重要です。

軽ハイトワゴンは、室内の高さがあるのでクッションマットではなくベッドを組むことをオススメします。ベッドの場合は床下を収納スペース代わりに使用できるぶんよりいっそう広びろとします。



時間と手間がかかリますが、ベッドを自作することができ、購入するのと比べると安上がりです。

ネットで検索すると様々な車種で自作されている事例が見つかりますし、私自身も自作しています。

イレクターパイプを使ってベッドを自作

カーテンやブラインドシェード

カーテンやブラインドシェードを使って、車外からの視線・街灯の灯りをブロックする対策は防犯・安眠の点で非常に重要です。

アトレーワゴンのように車内スペースが狭い車種は、車内の窓ガラス全てを覆うパターンをオススメします。

カーテンかブラインドシェードかは、好みの問題ですが、ブラインドシェードは、断熱性が高いため、夏は涼しく冬は温かいのでオススメです。



アトレーワゴンの車中泊向け純正アクセサリ

車中泊で使えるメーカーオプションまたはディーラーオプションのアトレーワゴン専用品をご紹介します。
純正品の場合は、市販品と比べて一般に高価になりますが、最近はディーラー以外でもネットで購入することが可能なので安いお店を探してみましょう。

純正ルーフインナーバー

車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。ヘッドクリアランスの高いクルマの場合は天井周りのスペースを活用するためにルーフインナーバーやルーフネットを設置しましょう。

マルチレール

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適用:アトレーカスタムターボ、アトレーリヤシートリフト

ハンガーバー(マルチレール用)

アトレーワゴン S321 純正 ハンガーバー(マルチレール用)

適用:アトレーカスタムターボ、アトレーリヤシートリフト

最大積載荷重:15kg。

純正ルーフネット

車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。ヘッドクリアランスの高いクルマの場合は天井周りのスペースを活用するためにルーフインナーバーやルーフネットを設置しましょう。

オーバーヘッドネット(マルチレール用)

適用:アトレーカスタムターボ、アトレーリヤシートリフト

最大積載荷重:5kg。 

純正バックドアタープ

バックドアタープは車中泊に必須という訳ではないですが、オートキャンプ場などではあると便利です。小さい子供がいれば喜びますし、ソロでもクルマの後ろに自分のプライベート空間を確保できます。スキー・スノボやサーフウェアに着替えるスペースとしても活用できます。

プライベートカーテン

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適用:全車

河原や海岸などの水辺で人目を気にせず着替えができます。また、後部カーテンを開ければ日除けとしても利用できます。

純正キャリア

車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。キャリアとルーフボックスやルーフラックを使って屋根の上のスペースを有効活用すれば、室内から余分な荷物は減って広い室内となります。

システムベース

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適用:アトレー全車

ステー高さ:235mm。本体バーサイズ:長さ1,270×幅32×高さ23mm。耐荷重30kg。

ルーフキャリア

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適用:アトレー全車

スマートなエアロフォルムを採用した軽量アルミ製。サイズ(外寸):長さ1,185×幅830×高さ75mm。
(内寸):長さ1,050×幅760×高さ55mm。製品自重:6.6kg。

ルーフボックス

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適用:アトレー全車

製品自重:15kg。サイズ(外寸):長さ1,825×幅820×高さ340mm。容量300L

その他の純正グッズ

アトレーワゴンのアクセサリーカタログは以下です。多くのオプションがあるので参考にして下さい。

ダイハツ公式のアトレーワゴンのアクセサリーカタログはコチラ

アトレーワゴンの車中泊向けアフターマーケット品

車中泊で使える市販のアトレーワゴン専用品をご紹介します。
市販品といっても車種毎の専用品ですのでサイズはちょうどよく、価格も純正品と比べてお手頃です。

市販ベッド

車中泊の時に快適な睡眠を取るためのベストの解決策は、ベッドです。ベッドはグラつかず安定するので、熟睡する事ができますし、寝るまでの時間を車内で過ごすときも床面のクッション性が良すぎない方が過ごしやすいです。

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市販クッションマット

車中泊の時に快適な睡眠を取るためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがあります。クッショマットは、室内高の犠牲は小さくて済み、設置が容易で、使わないときは邪魔になりにくい点がメリットです。

くるマット
フルフラット化したシートの凹凸を上手く埋められるようシート形状に合わせて複数の座布団サイズのクッションマットを組み合わせて敷くタイプです。一人の場合は片側だけ敷く事ももちろん可能です。

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市販ブラインドシェード

車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
ブラインドシェードは、断熱性が高いため、夏は涼しく冬は温かいです。しかし、毎晩付け外しする必要があり、全ガラスに装着するのは面倒です。

フロントシェード

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リアシェード

アトレーワゴン S321 専用 リアシェード

市販バックドアタープ

バックドアタープは車中泊に必須という訳ではないですが、オートキャンプ場などではあると便利です。小さい子供がいれば喜びますし、ソロでもクルマの後ろに自分のプライベート空間を確保できます。スキー・スノボやサーフウェアに着替えるスペースとしても活用できます。

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市販キャリア

車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。キャリアとルーフボックスやルーフラックを使って屋根の上のスペースを有効活用すれば、室内から余分な荷物は減って広い室内となります。

システムキャリア:INNO/イノー キャリア車種別セット

フット品番: IN-DDK
バー品番: IN-B127

ルーフボックス:INNO ルーフボックス 33

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ルーフラック:INNO エアロラックシェイパー 80

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その他の市販グッズ

シュラフ

車中泊をするうえで、最も重要なのは快適な睡眠をとることではないでしょうか。睡眠不足だと翌日のレジャーも楽しくありませんし、交通事故などの要因にもなりかねません。そのためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがまず重要ですが、同じように重要なのが、シュラフです。

シュラフを選ぶ場合の最も重要な基準は保温力です。寒くて眠れなかったり、朝方に目を覚ましたりして寝不足が続くと、折角の旅行も辛い修行になってしまいます。
まず最初に一つ買うのであれば、車中泊に出る機会が多い春と秋に使える3シーズン用シュラフを買いましょう。

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モンベル(mont-bell)
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車中泊に慣れてきて年間を通して車中泊するようになったら冬用シュラフを買い足しましょう。真冬の深夜から明け方の気温では低体温症となる危険性がありますので、冬用のシュラフを買う際は、記載されている保温力を参考にして適切な対応温度のシュラフを購入しましょう。

ナンガ オーロラライト 600DX

夏用は3シーズン用をジッパーを開けて使うことで対応できるので買う必要性は低いですが、夏に頻繁に車中泊をするなら、夏用シュラフかインナーシュラフを購入しましょう。

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キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
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ランタン

寝るまでの時間に、車内でまったりお酒をのんだり、スマホをいじったりする時には、バッテリー上がりの心配のある室内灯ではなくランタンの灯りを使いたいですね。特に室内ですと小型で場所を取らず、火を使わず安全なLEDランタンがあると便利です。

LEDランタンのおすすめメーカーは、ジェントス(GENTOS)です。キャンパーから絶大な支持を受けていて、売れ筋ランキングの上位を独占しています。

中でも「ジェントス エクスプローラー EX-AG334D」は、直径59mm、重さ約242gと小ぶりなので、ドリンクホルダーに入れたり、アシストグリップから吊り下げることもできて、狭い車内でも置き場所に困りません。

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GENTOS(ジェントス)
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モバイルバッテリー機能を備えた2in1 LEDランタンですと寝ている間にスマホの充電も出来ますし、災害時・停電時の対策としても一つあると安心です。

「ジェントス EX-964DL」は、手回し充電機能がついた「防災仕様」モデルです。

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更にBluetoothスピーカーまで付いた3in1 LEDランタンですと好きな音楽を聴きながらゆっくりできます。

キャンプでの利用をメインに想定しているようですが、車中泊でも最強だと思いませんか?
昼間のドライブ中にシガーソケットから充電しておいて、夜は明るい車内で好きな音楽き、更に寝ている間にスマホの充電も出来るんですよ。バッテリーが減れば翌日の昼間に充電出来るので、安心してガンガン使えます。

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コールマン(Coleman)
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バッテリー

長期間の車中泊旅をする際は、スマホやカメラ、パソコンなどの家電品の電源を確保する必要があります。

もしモバイルバッテリーを持っていないのであれば、日常での利用とも共有できるので、是非一つ購入しましょう。バックに入れて持ち運べば、スマホやタブレットの電池切れの時にも充電できますよ。

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AC出力付モバイルバッテリーがあると、車中泊やキャンプで家庭用電化製品を使うための電源を確保出来ますし、少し大きくて重いですがカバンに入れて普段持ち運んで使用することも可能です。

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車中泊用にクルマに積んで使う用途がメインであればポータブルバッテリーをおすすめします。ポータブルバッテリーはバッテリー容量が大きく、本体の充電方式は、AC電源、DC電源、ソーラーに対応しています。更に地震などの万が一の備えの防災用品としても重宝します。

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クルマのバッテリー上がり時にはエンジンをかけるためのジャンプスターターとしても使えるモバイルバッテリーもあります。クルマのバッテリー上がりが気になる方はこちらの製品も検討してみて下さい。

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シガーソケットからの充電

日中のドライブ時に、シガーソケットからスマホやタブレット、モバイルバッテリーなどのUSB機器や、USB Type-Cを搭載したノートPC等に充電するカーチャージャーです。

Anker PowerDrive Speed 2-1 PD

シガーソケットのDC12Vを家電品で使用されているAC100Vに変換するインバーターがあれば、クルマのシガーソケットの電源で家電が使えます。

BESTEK カーインバーター 300W

あると便利なグッズ

車内でお湯を沸かすための湯沸かしグッズがあると、コーヒーを飲んだり、インスタントラーメンを食べたり、湯たんぽに使用したりできて本当に便利です。

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車載用冷蔵庫があれば、夜に車中泊地に移動してからキンキンに冷えたビールを飲めます。

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クーラーボックス・クーラーバッグであれば、保冷力は下がりますが、電源不要ですし、クーラーバッグなら使用していないときは折り畳むこともできます。

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アトレーワゴンの購入を検討されている方へ

アトレーワゴンは、エブリィと同様に、軽サイズながらも車中泊に適したスペースをもっており、一人から二人の車中泊が可能です。

アトレーワゴンの新車購入相場

他の軽と比べると価格が高目に設定されていますが、発売後既に10年以上経過したモデルなので値引き大きな値引きを引き出しやすいです。
スズキのエブリイワゴン、ホンダバモスと競合して行けば、値引きも拡大するでしょう。

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