ステップワゴン(Step wgn)とステップワゴン スパーダ(Step wgn SPADA)は、ホンダのミニバンです。
ホンダのステップワゴンは、わくわくゲートによるカーゴルームへのアプローチや低めのステップ高による乗降性の向上など、利便性と居住性に優れたミニバンです。
2022年5月に発売された6代目は、クリーンでシンプルなデザインに、細いメッキモールをさりげなく施し上質感を表現した「エアー」と、リアに向けて伸びやかな流れをイメージできる造形としながらもより力強く品格あるたたずまいを表現した「スパーダ」の2タイプが設定されています。残念ながらわくわくゲートは廃止されて一般的な縦開となりました。
そんなステップワゴン(ガソリン RP6/RP7/RP8型)が車中泊にも適しているのかどうかは気になるところですよね。
ステップワゴンの走行性能
車中泊で旅する際には、クルマで日々長距離をドライブすることになりますから走行性能や燃費も重要です。
カタログ燃費
パワートレインはハイブリッドとターボエンジンの2種類あります。ステップワゴンは、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載した車もありますから、走行距離が多いのであれば、そちらを検討しましょう。
ガソリン車(FF): 13.2 – 13.9km/l
ガソリン車(4WD): 12.9 – 13.3km/l
WLTCモードでの計測値です。
ステップワゴンの安全性能
車中泊の旅では長時間、長距離を運転する機会が多いですから、その分事故の可能性も増えます。
最近は安全装備を標準装備したクルマが増えていますが、メーカーや車種により内容に違いがありますから、しっかり検討しましょう。
予防安全性能
最新の安全運転支援システム「Honda SENSING」は全車で標準装備。アダプティブクルーズコントロール(ACC)は全タイプで渋滞追従機能を搭載しました。後方誤発進抑制機能や近距離衝突軽減ブレーキを新たに追加し、運転時の負担をより軽減しています。
渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)
適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減。
後方誤発進抑制機能
不注意による急な後退を防止し注意を喚起。
近距離衝突軽減ブレーキ
壁などの障害物の見落としによる衝突回避・被害の軽減を支援。
衝突安全性能
運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム 1列目シート用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム
「早く」「優しく」「長く」ふくらむHonda独自のエアバッグ。すべての席で、すぐれた乗員保護性能を発揮します。
衝突安全設計ボディー
すべての基本となるボディー骨格は、各所に軽量かつ強度に優れた素材を配置。衝突時の乗員保護性能に貢献しています。
ステップワゴンの居住性
車中泊をする場合、居住性は最も重要な要素です。
広くてフラットな就寝スペースがないと、睡眠不足になったり体のあちこちが痛くて翌日の旅行を充分に楽しむことができません。
室内サイズとシートアレンジは充分検討しましょう。
室内サイズ
2列目シートは前後だけでなく左右にもスライドが可能です。
室内サイズ 幅: 1,545mm
室内サイズ 高さ: 1,410mm
シートアレンジ
2列目シートと3列目シートを後ろに倒せば大人二人が寝られるスペースになります。
通常サイズのベッドもこのとおり、余裕で設置できます。
1列目シートを後ろに倒せばさらに広いスペースになります。
ステップワゴンの車中泊向け純正アクセサリ
車中泊で使えるメーカーオプションまたはディーラーオプションのステップワゴン専用品をご紹介します。
純正品の場合は、市販品と比べて一般に高価になりますが、最近はディーラー以外でもネットで購入することが可能なので安いお店を探してみましょう。
純正ブラインドシェード
車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
ブラインドシェードは、断熱性が高いため、夏は涼しく冬は温かいです。しかし、毎晩付け外しする必要があり、全ガラスに装着するのは面倒です。
プライバシーシェード
純正カーテン
車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
遮光カーテンは付けっぱなしにできるため、車中泊のたびに取り付ける手間もなく簡単です。
セパレートカーテン
その他の純正グッズ
ステップワゴンのアクセサリーカタログは以下です。多くのオプションがあるので参考にして下さい。
ステップワゴンの車中泊向けアフターマーケット品
車中泊で使える市販のステップワゴン専用品をご紹介します。
市販品といっても車種毎の専用品ですのでサイズはちょうどよく、価格も純正品と比べてお手頃です。
市販クッションマット
車中泊の時に快適な睡眠を取るためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがあります。クッショマットは、室内高の犠牲は小さくて済み、設置が容易で、使わないときは邪魔になりにくい点がメリットです。
車中泊ベッドキット シート上エアマット
付属のポンプで空気を入れるだけで簡単に組立てが出来るベッドキットです。コンパクトで持ち運びラクラク。専用ボストンバッグに収納してトランクスペースに常時収納しておくことも可能です。
市販ブラインドシェード
車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
ブラインドシェードは、断熱性が高いため、夏は涼しく冬は温かいです。しかし、毎晩付け外しする必要があり、全ガラスに装着するのは面倒です。
ShinShade(シンシェード)
クルマのサンバイザーアームに固定ロールアップ式のスクリーンなので、一度設置すれば運転の都度取り外しする手間が不要となります。停車時は、フロントガラスに沿ってサンシェードを下に引くだけ、数秒で設置完了です。運転開始時は、右端のスイッチを押すだけで、自動巻き上げでスピーディーに収納されます。
市販カーテン
車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
遮光カーテンは付けっぱなしにできるため、車中泊のたびに取り付ける手間もなく簡単です。
間仕切りカーテン
その他の市販グッズ
シュラフ
車中泊をするうえで、最も重要なのは快適な睡眠をとることではないでしょうか。睡眠不足だと翌日のレジャーも楽しくありませんし、交通事故などの要因にもなりかねません。そのためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがまず重要ですが、同じように重要なのが、シュラフです。
シュラフを選ぶ場合の最も重要な基準は保温力です。寒くて眠れなかったり、朝方に目を覚ましたりして寝不足が続くと、折角の旅行も辛い修行になってしまいます。
まず最初に一つ買うのであれば、車中泊に出る機会が多い春と秋に使える3シーズン用シュラフを買いましょう。
車中泊に慣れてきて年間を通して車中泊するようになったら冬用シュラフを買い足しましょう。真冬の深夜から明け方の気温では低体温症となる危険性がありますので、冬用のシュラフを買う際は、記載されている保温力を参考にして適切な対応温度のシュラフを購入しましょう。
夏用は3シーズン用をジッパーを開けて使うことで対応できるので買う必要性は低いですが、夏に頻繁に車中泊をするなら、夏用シュラフかインナーシュラフを購入しましょう。
ランタン
寝るまでの時間に、車内でまったりお酒をのんだり、スマホをいじったりする時には、バッテリー上がりの心配のある室内灯ではなくランタンの灯りを使いたいですね。特に室内ですと小型で場所を取らず、火を使わず安全なLEDランタンがあると便利です。
LEDランタンのおすすめメーカーは、ジェントス(GENTOS)です。キャンパーから絶大な支持を受けていて、売れ筋ランキングの上位を独占しています。
中でも「ジェントス エクスプローラー EX-AG334D」は、直径59mm、重さ約242gと小ぶりなので、ドリンクホルダーに入れたり、アシストグリップから吊り下げることもできて、狭い車内でも置き場所に困りません。
モバイルバッテリー機能を備えた2in1 LEDランタンですと寝ている間にスマホの充電も出来ますし、災害時・停電時の対策としても一つあると安心です。
「ジェントス EX-964DL」は、手回し充電機能がついた「防災仕様」モデルです。
更にBluetoothスピーカーまで付いた3in1 LEDランタンですと好きな音楽を聴きながらゆっくりできます。
キャンプでの利用をメインに想定しているようですが、車中泊でも最強だと思いませんか?
昼間のドライブ中にシガーソケットから充電しておいて、夜は明るい車内で好きな音楽き、更に寝ている間にスマホの充電も出来るんですよ。バッテリーが減れば翌日の昼間に充電出来るので、安心してガンガン使えます。
バッテリー
長期間の車中泊旅をする際は、スマホやカメラ、パソコンなどの家電品の電源を確保する必要があります。
もしモバイルバッテリーを持っていないのであれば、日常での利用とも共有できるので、是非一つ購入しましょう。バックに入れて持ち運べば、スマホやタブレットの電池切れの時にも充電できますよ。
AC出力付モバイルバッテリーがあると、車中泊やキャンプで家庭用電化製品を使うための電源を確保出来ますし、少し大きくて重いですがカバンに入れて普段持ち運んで使用することも可能です。
車中泊用にクルマに積んで使う用途がメインであればポータブルバッテリーをおすすめします。ポータブルバッテリーはバッテリー容量が大きく、本体の充電方式は、AC電源、DC電源、ソーラーに対応しています。更に地震などの万が一の備えの防災用品としても重宝します。
クルマのバッテリー上がり時にはエンジンをかけるためのジャンプスターターとしても使えるモバイルバッテリーもあります。クルマのバッテリー上がりが気になる方はこちらの製品も検討してみて下さい。
シガーソケットからの充電
日中のドライブ時に、シガーソケットからスマホやタブレット、モバイルバッテリーなどのUSB機器や、USB Type-Cを搭載したノートPC等に充電するカーチャージャーです。
シガーソケットのDC12Vを家電品で使用されているAC100Vに変換するインバーターがあれば、クルマのシガーソケットの電源で家電が使えます。
あると便利なグッズ
車内でお湯を沸かすための湯沸かしグッズがあると、コーヒーを飲んだり、インスタントラーメンを食べたり、湯たんぽに使用したりできて本当に便利です。
車載用冷蔵庫があれば、夜に車中泊地に移動してからキンキンに冷えたビールを飲めます。
クーラーボックス・クーラーバッグであれば、保冷力は下がりますが、電源不要ですし、クーラーバッグなら使用していないときは折り畳むこともできます。
ステップワゴンの購入を検討されている方へ
ステップワゴンは室内空間が広く、シートアレンジでフラットに近いスペースを作れるので車中泊にはピッタリのクルマです。
ステップワゴンの新車購入相場
ヴォクシーやセレナなどのライバル車との競合が効果的です。
特に値引きが拡大しているセレナと競合させると値引きを引き出しやすいです。
中古車購入相場
今お持ちのクルマの買取相場
買い替えであれば、今のクルマの買取価格を事前に調査し、高いところで買い取ってもらうか、買取相場を考慮して価格交渉しましょう。
買取価格は、無料で簡単に調査できます。煩わしい営業電話の心配も無し。
詳しくは、クルマの上手な乗り換えテクニックで説明しています。
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