本記事は、2020年1月にフルモデルチェンジする前の初代ハスラー(2014年~2019年)に関する情報を掲載しています。
「遊べる軽」というコンセプトのハスラーは、軽クロスオーバーSUVというセグメントで、多少のオフロードであれば走破できますし、乗り手が好むアウトドアのシーンに応じたアクセサリーパッケージが用意されています。
また、カラフルな色使いや丸みのあるキュートなデザインから男性だけでなく女性にも人気があります。
そんなハスラーが車中泊でも適しているのかどうかは気になるところですよね。
ハスラーの走行性能
車中泊で旅する際には、クルマで日々長距離をドライブすることになりますから走行性能や燃費も重要です。
カタログ燃費
発進後~加速時にモーターでエンジンをアシストする「S-エネチャージ」を搭載し、低燃費を実現しています。
Xターボ・Gターボ 2WD CVT車: 27.8km/l
ラフロード走破性
大径タイヤと余裕の最低地上高で、雪道でも、ちょっとしたラフロードでも、余裕をもって走行します。
ハスラーの安全性能
車中泊の旅では長時間、長距離を運転する機会が多いですから、その分事故の可能性も増えます。
最近は安全装備を標準装備したクルマが増えていますが、メーカーや車種により内容に違いがありますから、しっかり検討しましょう。
予防安全性能
SUZUKI Safety Supportは、事故を未然に防ぎ、万一のときの安全を確保するために、運転をサポートする様々な技術で、ヒヤリとする場面も限りなくゼロに近づけていきます。
デュアルカメラブレーキサポート搭載
衝突被害軽減システムに、2つのカメラを搭載したステレオカメラ方式を採用、2016年度JNCAP予防安全性能アセスメントにおいて最高ランクを獲得しています。
誤発進抑制機能
踏みまちがいによる急発進を回避します。
車線逸脱警報機能
走行中に左右の区画線を検知して進路を予測。前方不注意などで車線をはみ出しそうになると、ドライバーに注意を促します。
ハスラーの居住性
車中泊をする場合、居住性は最も重要な要素です。
広くてフラットな就寝スペースがないと、睡眠不足になったり体のあちこちが痛くて翌日の旅行を充分に楽しむことができません。
室内サイズとシートアレンジは充分検討しましょう。
室内サイズ
室内サイズの小さい軽自動車で車中泊するには、前席含めてベッドスペースとすることになります。ソロ車中泊なら助手席と後部座席で、2人なら運転席も含めて全席をベッドスペースにすることでスペース的には車中泊は可能です。
室内サイズ 幅: 1,295mm
室内サイズ 高さ: 1,250mm
シートアレンジ
前席と後席を後ろに倒すシートアレンジだと、後席が180度倒れない為、身長分の長さを確保できません。
前席を前または後に、後席を前に倒すシートアレンジにすることで横になってくつろぐスペースを確保できます。
車中泊するには、このシートアレンジでも凹凸とすき間がありますので、ベッドを自作・購入するか、厚みのあるクッション等をうまく活用をしてフラットな空間をつくりだす必要があります。
ハスラーの車中泊向け純正アクセサリ
車中泊で使えるメーカーオプションまたはディーラーオプションのハスラー専用品をご紹介します。
純正品の場合は、市販品と比べて一般に高価になりますが、最近はディーラー以外でもネットで購入することが可能なので安いお店を探してみましょう。
純正クッションマット
車中泊の時に快適な睡眠を取るためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがあります。クッショマットは、室内高の犠牲は小さくて済み、設置が容易で、使わないときは邪魔になりにくい点がメリットです。
※シートリフター装着車でないと、運転席側に装着できません。
※運転席、助手席両側に設定の場合は2セット必要です。
※スペアタイヤ固定キット(4WD)と同時装着はできません。
※安全の為エンジンをかけたまま車中泊を行わないでください。
※装着した状態で走行はできません。走行時は必ず取り外してください。
純正ブラインドシェード
車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
ブラインドシェードは、断熱性が高いため、夏は涼しく冬は温かいです。しかし、毎晩付け外しする必要があり、全ガラスに装着するのは面倒です。
フロントシェード
フロントガラス+フロント左右セット。遮光生地仕様。
※装着した場合の走行はできません。走行時は必ず取り外してください。
リアシェード
バックドア+リヤ左右セット。遮光生地仕様。
※装着した状態での走行はできません。走行時は必ず取り外してください。
純正カーテン
車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
遮光カーテンは付けっぱなしにできるため、車中泊のたびに取り付ける手間もなく簡単です。
リアカーテン
バックドア+リヤ左右セット。消臭機能つき。
ラゲッジボード、トノカバーと同時装着はできません。
※走行時は視界を妨げないようにカーテンを開けてください。
純正ルーフインナーバー
車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。ヘッドクリアランスの高いクルマの場合は天井周りのスペースを活用するためにルーフインナーバーやルーフネットを設置しましょう。
※G、Xに取り付ける場合は、標準装備のアシストグリップは取り外します。
※ユーティリティカラーリングフックと同時装着はできません。
※取付にはマルチルーフバー(サイド)が必要です。
ユーティリティカラーリングフックと同時装着はできません。
※最大2セットまで取り付け可能です。
純正バックドアタープ
バックドアタープは車中泊に必須という訳ではないですが、オートキャンプ場などではあると便利です。小さい子供がいれば喜びますし、ソロでもクルマの後ろに自分のプライベート空間を確保できます。スキー・スノボやサーフウェアに着替えるスペースとしても活用できます。
※ルーフエンドスポイラーと同時装着はできません。
※カーテン&タープキット装着時は、エンジンを必ず停止してください。
純正キャリア
車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。キャリアとルーフボックスやルーフラックを使って屋根の上のスペースを有効活用すれば、室内から余分な荷物は減って広い室内となります。
ハスラーベースキャリア(ルーフレール付車/無車用)
ルーフラックアタッチメント
長さ1052mm×幅750mm×高さ100mm。
※ベースキャリアと組み合わせてご使用ください。
ハスラーの車中泊向けアフターマーケット品
車中泊で使えるハスラー専用品をご紹介します。
市販品といっても車種毎の専用品ですのでサイズはちょうどよく、価格も純正品と比べてお手頃です。
市販クッションマット
車中泊の時に快適な睡眠を取るためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがあります。クッショマットは、室内高の犠牲は小さくて済み、設置が容易で、使わないときは邪魔になりにくい点がメリットです。
車中泊ベッドキット シート上エアマット
付属のポンプで空気を入れるだけで簡単に組立てが出来るベッドキットです。コンパクトで持ち運びラクラク。専用ボストンバッグに収納してトランクスペースに常時収納しておくことも可能です。
くるマット
フルフラット化したシートの凹凸を上手く埋められるようシート形状に合わせて複数の座布団サイズのクッションマットを組み合わせて敷くタイプです。一人の場合は片側だけ敷く事ももちろん可能です。
市販ブラインドシェード
車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
ブラインドシェードは、断熱性が高いため、夏は涼しく冬は温かいです。しかし、毎晩付け外しする必要があり、全ガラスに装着するのは面倒です。
フロントシェード
リアシェード
市販カーテン
車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
遮光カーテンは付けっぱなしにできるため、車中泊のたびに取り付ける手間もなく簡単です。
フロントカーテン
リアカーテン
市販ウィンドーバグネット
夏場の暑い季節に車中泊をする場合、風通しを良くするために窓を開けると蚊などの虫が社内に入ってきます。それを防ぐための車用の網戸がウィンドーバグネットです。日中に軽く昼寝する際にも遮光効果がありますのでお勧めです。
フロントウィンドーバグネット
リアウィンドーバグネット
2列目シート用の2枚組です。
市販バックドアタープ
バックドアタープは車中泊に必須という訳ではないですが、オートキャンプ場などではあると便利です。小さい子供がいれば喜びますし、ソロでもクルマの後ろに自分のプライベート空間を確保できます。スキー・スノボやサーフウェアに着替えるスペースとしても活用できます。
市販キャリア
車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。キャリアとルーフボックスやルーフラックを使って屋根の上のスペースを有効活用すれば、室内から余分な荷物は減って広い室内となります。
いわゆるモンテカルロ・ルーフキャリアと呼ばれるキャリアですね。
その昔、ミニがモンテカルロ・ラリーで名を馳せていた時、ルーフにこのタイプのキャリアを乗せ、スペアタイヤを2本積んで走っていたことからモンテカルロ・ルーフキャリアと呼ばれるようです。
モンテカルロのプレートを付ければ、雰囲気も増々出ますが、ミニ・オーナーからの視線が怖いですね。
ちなみに、このキャリアはラパン用の純正品です。(なぜハスラーの純正でも出さないのでしょうね?)
ネットを検索すれば、ハスラーに装着している記事は多数あるので探してみてください。
私は取り付けを保証するものではありません・・・
その他の市販グッズ
シュラフ
車中泊をするうえで、最も重要なのは快適な睡眠をとることではないでしょうか。睡眠不足だと翌日のレジャーも楽しくありませんし、交通事故などの要因にもなりかねません。そのためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがまず重要ですが、同じように重要なのが、シュラフです。
シュラフを選ぶ場合の最も重要な基準は保温力です。寒くて眠れなかったり、朝方に目を覚ましたりして寝不足が続くと、折角の旅行も辛い修行になってしまいます。
まず最初に一つ買うのであれば、車中泊に出る機会が多い春と秋に使える3シーズン用シュラフを買いましょう。
車中泊に慣れてきて年間を通して車中泊するようになったら冬用シュラフを買い足しましょう。真冬の深夜から明け方の気温では低体温症となる危険性がありますので、冬用のシュラフを買う際は、記載されている保温力を参考にして適切な対応温度のシュラフを購入しましょう。
夏用は3シーズン用をジッパーを開けて使うことで対応できるので買う必要性は低いですが、夏に頻繁に車中泊をするなら、夏用シュラフかインナーシュラフを購入しましょう。
ランタン
寝るまでの時間に、車内でまったりお酒をのんだり、スマホをいじったりする時には、バッテリー上がりの心配のある室内灯ではなくランタンの灯りを使いたいですね。特に室内ですと小型で場所を取らず、火を使わず安全なLEDランタンがあると便利です。
LEDランタンのおすすめメーカーは、ジェントス(GENTOS)です。キャンパーから絶大な支持を受けていて、売れ筋ランキングの上位を独占しています。
中でも「ジェントス エクスプローラー EX-AG334D」は、直径59mm、重さ約242gと小ぶりなので、ドリンクホルダーに入れたり、アシストグリップから吊り下げることもできて、狭い車内でも置き場所に困りません。
モバイルバッテリー機能を備えた2in1 LEDランタンですと寝ている間にスマホの充電も出来ますし、災害時・停電時の対策としても一つあると安心です。
「ジェントス EX-964DL」は、手回し充電機能がついた「防災仕様」モデルです。
更にBluetoothスピーカーまで付いた3in1 LEDランタンですと好きな音楽を聴きながらゆっくりできます。
キャンプでの利用をメインに想定しているようですが、車中泊でも最強だと思いませんか?
昼間のドライブ中にシガーソケットから充電しておいて、夜は明るい車内で好きな音楽き、更に寝ている間にスマホの充電も出来るんですよ。バッテリーが減れば翌日の昼間に充電出来るので、安心してガンガン使えます。
バッテリー
長期間の車中泊旅をする際は、スマホやカメラ、パソコンなどの家電品の電源を確保する必要があります。
もしモバイルバッテリーを持っていないのであれば、日常での利用とも共有できるので、是非一つ購入しましょう。バックに入れて持ち運べば、スマホやタブレットの電池切れの時にも充電できますよ。
AC出力付モバイルバッテリーがあると、車中泊やキャンプで家庭用電化製品を使うための電源を確保出来ますし、少し大きくて重いですがカバンに入れて普段持ち運んで使用することも可能です。
車中泊用にクルマに積んで使う用途がメインであればポータブルバッテリーをおすすめします。ポータブルバッテリーはバッテリー容量が大きく、本体の充電方式は、AC電源、DC電源、ソーラーに対応しています。更に地震などの万が一の備えの防災用品としても重宝します。
クルマのバッテリー上がり時にはエンジンをかけるためのジャンプスターターとしても使えるモバイルバッテリーもあります。クルマのバッテリー上がりが気になる方はこちらの製品も検討してみて下さい。
シガーソケットからの充電
日中のドライブ時に、シガーソケットからスマホやタブレット、モバイルバッテリーなどのUSB機器や、USB Type-Cを搭載したノートPC等に充電するカーチャージャーです。
シガーソケットのDC12Vを家電品で使用されているAC100Vに変換するインバーターがあれば、クルマのシガーソケットの電源で家電が使えます。
あると便利なグッズ
車内でお湯を沸かすための湯沸かしグッズがあると、コーヒーを飲んだり、インスタントラーメンを食べたり、湯たんぽに使用したりできて本当に便利です。
車載用冷蔵庫があれば、夜に車中泊地に移動してからキンキンに冷えたビールを飲めます。
クーラーボックス・クーラーバッグであれば、保冷力は下がりますが、電源不要ですし、クーラーバッグなら使用していないときは折り畳むこともできます。
ハスラーの購入を検討されている方へ
ハスラーはアウトドアでも活躍間違いなしのクルマですし、1人から2人での車中泊旅にもベット等を自作すれば十分対応できます。
ハスラーの新車購入相場
ハスラーは、発売当初は納車待ちの状態が続いておりディーラーも強気の営業でしたが、発売から3年経った現在では、値引きが大きくなっています。
また、クロスビーが出たことで、車両本体価格では相対的に割高感が出てきていますので、うまく値引交渉しましょう。
中古車購入相場
今お持ちのクルマの買取相場
買い替えであれば、今のクルマの買取価格を事前に調査し、高いところで買い取ってもらうか、買取相場を考慮して価格交渉しましょう。
買取価格は、無料で簡単に調査できます。煩わしい営業電話の心配も無し。
詳しくは、クルマの上手な乗り換えテクニックで説明しています。
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