5代目フォレスター(SK系, 2018年3月~2020年9月)で車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説

5代目フォレスター(SK系, 2018年3月~2020年9月)で車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説

本記事は、2020年10月にマイナーモデルチェンジする前の5代目フォレスター(SK系, 2018年3月~2020年9月)に関する情報を掲載しています。

新型フォレスターの情報はコチラ

株式会社SUBARUのSUV、フォレスターが今夏にフルモデルチェンジしました。

フルモデルチェンジした新型フォレスターでは、マイルドハイブリッド「e-BOXER」の採用による環境性能の向上、スバル初となる乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」の採用による安全性能の向上を実現しています。

そんなフォレスター(SK系)が車中泊にも適しているのかどうかは気になるところですよね。

株式会社SUBARUのフォレスター公式サイトはコチラ

この記事は2021年5月17日時点での情報です。紹介している商品の在庫がなかったり、販売終了となっている可能性がありますので、ご注意下さい。

フォレスターの走行性能

車中泊で旅する際には、クルマで日々長距離をドライブすることになりますから走行性能や燃費も重要です。

カタログ燃費

マイルドハイブリッド「e-BOXER」の採用により燃費はよくなっています。

14.4~18.6km/l

フォレスターの安全性能

車中泊の旅では長時間、長距離を運転する機会が多いですから、その分事故の可能性も増えます。
最近は安全装備を標準装備したクルマが増えていますが、メーカーや車種により内容に違いがありますから、しっかり検討しましょう。

予防安全性能

ドライバーモニタリングシステム
カメラがドライバーの顔を認識し、眠気や不注意があるとシステムが判断した場合に注意を喚起。安全運転を支援するだけでなく、おもてなしも提供する先進機能です。

アイサイト・ツーリングアシスト
高速道路における渋滞などの疲れやイライラから、乗る人を解放することを目指した先進機能を搭載しています。

衝突安全性能

スバルグローバルプラットフォームの採用などにより、衝突エネルギー吸収率が一段と向上。衝突時に歩行者の頭部への衝撃を緩和する歩行者保護エアバッグも標準装備しています。

フォレスターの居住性

車中泊をする場合、居住性は最も重要な要素です。
広くてフラットな就寝スペースがないと、睡眠不足になったり体のあちこちが痛くて翌日の旅行を充分に楽しむことができません。
室内サイズとシートアレンジは充分検討しましょう。

室内サイズ


フォレスター
※株式会社SUBARUの公式HPから画像を引用


フォレスター
※株式会社SUBARUの公式HPから画像を引用

シートアレンジ


フォレスター
※株式会社SUBARUの公式HPから画像を引用

2列目シートを前に倒すと、1547mm×1100mmのフルフラットスペースとなります。
そのままでは、寝るには奥行きが足りませんが、前席との間にクッションを入れるなどでスペースを埋めてやれば180cm程の奥行き確保は可能かと思われます。

フォレスターの理想のベッドスペース

フォレスターのようなSUVは、前席はそのままで2列目以降のシートアレンジにより広いベッドスペースを確保できます。

ベッドやクッションマット

ベッドやクッションマットを使って、充分に睡眠が取れて、前日の体の疲れが取れるようにすることは、車中泊の旅を充分に楽しむ上でとても重要です。

SUVは、室内の高さがあまり無いのでベッドを組むのではなくクッショマットをオススメします。ベッドのように床下を収納スペース代わりに使用することはできませんが、室内高の犠牲は小さくて済み、設置が容易で、使わないときは邪魔になりにくい点がメリットです。



市販品はありませんが、ベッドを自作することもできます。

ネットで検索すると様々な車種で自作されている事例が見つかりますし、私自身も自作しています。

イレクターパイプを使ってベッドを自作

カーテンやブラインドシェード

カーテンやブラインドシェードを使って、車外からの視線・街灯の灯りをブロックする対策は防犯・安眠の点で非常に重要です。

フォレスターのようにベッドスペースを後部座席のみで確保できる車種は、前席と後席の間をカーテンで仕切るのがおすすめですが、カーテンが市販されていませんので社内の窓ガラス全てを覆うパターンになります。

カーテンかブラインドシェードかは、好みの問題ですが、ブラインドシェードは、断熱性が高いため、夏は涼しく冬は温かいのでオススメです。





フォレスターの車中泊向け純正アクセサリ

車中泊で使えるメーカーオプションまたはディーラーオプションのフォレスター専用品をご紹介します。
純正品の場合は、市販品と比べて一般に高価になりますが、最近はディーラー以外でもネットで購入することが可能なので安いお店を探してみましょう。

その他の純正グッズ

フォレスターのアクセサリーカタログは以下です。多くのオプションがあるので参考にして下さい。

スバル公式のフォレスターのアクセサリーカタログはコチラ

フォレスターの車中泊向けアフターマーケット品

車中泊で使える市販のフォレスター専用品をご紹介します。
市販品といっても車種毎の専用品ですのでサイズはちょうどよく、価格も純正品と比べてお手頃です。

市販クッションマット

車中泊の時に快適な睡眠を取るためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがあります。クッショマットは、室内高の犠牲は小さくて済み、設置が容易で、使わないときは邪魔になりにくい点がメリットです。

ラブベッド
フルフラット化したシートの全面に敷く一枚ものの大きなクッションマットです。
170cm x 135cmのベッドスペースを確保できます。

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くるマット
フルフラット化したシートの凹凸を上手く埋められるようシート形状に合わせて複数の座布団サイズのクッションマットを組み合わせて敷くタイプです。一人の場合は片側だけ敷く事ももちろん可能です。

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市販ブラインドシェード

車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
ブラインドシェードは、断熱性が高いため、夏は涼しく冬は温かいです。しかし、毎晩付け外しする必要があり、全ガラスに装着するのは面倒です。

フロントシェード

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リアシェード

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市販ウィンドーバグネット

夏場の暑い季節に車中泊をする場合、風通しを良くするために窓を開けると蚊などの虫が社内に入ってきます。それを防ぐための車用の網戸がウィンドーバグネットです。日中に軽く昼寝する際にも遮光効果がありますのでお勧めです。

フロントウィンドーバグネット

リアウィンドーバグネット
2列目シート用の2枚組です。

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市販ルーフネット

車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。ヘッドクリアランスの高いクルマの場合は天井周りのスペースを活用するためにルーフインナーバーやルーフネットを設置しましょう。

カーモック
ネットが二重で生地が丈夫、台紙フレーム付きだから型崩れしない、ポケット付きだから小物を収納できる、とメリットずくめです。

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市販キャリア

車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。キャリアとルーフボックスやルーフラックを使って屋根の上のスペースを有効活用すれば、室内から余分な荷物は減って広い室内となります。

システムキャリア:THULE

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ルーフボックス:THULE Dynamic M

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ルーフラック:THULE Canyon XT

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その他の市販グッズ

シュラフ

車中泊をするうえで、最も重要なのは快適な睡眠をとることではないでしょうか。睡眠不足だと翌日のレジャーも楽しくありませんし、交通事故などの要因にもなりかねません。そのためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがまず重要ですが、同じように重要なのが、シュラフです。

シュラフを選ぶ場合の最も重要な基準は保温力です。寒くて眠れなかったり、朝方に目を覚ましたりして寝不足が続くと、折角の旅行も辛い修行になってしまいます。
まず最初に一つ買うのであれば、車中泊に出る機会が多い春と秋に使える3シーズン用シュラフを買いましょう。

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モンベル(mont-bell)
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車中泊に慣れてきて年間を通して車中泊するようになったら冬用シュラフを買い足しましょう。真冬の深夜から明け方の気温では低体温症となる危険性がありますので、冬用のシュラフを買う際は、記載されている保温力を参考にして適切な対応温度のシュラフを購入しましょう。

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夏用は3シーズン用をジッパーを開けて使うことで対応できるので買う必要性は低いですが、夏に頻繁に車中泊をするなら、夏用シュラフかインナーシュラフを購入しましょう。

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キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
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ランタン

寝るまでの時間に、車内でまったりお酒をのんだり、スマホをいじったりする時には、バッテリー上がりの心配のある室内灯ではなくランタンの灯りを使いたいですね。特に室内ですと小型で場所を取らず、火を使わず安全なLEDランタンがあると便利です。

LEDランタンのおすすめメーカーは、ジェントス(GENTOS)です。キャンパーから絶大な支持を受けていて、売れ筋ランキングの上位を独占しています。

中でも「ジェントス エクスプローラー EX-AG334D」は、直径59mm、重さ約242gと小ぶりなので、ドリンクホルダーに入れたり、アシストグリップから吊り下げることもできて、狭い車内でも置き場所に困りません。

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GENTOS(ジェントス)
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モバイルバッテリー機能を備えた2in1 LEDランタンですと寝ている間にスマホの充電も出来ますし、災害時・停電時の対策としても一つあると安心です。

「ジェントス EX-964DL」は、手回し充電機能がついた「防災仕様」モデルです。

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更にBluetoothスピーカーまで付いた3in1 LEDランタンですと好きな音楽を聴きながらゆっくりできます。

キャンプでの利用をメインに想定しているようですが、車中泊でも最強だと思いませんか?
昼間のドライブ中にシガーソケットから充電しておいて、夜は明るい車内で好きな音楽き、更に寝ている間にスマホの充電も出来るんですよ。バッテリーが減れば翌日の昼間に充電出来るので、安心してガンガン使えます。

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コールマン(Coleman)
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バッテリー

長期間の車中泊旅をする際は、スマホやカメラ、パソコンなどの家電品の電源を確保する必要があります。

もしモバイルバッテリーを持っていないのであれば、日常での利用とも共有できるので、是非一つ購入しましょう。バックに入れて持ち運べば、スマホやタブレットの電池切れの時にも充電できますよ。

cheero CHE-096-RE cheero Power Plus DANBOARD version 10050mAh PD -Strawberry-

AC出力付モバイルバッテリーがあると、車中泊やキャンプで家庭用電化製品を使うための電源を確保出来ますし、少し大きくて重いですがカバンに入れて普段持ち運んで使用することも可能です。

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車中泊用にクルマに積んで使う用途がメインであればポータブルバッテリーをおすすめします。ポータブルバッテリーはバッテリー容量が大きく、本体の充電方式は、AC電源、DC電源、ソーラーに対応しています。更に地震などの万が一の備えの防災用品としても重宝します。

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クルマのバッテリー上がり時にはエンジンをかけるためのジャンプスターターとしても使えるモバイルバッテリーもあります。クルマのバッテリー上がりが気になる方はこちらの製品も検討してみて下さい。

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シガーソケットからの充電

日中のドライブ時に、シガーソケットからスマホやタブレット、モバイルバッテリーなどのUSB機器や、USB Type-Cを搭載したノートPC等に充電するカーチャージャーです。

Anker PowerDrive Speed 2-1 PD

シガーソケットのDC12Vを家電品で使用されているAC100Vに変換するインバーターがあれば、クルマのシガーソケットの電源で家電が使えます。

BESTEK カーインバーター 300W

あると便利なグッズ

車内でお湯を沸かすための湯沸かしグッズがあると、コーヒーを飲んだり、インスタントラーメンを食べたり、湯たんぽに使用したりできて本当に便利です。

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車載用冷蔵庫があれば、夜に車中泊地に移動してからキンキンに冷えたビールを飲めます。

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クーラーボックス・クーラーバッグであれば、保冷力は下がりますが、電源不要ですし、クーラーバッグなら使用していないときは折り畳むこともできます。

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