キャンピングカーではなく普段使いのクルマで快適な車中泊をする上では、何もかもクルマの中で実現しようとは考えずに、食事はレストランでの外食、風呂は日帰りの温泉施設を利用と割り切ってしまい、クルマはベッドスペースとして利用することを主体に考えることをおすすめします。
そのためにはフラットで広いスペースが必要となります。
フラットなスペース
凹凸や段差の無いフラットなスペースが理想です。
市販車のカタログを見ると、「フルフラット」と書かれている車種はありますが、実際には床面が波打ったようにデコボコしていたり、傾斜があったりします。
広いスペース
手足を伸ばせて、できれば寝返りが打てる程度のスペースが望ましいです。また、就寝までの時間をゆったりと過ごすにはある程度の車高も必要です。
軽自動車はミニバンやSUVとは違って車体が小さいので、一人で車中泊するためと割り切ったほうが良いでしょう。また身長の高い人は助手席のシートを倒すことでスペースを確保しましょう。
小柄な人ならエブリィで夫婦二人で車中泊されている姿を良く見ますし、軽キャンパーのベースとして使われることもあるの二人程度の車中泊は可能なのですが、長期の旅となるとやはりしんどいのではないかと思います。
車中泊におすすめの軽自動車「スズキ エブリィ」
スズキのエブリイワゴン、エブリィ(バン)は広い室内サイズの軽キャブバンで軽キャンパーのベースとしても使われています。
スズキ エブリィワゴンのシートアレンジ
身長が160cm程度であれば、前席を倒さなくても後席と荷物スペースで二人分のベッドスペースを確保出来ます。
身長が高い人も、前席を前に倒す事で、後席と荷物スペースで二人分のベッドスペースを確保出来ます。
更に自作や市販のベッドを設置すれば、一層快適に車中泊できます。
スズキ エブリィ(バン)のシートアレンジ
後部座席を前に倒すと広いフラットなスペースとなりますので、そのままでもマットなどを敷いて車中泊可能です。
更に自作や市販のベッドを設置すれば、一層快適に車中泊できます。
スズキ エブリィの購入を検討されている方へ
スズキ エブリィでの車中泊について詳しくは
以下のサイトでは、スズキ エブリィでの車中泊をする上で必要となるベッドやブラインドシェード、カーテン等について詳しくご紹介しています。
⇒エブリィで車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説
車中泊におすすめの軽自動車「ホンダ N-VAN」
ホンダの軽バンN-VAN(エヌ バン)は、「N」シリーズの特徴である低床フロアと、リアシート・助手席のダイブダウン機構により、助手席からテールゲートまでタテに大きな空間がありますし、助手席側ピラーレスの採用により、クルマの左側にもうひとつの大開口があるのも車中泊するにはピッタリですね。
ホンダ N-VANのシートアレンジ
リアシートだけでなく助手席シートもフラットに収納できるダイブダウン機能を採用しています。写真で見る限りでは、ほぼ平らで段差や傾斜は無さそうですから、ベッドを設置しなくてもマットを引くだけで寝られそうです。
更にマルチボードのラゲッジ用・リア用を合わせれば、下に荷物が入る、床から一段高い快適なベッドに早変わりし、一層快適に車中泊できます。
マルチボード ラゲッジ用
ラゲッジスペースを2段に分けて使用可能。効率よく積めて、出し入れもラクになります。急ブレーキ時に前方への荷崩れを防ぐ取り外し可能なバーを備えています。
マルチボード リア用(助手席側)
ラゲッジ用・リア用を合わせれば、下に荷物が入る、床から一段高い快適なベッドに早変わりします。
ホンダ N-VANの購入を検討されている方へ
ホンダ N-VANでの車中泊について詳しくは
以下のサイトでは、ホンダ N-VANでの車中泊をする上で必要となるベッドやブラインドシェード等について詳しくご紹介しています。
⇒N-VANで車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説
車中泊におすすめの軽自動車「ダイハツ ハイゼットカーゴ」
ダイハツ ハイゼットカーゴは、セミキャブオーバータイプのバンで、トヨタからはピクシスバン、スバルからはサンバーバンという名称で販売されています。
ダイハツ ハイゼットカーゴのシートアレンジ
身長が170cm程度であれば、前席を倒さなくても後席と荷物スペースで二人分のベッドスペースを確保出来ます。
更に自作や市販のベッドを設置すれば、一層快適に車中泊できます。
ダイハツ ハイゼットカーゴの購入を検討されている方へ
ダイハツ ハイゼットカーゴでの車中泊について詳しくは
以下のサイトでは、ダイハツ ハイゼットカーゴでの車中泊をする上で必要となるベッドやブラインドシェード等について詳しくご紹介しています。
⇒ハイゼットカーゴで車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説
車中泊におすすめの軽自動車「スズキ ハスラー」
「遊べる軽」というコンセプトのハスラーは、軽クロスオーバーSUVというセグメントで、多少のオフロードであれば走破できますし、乗り手が好むアウトドアのシーンに応じたアクセサリーパッケージが用意されています。
スズキ ハスラーのシートアレンジ
前席を前または後に、後席を前に倒すシートアレンジにすることで横になってくつろぐスペースを確保できます。
更にクッションマットを敷けば、一層快適に車中泊できます。
スズキ ハスラーの購入を検討されている方へ
スズキ ハスラーでの車中泊について詳しくは
以下のサイトでは、スズキ ハスラーでの車中泊をする上で必要となるクッションマットやブラインドシェード、カーテン等について詳しくご紹介しています。
⇒ハスラーで車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説
車中泊におすすめの軽自動車のまとめ
車中泊におすすめの軽自動車、いかがでしたか?
お気に入りの車は見つかりましたか?
ほとんどの軽自動車が、小さいながらも二人での車中泊ができるだけのスペースは確保できます。快適性を求めるのであればもちろんミニバンの方が良いでしょうが・・・
今お持ちのクルマの買取相場
買い替えであれば、今のクルマの買取価格を事前に調査し、高いところで買い取ってもらうか、買取相場を考慮して価格交渉しましょう。
買取価格は、無料で簡単に調査できます。煩わしい営業電話の心配も無し。
詳しくは、クルマの上手な乗り換えテクニックで説明しています。
それでは良い車中泊ライフを!
応援ポチッとお願いします!