3月9日-10日にポートメッセ名古屋で名古屋キャンピングカーフェア 2019 Springが開催されていたので見に行ってきました。
私は大阪の方が近いのですが、名古屋の展示会でも少し遠出になりますが充分日帰りできる距離です。
大阪キャンピングカーショー2019は3月23日-24日なので名古屋の方が2週間早いこともあって、旅行気分で名古屋まで来てしまいました。
キャンピングカーショーと言っても本格的なキャンピングカーから外観は普通の自動車と変わらないものまで多数展示されていました。
普段でも使えそうな車種を中心に目を引いた車種をご紹介します。
会場の様子
私は10日の日曜日にショーに行ったのですが、この日は生憎の雨でした。
開場より15分程早く着いたのですが、既に待ち行列ができています。
会場後の中の様子です。
混雑とまでは行きませんが、中々の賑わいですね。
普通乗用車
ミニバンなどをベースにし、限りなく普通乗用車に近いキャンピングカーです。
価格が手頃でハイブリッドモデルが選べ、安全性能が高いのは、大きなメリットです。
「MR Vibus」 by バンレボ(バンテック新潟)
ベース車となるのはトヨタのシエンタ、中でも2018年9月のマイナーチェンジで追加された、2列シート5人乗り仕様の「FUNBASE」です。
ベッドは、1900mm×1250mmのセミダブルサイズで、大人二人が寝られます。
ベッド下には大きな収納スペースがあります。電子レンジの設置場所は本当にベッド下なんでしょうかね?
嵩上げしている分、天井までのクリアランスは必要最低限といったところです。
その他の普通乗用車
その他の普通乗用車に関しては、以下をご覧ください。
⇒名古屋キャンピングカーフェア 2019 Spring レポート2(普通乗用車)
軽キャンパー
「軽キャンパー」はエブリイなどの軽自動車をベースにしたキャンピングカーです。1人〜2人の旅や釣りなどのレジャーの車中泊に活躍します。
車体費用も維持費も安く、運転時の取り回しがしやすいことから、ジニアの夫婦旅などでも利用されています。
「Comfy タイプI」 by オートスピリット
スズキエブリィをベースにしています。
外観はワーゲンバスっぽい仕上がりのレトロで可愛い車です。
二段ベッドが設置できて、多くの荷物を乗せるトランポの様な使い方にぴったりですね。フィッシング、サイクリング、サーフィンなどには合うのではないでしょうか。
オプションのベッド追加キットを付ければ4人就寝も出来るようです。
その他の軽キャンパー
その他の軽キャンパーに関しては、以下をご覧ください。
⇒名古屋キャンピングカーフェア 2019 Spring レポート3(軽キャンパー)
キャブコン
「キャブコン(キャプコンバージョン)」はトラックをベースにしたキャンピングカーです。 いかにもにもキャンピングカーという外観なので、普段街乗りに使うのは勇気が要りますね。
居住区空間は広く高さがあり快適でファミリーユースとして旅行やキャンプに使うのに適しています。
「アルファ」 by エートゥゼット-AtoZ-
今回の展示の中で地味に驚いたのがこの車です。一目見ただけではベース車両が分かりませんでした・・・
ベースは、NV200なんですね。キャビンが四角くなっているだけでなくエアロパーツで着飾っているので、元のクルマと比べるとかなり迫力がアップしています。
ヨーロッパのモーターホームを雰囲気はそのままに大きさだけをひとまわりかふたまわり小さくしたようなお洒落なクルマです。
インテリアの色使いもシンプルながら上品な感じでいいですね。
全然本題と関係ないですが、この角度、つまりはセカンドシートから運転席越しにクルマの前方を見るのってわくわくしませんか。実は私は大好きなんです。
その他のキャブコン
その他のキャブコンに関しては、以下をご覧ください。
⇒名古屋キャンピングカーフェア 2019 Spring レポート4(キャブコン)
バンコン
「バンコン(バンコンバージョン)」はハイエースやNV350などバンタイプの車をベースにしたキャンピングカーです。
シートがベッドになるだけの睡眠専用の車中泊仕様から、キッチン・テーブル・シャワー、トイレが完備された仕様まで多くの種類があります。
「ボンドII プレミアムハイルーフ」 by ダイレクトカーズ
トヨタのハイエースがベースです。
「ボンドII」という名前からわかるとおり、「ボンド プレミアムハイルーフ」の新モデルです。
FRP製の流れるような美しいラインのハイルーフは健在ですね。
なんか変でしょ?
そうなんです、シートの一部が社外にでているんです。
反対に回ってみると、こちらはギャレーがはみ出ています。
そうなんです、キャンプなどでカーサイドで過ごすことを考えて、車内と車外を一つの空間として利用できるようになっているんです。「ボンド」より更にアウトドア志向が強まったモデルと言えそうですね。
シートの下部にレールがあって、スライドするようになっているのが分かります。
内装は、グリーンのシートと、木目のはっきりした色調の家具で、先代の「ボンド」の明るく淡い色合いと比べると主張が強く、好き嫌いがはっきり出そうですね。
その他のバンコン
その他のバンコンに関しては、以下をご覧ください。
⇒名古屋キャンピングカーフェア 2019 Spring レポート5(バンコン)
トラキャン
「トラキャン(トラックキャンパー)」は、ピックアップトラックにキャンパーシェルを積んだキャンピングカーです。
キャンプに行かない時は、キャンパーシェルを下ろして、普通のトラックとして使うこともできるのですが、そもそも積み下ろしが大変ですね。
バスコン・フルコン
「バスコン(バスコンバージョン)」はトラックをベースにしたキャンピングカー、「フルコン(フルコンバージョン)」はシャーシを中心にした駆動系以外を、一から設計したモデルです。バンコンやキャブコンがワンルームだとすると、こちらは1DKといったところでしょうか。
正直なところ、自分の興味や価値観の外にあるので良し悪しは全くわからず。「大きいなー」「豪華やなー」という低次元のコメントしかできないので、写真だけ載せます。
「ADRIA CORAL SUPREME 670 DL」 by デルタリンク
このクラスは正直、買う気もないし、買える金額でもないので、興味の対象外、単に写真とって掲載して終わってしまいました。
とはいえ、一つ分かったことがあります。
それは、今回見た全てのキャンピングカーがフィアット・デュカトというクルマをベースにしているということ。
フィアット・デュカトについて、少し調べてみると、
商用車の中でもLCV(Light Commercial Vehicle)と呼ばれる欧州の小型商用車に属すること。「小型」というところはかなり違和感がありますが、LCVの大きさは様々でデュカトはLCVの中では最大級のモデルだそうです。
欧州の古く狭い都心部から、国境を跨ぐ長距離輸送までをカバーする欧州LCVの花形モデルのようです。
商用だけでなく、欧州でのキャンピングカーのベース車としてもデュカトは非常にメジャーな存在で、パーソナルユースでも現地では馴染みのあるモデルとなっています。
その他のバスコン・フルコン
その他のバスコン・フルコンに関しては、以下をご覧ください。
⇒名古屋キャンピングカーフェア 2019 Spring レポート6(バスコン・フルコン)
その他
その他に関しては、以下をご覧ください。
⇒名古屋キャンピングカーフェア 2019 Spring レポート7(トレーラー)
⇒名古屋キャンピングカーフェア 2019 Spring レポート8(グッズ・サービス)
まとめ
実は、今回のお目当ての一つに新型ジムニー、ジムニーシエラの車中泊仕様を見るというのがあったのですが、残念ながら展示がありませんでした。
ちゃんと下調べしてから来ればよかったのですが、スマイルファクトリー「オフタイムクロスロード」は、名古屋には出展していないんですね。
大阪には出展してるのか…
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