ZR-V(ゼットアール・ブイ)は、本田技研工業が販売するクロスオーバーSUVです。グローバルに展開モデルで、日本市場では5代目CR-Vの実質的な後継車種になります。
日本仕様にはハイブリッドモデルとガソリンエンジンモデルの2種類が用意されており、共に四輪駆動をベースに走行状況に応じて前後の駆動力をきめ細かく制御する「リアルタイムAWD」が設定されています。
そんなZR-V(RZ1/2/3/4/5/6)が車中泊にも適しているのかどうかは気になるところですよね。
\おすすめ!/
キャンピングカーではなく普段使いのクルマで快適な車中泊をする上では、何もかもクルマの中で実現しようとは考えずに、食事はレストランでの外食、風呂は日帰りの温泉施設を利用と割り切ってしまい、クルマはベッドスペースとして利用することを主体に考えることをおすすめします。ベッドスペースとして利用することを考えた際の車中泊に適したクルマと、車種毎のおすすめクッション、シェード、カーテンなどの装備をご紹介します。ミニバンミニバンは、前席はそのままで2列目以降のシートアレンジにより大人二人+小さな子供一人程度... 【クルマ】車中泊をEnjoyするための車種毎のオススメ装備 - 車中泊ステーション |
ZR-Vの走行性能
車中泊で旅する際には、クルマで日々長距離をドライブすることになりますから走行性能や燃費も重要です。
カタログ燃費
ZR-Vはハイブリッド車もありますから、走行距離が多いのであれば、そちらを検討しましょう。
ハイブリッド(4WD): 21.5 – 21.7 km/l
ガソリン車(FF): 14.5 – 14.6 km/l
ガソリン車(4WD): 13.9 km/l
WLTCモードでの計測値です。
ZR-Vの安全性能
車中泊の旅では長時間、長距離を運転する機会が多いですから、その分事故の可能性も増えます。
最近は安全装備を標準装備したクルマが増えていますが、メーカーや車種により内容に違いがありますから、しっかり検討しましょう。
予防安全性能
Honda SENSINGは先進の安全運転支援機能でさまざまなシーンで運転をサポートします。
衝突軽減ブレーキ(CMBS)
衝突を予測して、ブレーキをかけます。
誤発進抑制機能
誤って、前へ急加速するのを抑えます。
後方誤発進抑制機能
誤って、後ろへ急加速するのを抑えます。
近距離衝突軽減ブレーキ
ぶつからないよう、ブレーキをかけます。
歩行者事故低減ステアリング
人に近づきすぎたら、避けるようにします。
路外逸脱抑制機能
はみ出しそうなとき、車線内に戻すようにします。
渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)
ちょうどいい距離でついていきます。
車線維持支援システム(LKAS)
車線の真ん中を、走れるようにします。
トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
渋滞などの低速走行時に車線の真ん中を走れるようにします。
先行車発進お知らせ機能
前のクルマが進んだことをお知らせします。
ZR-Vの居住性
車中泊をする場合、居住性は最も重要な要素です。
広くてフラットな就寝スペースがないと、睡眠不足になったり体のあちこちが痛くて翌日の旅行を充分に楽しむことができません。
室内サイズとシートアレンジは充分検討しましょう。
室内サイズ
室内サイズ 幅: 1,530 mm
室内サイズ 高さ: 1,195 mm
シートアレンジ
リアシートを倒すと手軽に限りなくフラットで大容量な荷室が生まれます。
ホンダキャンプのサイトを見るとシートアレンジについて更に詳しい情報を入手できます。
⇒ホンダキャンプの公式サイトのZR-V車中泊情報はコチラ
左右両側のリアシートを倒せばダイブダウン機構により限りなくフラットなベッドスペースを作り出すことができます。
荷室の寸法は縦が約159cm、斜めが約188cmありますので、ソロ車中泊であれば斜めに寝ればこれだけで充分広いスペースを確保できます。
段差は約2cmと小さく、限りなくフラットに近いので厚手のマットで充分に吸収可能です。
フロントからリアに向かって若干の下り傾斜になっているため、前席側を頭にすると快適です。
助手席を最前端へスライドすれば縦方向の長さを約202cmまで広げることが可能です。
足元の約40cmのスペースを上手く埋める工夫が必要です。
足元のスペースを活用すれば縦に約202cmの長さを取れるので大人二人でも車中泊可能です。
ZR-Vの車中泊向け純正アクセサリ
車中泊で使えるメーカーオプションまたはディーラーオプションのZR-V専用品をご紹介します。
純正品の場合は、市販品と比べて一般に高価になりますが、最近はディーラー以外でもネットで購入することが可能なので安いお店を探してみましょう。
その他の純正グッズ
ZR-Vのアクセサリーカタログは以下です。多くのオプションがあるので参考にして下さい。
ZR-Vの車中泊向けアフターマーケット品
車中泊で使える市販のZR-V専用品をご紹介します。
市販品といっても車種毎の専用品ですのでサイズはちょうどよく、価格も純正品と比べてお手頃です。
その他の市販グッズ
シュラフ
車中泊をするうえで、最も重要なのは快適な睡眠をとることではないでしょうか。睡眠不足だと翌日のレジャーも楽しくありませんし、交通事故などの要因にもなりかねません。そのためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがまず重要ですが、同じように重要なのが、シュラフです。
シュラフを選ぶ場合の最も重要な基準は保温力です。寒くて眠れなかったり、朝方に目を覚ましたりして寝不足が続くと、折角の旅行も辛い修行になってしまいます。
まず最初に一つ買うのであれば、車中泊に出る機会が多い春と秋に使える3シーズン用シュラフを買いましょう。
車中泊に慣れてきて年間を通して車中泊するようになったら冬用シュラフを買い足しましょう。真冬の深夜から明け方の気温では低体温症となる危険性がありますので、冬用のシュラフを買う際は、記載されている保温力を参考にして適切な対応温度のシュラフを購入しましょう。
夏用は3シーズン用をジッパーを開けて使うことで対応できるので買う必要性は低いですが、夏に頻繁に車中泊をするなら、夏用シュラフかインナーシュラフを購入しましょう。
ランタン
寝るまでの時間に、車内でまったりお酒をのんだり、スマホをいじったりする時には、バッテリー上がりの心配のある室内灯ではなくランタンの灯りを使いたいですね。特に室内ですと小型で場所を取らず、火を使わず安全なLEDランタンがあると便利です。
LEDランタンのおすすめメーカーは、ジェントス(GENTOS)です。キャンパーから絶大な支持を受けていて、売れ筋ランキングの上位を独占しています。
中でも「ジェントス エクスプローラー EX-AG334D」は、直径59mm、重さ約242gと小ぶりなので、ドリンクホルダーに入れたり、アシストグリップから吊り下げることもできて、狭い車内でも置き場所に困りません。
モバイルバッテリー機能を備えた2in1 LEDランタンですと寝ている間にスマホの充電も出来ますし、災害時・停電時の対策としても一つあると安心です。
「ジェントス EX-964DL」は、手回し充電機能がついた「防災仕様」モデルです。
更にBluetoothスピーカーまで付いた3in1 LEDランタンですと好きな音楽を聴きながらゆっくりできます。
キャンプでの利用をメインに想定しているようですが、車中泊でも最強だと思いませんか?
昼間のドライブ中にシガーソケットから充電しておいて、夜は明るい車内で好きな音楽き、更に寝ている間にスマホの充電も出来るんですよ。バッテリーが減れば翌日の昼間に充電出来るので、安心してガンガン使えます。
バッテリー
長期間の車中泊旅をする際は、スマホやカメラ、パソコンなどの家電品の電源を確保する必要があります。
もしモバイルバッテリーを持っていないのであれば、日常での利用とも共有できるので、是非一つ購入しましょう。バックに入れて持ち運べば、スマホやタブレットの電池切れの時にも充電できますよ。
AC出力付モバイルバッテリーがあると、車中泊やキャンプで家庭用電化製品を使うための電源を確保出来ますし、少し大きくて重いですがカバンに入れて普段持ち運んで使用することも可能です。
車中泊用にクルマに積んで使う用途がメインであればポータブルバッテリーをおすすめします。ポータブルバッテリーはバッテリー容量が大きく、本体の充電方式は、AC電源、DC電源、ソーラーに対応しています。更に地震などの万が一の備えの防災用品としても重宝します。
クルマのバッテリー上がり時にはエンジンをかけるためのジャンプスターターとしても使えるモバイルバッテリーもあります。クルマのバッテリー上がりが気になる方はこちらの製品も検討してみて下さい。
シガーソケットからの充電
日中のドライブ時に、シガーソケットからスマホやタブレット、モバイルバッテリーなどのUSB機器や、USB Type-Cを搭載したノートPC等に充電するカーチャージャーです。
シガーソケットのDC12Vを家電品で使用されているAC100Vに変換するインバーターがあれば、クルマのシガーソケットの電源で家電が使えます。
あると便利なグッズ
車内でお湯を沸かすための湯沸かしグッズがあると、コーヒーを飲んだり、インスタントラーメンを食べたり、湯たんぽに使用したりできて本当に便利です。
車載用冷蔵庫があれば、夜に車中泊地に移動してからキンキンに冷えたビールを飲めます。
クーラーボックス・クーラーバッグであれば、保冷力は下がりますが、電源不要ですし、クーラーバッグなら使用していないときは折り畳むこともできます。
ZR-Vの購入を検討されている方へ
ZR-Vの新車購入相場
中古車購入相場
今お持ちのクルマの買取相場
買い替えであれば、今のクルマの買取価格を事前に調査し、高いところで買い取ってもらうか、買取相場を考慮して価格交渉しましょう。
買取価格は、無料で簡単に調査できます。煩わしい営業電話の心配も無し。
詳しくは、クルマの上手な乗り換えテクニックで説明しています。
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