ノート(NOTE)は、日産自動車のハッチバック型のコンパクトカーです。
2020年12月23日に約8年ぶりのフルモデルチェンジされ、3代目となりました。3代目はガソリンエンジン車をやめ、2代目で人気の高かったe-POWER専用車となっています。e-POWER専用車種はキックスに次いで2車種目ですね。
同じコンパクトカーのカテゴリーにはトヨタ「ヤリス」とホンダ「フィット」と競合揃いで、どちらも2020年2月にフルモデルチェンジしたてで、今後3つ巴のバトルになるでしょう。
そんなノート(E13)が車中泊にも適しているのかどうかは気になるところですよね。
\おすすめ!/
キャンピングカーではなく普段使いのクルマで快適な車中泊をする上では、何もかもクルマの中で実現しようとは考えずに、食事はレストランでの外食、風呂は日帰りの温泉施設を利用と割り切ってしまい、クルマはベッドスペースとして利用することを主体に考えることをおすすめします。ベッドスペースとして利用することを考えた際の車中泊に適したクルマと、車種毎のおすすめクッション、シェード、カーテンなどの装備をご紹介します。ミニバンミニバンは、前席はそのままで2列目以降のシートアレンジにより大人二人+小さな子供一人程度... 【クルマ】車中泊をEnjoyするための車種毎のオススメ装備 - 車中泊ステーション |
ノートの走行性能
車中泊で旅する際には、クルマで日々長距離をドライブすることになりますから走行性能や燃費も重要です。
e-POWERはモーターとインバーターを刷新した第2世代となり、モーターは2代目モデルに比べてトルク・出力共に向上。インバーターは2代目モデルに比べて小型・軽量化され、エンジン効率も向上しています。これにより力強さ・なめらかさ・静かさが進化しました。
カタログ燃費
ノートは3代目からシリーズハイブリッド方式のe-POWERモデルのみになりました。走行距離が多い人にはおすすめです。
e-POWER(4WD): 23.8km/l
WLTCモードでの計測結果です。
ノートの安全性能
車中泊の旅では長時間、長距離を運転する機会が多いですから、その分事故の可能性も増えます。
最近は安全装備を標準装備したクルマが増えていますが、メーカーや車種により内容に違いがありますから、しっかり検討しましょう。
予防安全性能
インテリジェント エマージェンシーブレーキ
走行中に車両や歩行者を検知。衝突回避をアシスト
より遠くまで検知でき、天候や周囲の明るさにも影響されにくいミリ波レーダーを搭載。フロントカメラとの相乗効果により、人が乗車した自転車や、夜間の歩行者も検知して、ぶつかる可能性が高まると表示とブザーで回避操作を促し、安全に減速できなかった場合ブレーキが作動します。
インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)
2台前を走る車両を検知し注意を喚起
2台前を走る車両の車間・相対速度をミリ波レーダーでモニタリング。自車からは見えない前方の状況を検知し、減速が必要と判断した場合にはディスプレイ表示とブザーでドライバーに注意を促し、ブレーキの踏み遅れによる玉突き事故回避を支援します。
踏み間違い衝突防止アシスト
踏み間違いによる衝突回避をアシスト
ブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏み込んだ場合に、モーター出力を抑制してブレーキを制御。前進時は壁などの障害物、車両や歩行者との衝突回避を、後退時は壁などの障害物や車両との衝突回避を支援します。
衝突安全性能
高強度安全ボディ(ゾーンボディ)
車体骨格には超ハイテン材(冷間プレス用超高張力鋼板)を使用したフレーム構造により、軽量化と衝突安全性を高次元で両立した堅固なキャビン(高強度キャビン)を実現しました。
SRSエアバッグ〈前席〉+SRSニーエアバッグ〈運転席〉+SRSサイドエアバッグ〈前席〉&カーテンエアバッグ
7個のエアバッグシステムを装備し、万一の際の安全性を高めました。SRSニーエアバッグシステム〈運転席〉はドライバーの脚部を受け止め、下肢の傷害を軽減するとともに姿勢を維持することで、保護効果を高めます。
ノートの居住性
車中泊をする場合、居住性は最も重要な要素です。
広くてフラットな就寝スペースがないと、睡眠不足になったり体のあちこちが痛くて翌日の旅行を充分に楽しむことができません。
室内サイズとシートアレンジは充分検討しましょう。
室内サイズ
コンパクトカーとしては、キャビンは広く、フィットと比べても劣らないスペースを確保しています。
室内サイズ 幅: 1,445mm
室内サイズ 高さ: 1,240mm
シートアレンジ
リヤシートを前に倒すだけでは段差があります。段差と前席との間の隙間をうまく埋めれば、大人1人または少し窮屈ですが2人での車中泊もできますよ。
ノートの車中泊向け純正アクセサリ
車中泊で使えるメーカーオプションまたはディーラーオプションのノート専用品をご紹介します。
純正品の場合は、市販品と比べて一般に高価になりますが、最近はディーラー以外でもネットで購入することが可能なので安いお店を探してみましょう。
その他の純正グッズ
ノートのアクセサリーカタログは以下です。多くのオプションがあるので参考にして下さい。
ノートの車中泊向けアフターマーケット品
車中泊で使える市販のノート専用品をご紹介します。
市販品といっても車種毎の専用品ですのでサイズはちょうどよく、価格も純正品と比べてお手頃です。
市販ブラインドシェード
車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
ブラインドシェードは、断熱性が高いため、夏は涼しく冬は温かいです。しかし、毎晩付け外しする必要があり、全ガラスに装着するのは面倒です。
フロントシェード
リアシェード
市販カーテン
車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
遮光カーテンは付けっぱなしにできるため、車中泊のたびに取り付ける手間もなく簡単です。
間仕切りカーテン
市販ルーフネット
車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。ヘッドクリアランスの高いクルマの場合は天井周りのスペースを活用するためにルーフインナーバーやルーフネットを設置しましょう。
カーモック
ネットが二重で生地が丈夫、台紙フレーム付きだから型崩れしない、ポケット付きだから小物を収納できる、とメリットずくめです。
市販キャリア
車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。キャリアとルーフボックスやルーフラックを使って屋根の上のスペースを有効活用すれば、室内から余分な荷物は減って広い室内となります。
システムキャリア:THULE
バー品番:
キット品番:
ルーフボックス:THULE Force XT S
ルーフラック:THULE Canyon XT
あらゆる形やサイズのギアを収納できる、堅牢さとスタイリッシュさを兼ね備えたルーフバスケット。
重量: 13(kg)
積載重量: 68(kg)
その他の市販グッズ
シュラフ
車中泊をするうえで、最も重要なのは快適な睡眠をとることではないでしょうか。睡眠不足だと翌日のレジャーも楽しくありませんし、交通事故などの要因にもなりかねません。そのためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがまず重要ですが、同じように重要なのが、シュラフです。
シュラフを選ぶ場合の最も重要な基準は保温力です。寒くて眠れなかったり、朝方に目を覚ましたりして寝不足が続くと、折角の旅行も辛い修行になってしまいます。
まず最初に一つ買うのであれば、車中泊に出る機会が多い春と秋に使える3シーズン用シュラフを買いましょう。
車中泊に慣れてきて年間を通して車中泊するようになったら冬用シュラフを買い足しましょう。真冬の深夜から明け方の気温では低体温症となる危険性がありますので、冬用のシュラフを買う際は、記載されている保温力を参考にして適切な対応温度のシュラフを購入しましょう。
夏用は3シーズン用をジッパーを開けて使うことで対応できるので買う必要性は低いですが、夏に頻繁に車中泊をするなら、夏用シュラフかインナーシュラフを購入しましょう。
ランタン
寝るまでの時間に、車内でまったりお酒をのんだり、スマホをいじったりする時には、バッテリー上がりの心配のある室内灯ではなくランタンの灯りを使いたいですね。特に室内ですと小型で場所を取らず、火を使わず安全なLEDランタンがあると便利です。
LEDランタンのおすすめメーカーは、ジェントス(GENTOS)です。キャンパーから絶大な支持を受けていて、売れ筋ランキングの上位を独占しています。
中でも「ジェントス エクスプローラー EX-AG334D」は、直径59mm、重さ約242gと小ぶりなので、ドリンクホルダーに入れたり、アシストグリップから吊り下げることもできて、狭い車内でも置き場所に困りません。
モバイルバッテリー機能を備えた2in1 LEDランタンですと寝ている間にスマホの充電も出来ますし、災害時・停電時の対策としても一つあると安心です。
「ジェントス EX-964DL」は、手回し充電機能がついた「防災仕様」モデルです。
更にBluetoothスピーカーまで付いた3in1 LEDランタンですと好きな音楽を聴きながらゆっくりできます。
キャンプでの利用をメインに想定しているようですが、車中泊でも最強だと思いませんか?
昼間のドライブ中にシガーソケットから充電しておいて、夜は明るい車内で好きな音楽き、更に寝ている間にスマホの充電も出来るんですよ。バッテリーが減れば翌日の昼間に充電出来るので、安心してガンガン使えます。
バッテリー
長期間の車中泊旅をする際は、スマホやカメラ、パソコンなどの家電品の電源を確保する必要があります。
もしモバイルバッテリーを持っていないのであれば、日常での利用とも共有できるので、是非一つ購入しましょう。バックに入れて持ち運べば、スマホやタブレットの電池切れの時にも充電できますよ。
AC出力付モバイルバッテリーがあると、車中泊やキャンプで家庭用電化製品を使うための電源を確保出来ますし、少し大きくて重いですがカバンに入れて普段持ち運んで使用することも可能です。
車中泊用にクルマに積んで使う用途がメインであればポータブルバッテリーをおすすめします。ポータブルバッテリーはバッテリー容量が大きく、本体の充電方式は、AC電源、DC電源、ソーラーに対応しています。更に地震などの万が一の備えの防災用品としても重宝します。
クルマのバッテリー上がり時にはエンジンをかけるためのジャンプスターターとしても使えるモバイルバッテリーもあります。クルマのバッテリー上がりが気になる方はこちらの製品も検討してみて下さい。
シガーソケットからの充電
日中のドライブ時に、シガーソケットからスマホやタブレット、モバイルバッテリーなどのUSB機器や、USB Type-Cを搭載したノートPC等に充電するカーチャージャーです。
シガーソケットのDC12Vを家電品で使用されているAC100Vに変換するインバーターがあれば、クルマのシガーソケットの電源で家電が使えます。
あると便利なグッズ
車内でお湯を沸かすための湯沸かしグッズがあると、コーヒーを飲んだり、インスタントラーメンを食べたり、湯たんぽに使用したりできて本当に便利です。
車載用冷蔵庫があれば、夜に車中泊地に移動してからキンキンに冷えたビールを飲めます。
クーラーボックス・クーラーバッグであれば、保冷力は下がりますが、電源不要ですし、クーラーバッグなら使用していないときは折り畳むこともできます。
ノートの購入を検討されている方へ
ノートは、サイズの割に室内空間が広いので、うまくシートの空きスベースをうめれば、1人または少し窮屈ですが2人での車中泊もできますよ。
ノートの新車購入相場
ノートは、モデルチェンジ直後ですので、値引き交渉は難しいでしょう。
ノートのライバルとなる、ホンダフィット、トヨタヤリスです。フィットに比べるとノートの方が発進時のもたつきもなく走行性能は高いですし、ヤリスと比べるとノートはキャビンスペースが高いです。ただし、ノートはオプションを付けていくと300万近い価格となり、コンパクトカーとしては価格が高いというデメリットがあります。上手く競合させて値引きを引き出しましょう。
中古車購入相場
今お持ちのクルマの買取相場
買い替えであれば、今のクルマの買取価格を事前に調査し、高いところで買い取ってもらうか、買取相場を考慮して価格交渉しましょう。
買取価格は、無料で簡単に調査できます。煩わしい営業電話の心配も無し。
詳しくは、クルマの上手な乗り換えテクニックで説明しています。
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