【ノウハウ】車中泊時のエコノミークラス症候群予防

【ノウハウ】車中泊時のエコノミークラス症候群予防

急性肺血栓塞栓症、いわゆるエコノミークラス症候群とは、長時間同じ姿勢でいたり、水分摂取が不足したりすることによって、脚の静脈に血栓(血の塊)ができてしまうことが原因で起こります。
長時間休憩無しで運転し続けてずっと車のシートに座っていたり、クルマの運転席でシートを倒しただけの状態で車中泊したりすると、足を動かさないので血液の流れがよどみ、足の静脈に血栓ができる危険性があります。この血栓が足を動かした時に血流にのって肺に入り、肺の血管を塞いで肺塞栓を起こします。

予防手段をご紹介しますので参考にしてください。

ベッドスペースで横になって寝る

凹凸や段差の無いフラットなスペース、広さとしては手足を伸ばせて、かつ寝返りが打てる程度のスペースを確保して、そこでしっかりと横になって寝るのが大切です。
クルマの運転席・助手席でシートを倒しただけの状態で寝る場合、膝から下が身体よりも低い位置にあり、かつ膝を曲げたままの姿勢となります。血栓が出来やすいのは膝下のふくらはぎなので、まさにその部分の血流が悪くなってしまい、エコノミー症候群の原因となります。

車中泊様にベッドを購入または自作することをおすすめします。
ただしベッドは、全ての車種に設置出来るわけではなく、シートのリクライニングの状態によってはベッドが設置しづらい車種もあります。

そういった車種での車中泊は難しいでしょう。
必要に迫られて1日だけ車中泊する場合はともかく、これから長期で車中泊を楽しむことを検討されているのであれば、エコノミー症候群になるリスクを抱えて車中泊の旅をするよりは、思い切ってクルマの買い替えを検討することをおすすめします。
クルマの乗り換えを検討するなら、車種選びだけではなく、買い替えにかかる費用も前もって検討しましょう。

クルマの上手な乗り換えテクニックで詳しく説明しています。

ゆったりとした服を着る

寝る時や、寝る前に車内でくつろぐ時は、できるだけゆったりとした衣服を身につけて、血液の流れを妨げないことが大切です。ベルトは外し、ジーンズなどの身動きし辛い服装も避けましょう。

軽い運動・体操をする

心臓は身体に血液を送るポンプの働きをしていますが、足は第二の心臓と言われています。ウォーキングが健康に良いのは、足の筋肉を動かすことで血液の循環を高める効果があるためです。

私は車中泊の行く先々でなるべく歩くようにしています。観光地で見物がてら歩き回るのもいいですし、自然の中を森林浴を兼ねて歩くのもいいです。普段の景色とは違うのでウオーキングも新鮮ですよ。
充分に歩かなかった日は、車中泊場所に着いてから周囲を歩いたりします。道の駅ではウオーキングコースか整備されている所もあります。

雨の日は、車の中でふくらはぎをマッサージしたりストレッチしたりして、血液の循環を良くしましょう。

特に、足がむくんでいる時は、足を心臓よりも高い位置にして、足に溜まった余分な水分を体幹に戻すことも大切です。

十分な水分を補給する

血栓ができる原因の一つに、水分の不足があります。体の中の水分が不足すると、血液がドロドロになり血栓ができやすくなります。

車中泊の時はトイレに行くのが煩わしいので、水分補給を控えようとしがちですが、エコノミークラス症候群を発症してしまう危険性を高めてしまいます。
車中泊する時は、水や麦茶のペットボトルを持ち込んで、こまめに水分補給しましょう。
アルコールは、利尿作用があり、体の水分を減らしてしまいますので、飲み過ぎには注意しましょう。

参考

厚生労働省のホームページに「エコノミークラス症候群の予防のために」というリーフレットがあります。予防の心掛けと簡単な体操が書かれていますので、参考にどうぞ。

厚生労働省の公式HP内の「エコノミークラス症候群の予防のために」はコチラ

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