気象庁と自治体が出す災害情報がわかりやすく5段階に

気象庁と自治体が出す災害情報がわかりやすく5段階に

車中泊をする上で防災の意識を常に持って行動することはとても重要です。

防災というと大袈裟と感じるかもしれませんが、巻き込まれたときの影響は非常に大きいです。

自分が土地勘の無い所に来ていることを意識して情報収集、行動することが大切です。

5段階の「警戒レベル」

気象庁と自治体は、2019年5月から、従来の防災情報に加えて新たに5段階の「警戒レベル」を伝える運用を開始しています。

5段階の「警戒レベル」対応の経緯

200人以上が犠牲になった2018年7月の西日本豪雨の際に、「避難指示と避難勧告の違いが分かりにくい」、「種類が多く分かりにくい」との指摘がありました。そのため、気象庁が出す洪水や土砂災害などの情報や、自治体が出す避難勧告などの情報に新たに5段階の「警戒レベル」が加えることで伝わりやすくし、早期の避難につなげることになったそうです。

5段階の「警戒レベル」の内容

警戒レベルは、災害の可能性を示すレベル1から災害発生を示す5までの5段階あります。

レベル1

警報級の可能性を示すのがレベル1です。

警報級の現象が5日先までに発生すると予想される時に気象庁が出す情報です。

最新情報などに注意するようにしましょう。

レベル2

気象庁の大雨・洪水注意報に相当するのがレベル2です。

避難に備えた行動を取りましょう。

レベル3

気象庁の大雨・洪水警報に相当するのがレベル3です。

逃げ遅れる可能性のある高齢者・障害者・乳幼児とその支援者は避難し、それ以外の方も避難準備を始めましょう。

レベル4

気象庁の土砂災害警戒情報、自治体の避難勧告と避難指示(緊急)に相当するのがレベル4です。

全員が速やかに避難をしましょう。

レベル5

気象庁の大雨特別警報、自治体の災害発生情報に相当するのがレベル5です。

命を守るための最善の行動を取りましょう。

もし車中泊の途中で警報が出たら

大雨や台風などの自然災害が予想されるときには、巻き込まれないように旅行を取り止めるか行き先を変更するのがベストです。どうしてもその場所に行く必要があり、中止や変更が困難であれば、海岸や増水した川、崖や沢など、危険な場所には近づかないようにしましょう。
また、避難するときも安全なルートを通って移動しましょう。

天気を確認する

車中泊の旅に出る前に、長期予報や週間天気予報などで現地の天気を確認しましょう。
現地に入ってからも常に天気予報は確認するようにし、天候次第では目的地を変えることも検討しましょう。状況次第で予定を変更できるのは車中泊ならではのメリットです。

「気象庁」の公式HPはコチラ

早めの防災行動を取る

警報級の可能性を示す「レベル1」が発表されたら、情報を上手く先取りして早め早めの防災行動をとるようにしましょう。

気象庁の公式HPの「防災情報」はコチラ

危険を回避して移動ルートを選択する

ハザードマップは、過去に発生した災害の被害状況をもとに、大規模自然災害における被害発生状況を予測し、地図に書き込んだものです。
あらかじめ知っておくことで、危険を回避した移動ルートを選択することができます。

国土交通省の公式HPの「ハザードマップ」はコチラ


応援ポチッとお願いします!

にほんブログ村 旅行ブログ 車中泊の旅へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

ノウハウカテゴリの最新記事