タイヤ交換にあると便利なトルクレンチとインパクトレンチ[2022年版]

タイヤ交換にあると便利なトルクレンチとインパクトレンチ[2022年版]

寒い地域の人なら毎年、春先と晩秋にタイヤ交換をするかと思います。自動車整備工場やガソリンスタンドなどに持ち込んでプロに任せる人もいるかと思いますが、タイヤを車に積んで運ぶのも意外と労力がかかり面倒です。

私は毎回自分で変えていますが、道具と手順さえ押さえておけば、タイヤ交換は誰でも出来る作業です。タイヤ交換するにはクルマをリフトアップするジャッキと、ホイールを車体にはめたり、車体から外すのに使用するレンチが必要となりますが、今回はレンチについてご紹介します。

この記事は2021年11月29日時点での情報です。紹介している商品の在庫がなかったり、販売終了となっている可能性がありますので、ご注意下さい。

ホイールナットの締め付けについて

ホイールナットには、決められた締付トルクが規定されています。

緩すぎると走行中にホイールナットが外れてしまう恐れがあり非常に危険です。逆に、締めつけ過ぎるとボルトに負荷をかけすぎることになるので、ネジ山をつぶしてしまったり、ハブボルトを折ってしまう可能性があります。

ボルトを適切に締めるための締め付けトルクは車種毎に規定値が決められていて、規定値どおりに締めるのが理想です。締付トルクは、車種ごとの整備解説書で確認するのが正しいのですが、一般的には以下の値となります。
普通乗用車:90~110N・m
軽自動車:70~90N・m

ただ、規定値どおりに締めるのは素人には難しいです。また、実際に規定値内の100N・mで絞められたナットを人手で緩めるにはかなりの力が必要となり、下手するとディーラーに持ち込まないと外れない、という可能性もあります。

ホイールナットを緩めたり締めたりするにはレンチ、一般的には十字型レンチを使用しますが、ナットを締める場合、緩める場合には次に説明するレンチがあると便利です。

ナットを締めるにはトルクレンチ

規定トルクに沿って正確に締め付けるなら、トルクレンチを使って増し締めするのがベストです。トルクレンチを使うと、ナットを締めつけるトルク(締める強さ)を設定することができます。この工具の有る無しによって事故を未然防止できることを考えるとタイヤ交換時に最も重要な工具ということもできます。

お薦めは、以下のとおりです。

BAL(大橋産業)トルクレンチ2059

トルク測定範囲は、30~180Nmで、設定したトルク値に到達するとカチッという音とともに、手に軽い衝撃が伝わるので、規定値に達したか否かが分かりやすく、だれでも簡単に作業ができます。

ナットサイズ17/19/21mmに対応したソケットが付属していますし、薄型ソケットは、ナットが収まっている穴が細いアルミホイールでも使うことができます。150mmのエクステンションバーも付属しているので、ボディーとレンチの距離を150mm大きく取ることができ、タイヤ交換中にレンチでボディを傷付けてしまうというトラブルも防げます。

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メルテック トルクレンチ Meltec F-92

トルク測定範囲は、28~210Nmまで幅広く、軽自動車から小型トラックまで対応可能です。本体側のトルク調整目盛りは、14Nmおきに刻印されており、細かい締め付けトルクは、グリップ側の目盛りを併用することで設定することができます。

ナットサイズ19/21mmに対応した薄型でロングなソケットが付属していますので、ナットが収まっている穴が細いアルミホイールでも使うことができます。、さらに、ケース付きのため、収納スペースや紛失を防ぐことができます。

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ナットを緩めるにはインパクトレンチ

インパクトレンチは、ボルトやナットを緩めたり、締め付けたりする電動工具です。電動ですのでボルトやナットの付け外しがスピーディーに行えますし、ナットを人手で緩めるのが困難な場合も、電動で簡単に緩めることができます。

電動式はAC電源式と充電式に分かれていて、AC電源式は、安定したパワーで作業できますが、コードのわずらわしさがあります。充電式はコードレスなので、どこでも使えますが、一般にはAC電源式と比較するとパワーが落ちます。

タイヤ交換以外の利用を考えていないのであれば、年2回利用する毎に充電するのも面倒なので、AC電源式をおすすめします。

インパクトレンチは、ナットを締めつける時にも利用できますが、トルクが大きすぎると、ホイールナットもしくはボルトが破損する可能性があります。締め付けの最後は必ずトルクレンチを使って指示された規定値になるようにしましょう。

AC電源式のインパクトレンチ

お薦めは、以下のとおりです。

メルテック 電動インパクトレンチ Meltec FT-50P

ナットサイズ19/21mmに対応したソケットが付属しています。エアーインパクトと同じ動きでスムーズにナットが緩み、締まります。

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リョービ インパクトレンチ IW-2000 657200A

ナットサイズ19/21mmに対応したソケットが付属していますし、薄型ソケットは、ナットが収まっている穴が細いアルミホイールでも使うことができます。
作業に合わせて高速・低速ワンタッチ切換えできますし、暗所での作業をアシストするためのLEDライトも付いています。

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充電式のインパクトレンチ

HiKOKI(ハイコーキ) FWR18DGL

HiKOKIは旧日立工機ですので、ブランドとしても信頼できます。
ナットサイズ19/21mmに対応したソケットが付属していますし、薄型ソケットは、ナットが収まっている穴が細いアルミホイールでも使うことができます。
暗い場所でも作業がしやすい白色LEDライトも付いています。

HiKOKI(ハイコーキ) FWR18DGL

マキタ 充電式インパクトレンチ TW300DZ
18Vリチウムイオンバッテリが使い回せる経済性があります。

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マキタ 充電式インパクトレンチ TW285DRGX

逆転オートストップモードを新たに搭載し、ナットが緩んだら約0.2秒後に自動停止するのでナット等の不意な落下を防止します。

充電式インパクトレンチ TW285DRGX マキタ makita

タイヤの購入・交換の手配が出来るサービス

夏タイヤ・冬タイヤの交換は自分でやることにしても、新品タイヤに買い換える時は、なるべく手間・コストを掛けずにさらっと購入・交換したいものです。
インターネットで購入、交換店舗の手配ができるサービスをご紹介しますのでご活用を検討してみてください。

TIREHOOD(タイヤフッド)

TIREHOOD(タイヤフッド)』なら、ネットで購入手続きと同時に取付作業をする店舗を予約できます。提携しているタイヤの取付店舗数が多く、比較的どの地域でも近隣にタイヤ取付店があります。
購入したタイヤは予約した店舗に直送されるので、取付作業日にクルマで店舗に行くだけ。購入したタイヤを家で保管する必要もありません。

AUTOWAY(オートウェイ)

AUTOWAY(オートウェイ)』なら従来のタイヤ販売店では取り扱っていない東南アジア、台湾などの海外メーカーの高品質・低価格の激安タイヤに強い点です。全国のタイヤ取付協力店に購入したタイヤを直送してもらえますし、取付工賃も全国一律ですが、「TIREHOOD(タイヤフッド)」と比べると提携先が限定されます。

「フジ・コーポレーション」

フジ・コーポレーション』は、ホイールの選択肢が非常に多く、試着シュミレーション「ホイール・フィッティング・ルーム」というコンテンツもありますので、ドレスアップ派向けのショップと言えますし、品ぞろえの価格帯が非常に広く、低コストなタイヤ・ホイールがそろっている点もメリットです。デメリットは、購入から取付までは完全にはワンストップサービスにはなっておらず、取付予約を宇佐美サービスステーション(宇佐美SS)に別途依頼する必要があります。

以下のページでは、3つのサービスの価格比較も行っています。是非ご覧下さい。


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