快適な車中泊ライフのために電源確保は重要です。特にスマホは連絡手段としてだけでなく、情報収集、娯楽の手段として無くてはならないものですから、車中泊中もスマホを充電できる手段を準備しておくほうが良いですね。
スマホをクルマで充電したいという方には、カーチャージャーがおすすめです。
カーチャージャーにはUSBポートが付いていて、クルマの中でスマホやタブレット、モバイルバッテリーの充電を行うことが出来ます。
カーチャージャーの選択ポイント
出力電流(A)
電子デバイスに出力可能な電流値。
スマホは大体1A以上、タブレットは大体2A(iPadは2.1A)以上の出力が充電に必要です。
出力電流が大きいほど電子デバイスの充電スピードが早くなります。
採用規格
USB Power Delievery(USB PD)
USBの端子の規格で、最新の規格が2014年8月に登場したUSB Type-Cです。
USB Power Delieveryは、USB Type-Cの給電規格で、理論上では最大100W(20V / 5A)までの電力を供給できます。給電能力が高いので、従来より短い時間で充電できるようになります。
ただし、その能力を発揮させるにはカーチャージャーだけでなく、スマホやノートPC等のデジタルガジェット、充電ケーブルもUSB PDに対応している必要があります。
Quick Charge(QC)
米Qualcom社が開発した、スマホやタブレットを急速充電する規格。Quick Chargeの場合は電流ではなく電圧を上げることで急速充電を行います。
Android端末にはQualcom社製CPUが広く採用されているのでQuick Charge2.0(QC2.0)やQuick Charge 3.0(QC3.0)に対応している端末は多いです。
カーチャージャーではQC2.0とQC3.0はメジャーな規格ですので、Androidユーザーにはおすすめです。QC3対応であれば出力電流も高いのでiPhoneユーザーにもオススメです。
入力電流(A)
電源からモバイルバッテリーへ出力可能な電流値。
入力電流が大きいほどバッテリー自体の充電スピードが早くなります。
USBポート数
一度に充電できる機器の数に違いがあります。同行者の人数によって変わりますが、2~4ポートのものをおすすめします。
入力電圧(V)
乗用車は通常12V、トラックは24Vです。心配な方はクルマのマニュアルを確認することをおすすめします。
カーチャージャーのおすすめ
USB Power Delievery(USB PD)のおすすめ
Anker PowerDrive+III Duo
USB-C 出力(Power Delivery): 30W + 18W(合計48W)
ポート数: 2
入力電圧: 12V・24V
Anker PowerDrive Speed+ 2-1 PD & 1 PowerIQ 2.0
Power Delivery 出力:5V=3A / 9V=3A / 15V=2A / 20V=1.5A
Power IQ 2.0 出力:5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A
ポート数: 2
入力電圧: 12V・24V
エレコム MPA-CCPD08BK
USB-C 出力(Power Delivery): 5V/3A, 9V/2.22A
USB-A 出力(AiPower): DC 5V/2.4A
ポート数: 2
入力電圧: 12V・24V
サンワサプライ CAR-CHR77PD
USB-C 出力(Power Delivery): DC5V/3A、DC9V/3A、DC12V/3A、DC15V/3A、DC20V/2.25A(最大45W)
USB-A 出力(AiPower): DC5V/2.4A(最大12W)
ポート数: 2
入力電圧: 12V・24V
AINOPE カーチャージャー
USB-C 出力(Power Delivery): PD3.0に対応、最大30W
USB-A 出力(AiPower): 最大18W
ポート数: 2
入力電圧: 12V・24V
Quick Charge(QC)のおすすめ
エレコム MPA-CCUQ03(Quick Charge 3.0対応)
ポート数: 1
入力電圧: 12V・24V
Anker PowerDrive Speed 2(Quick Charge 3.0 & Power IQ対応)
ポート数: 2
入力電圧: 12V・24V
Anker PowerDrive 2 Alloy
ポート数: 2
入力電圧: 12V・24V
RAVPower カーチャージャー RP-VC007
ポート数: 2
入力電圧: 12V・24V
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