車中泊ステーション

初代タンク(マイナーチェンジ前M900A/M910A型, 2016年11月~2020年9月)で車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説

タンク

※トヨタ自動車株式会社の公式HPから画像を引用

本記事は、2020年9月にマイナーモデルチェンジしルーミーに統合される前の初代タンク(マイナーチェンジ前M900A/M910A型, 2016年11月~2020年9月)に関する情報を掲載しています。

新型のルーミーの情報はコチラ

トヨタ タンクは、トヨタ自動車が販売するトールワゴン型のコンパクトカーです。

ダイハツが開発したトールのトヨタ向けOEMモデルでありタンク以外にルーミーもあります。また、トールはスバルへもジャスティとしてOEM供給されています。

LivingとDrivingを掛け合わせた「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」がコンセプトとなっているので、車中泊も出来てほしいですよね。

そんなタンク(M900A/M910A型)が車中泊にも適しているのかどうかは気になるところですよね。

この記事は2021年5月31日時点での情報です。紹介している商品の在庫がなかったり、販売終了となっている可能性がありますので、ご注意下さい。

\おすすめ!/

キャンピングカーではなく普段使いのクルマで快適な車中泊をする上では、何もかもクルマの中で実現しようとは考えずに、食事はレストランでの外食、風呂は日帰りの温泉施設を利用と割り切ってしまい、クルマはベッドスペースとして利用することを主体に考えることをおすすめします。ベッドスペースとして利用することを考えた際の車中泊に適したクルマと、車種毎のおすすめクッション、シェード、カーテンなどの装備をご紹介します。ミニバンミニバンは、前席はそのままで2列目以降のシートアレンジにより大人二人+小さな子供一人程度...
【クルマ】車中泊をEnjoyするための車種毎のオススメ装備 - 車中泊ステーション

タンクの走行性能

車中泊で旅する際には、クルマで日々長距離をドライブすることになりますから走行性能や燃費も重要です。

カタログ燃費

以下にカタログスペックを記載しますが、実走行では約7割ぐらいになるとの口コミが多いです。

ガソリン車(2WD): 24.6km/l
ガソリン車(2WD ターボ): 21.8km/l
ガソリン車(4WD): 22.0km/l

JC08モードでの燃費です。

タンクの安全性能

車中泊の旅では長時間、長距離を運転する機会が多いですから、その分事故の可能性も増えます。
最近は安全装備を標準装備したクルマが増えていますが、メーカーや車種により内容に違いがありますから、しっかり検討しましょう。

予防安全性能

衝突警報機能(対車両・対歩行者)/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)

走行中に前方の車両と歩行者を認識し、衝突の危険性があると判断した場合にドライバーへ注意喚起。さらに危険性が高まった場合には緊急ブレーキで減速。衝突の回避や、衝突時の被害を軽減します。


※トヨタ自動車株式会社の公式HPから画像を引用

誤発進抑制制御機能(前方・後方)

約10km/h以下で障害物を認識後、踏み間違い(必要以上にアクセルペダルを強く踏み込んだ場合)を判定してエンジン出力を抑制し、ブザー音とディスプレイ表示でドライバーに注意します。


※トヨタ自動車株式会社の公式HPから画像を引用

衝突安全性能

SRSエアバッグシステム

全車に標準装備のSRSエアバッグ(運転席・助手席)に加え、メーカーオプションのSRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)とSRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)があります。

タンクの居住性

車中泊をする場合、居住性は最も重要な要素です。
広くてフラットな就寝スペースがないと、睡眠不足になったり体のあちこちが痛くて翌日の旅行を充分に楽しむことができません。
室内サイズとシートアレンジは充分検討しましょう。

室内サイズ

コンパクトカーなので、車内で横になって寝る場合は、前席も含めて車内全体をベッドスペースにする必要があります。長さが約2.2mありますので余裕ですね。幅も1.5m程あるので大人二人ほどの寝る空間がありますし、トールワゴン型なので天井に余裕があるのはありがたいですね。


※トヨタ自動車株式会社の公式HPから画像を引用

室内サイズ 長さ: 2,180mm
室内サイズ 幅: 1,480mm
室内サイズ 高さ: 1,355mm

シートアレンジ

前席と後席を後ろに倒すと大人二人が寝られるベッドスペースが出来ます。多少の凹凸、傾斜はありますが、これに厚めのクッションを引いたら充分寝られそうですね。


※トヨタ自動車株式会社の公式HPから画像を引用


※トヨタ自動車株式会社の公式HPから画像を引用

タンクの理想のベッドスペース

タンクのようなコンパクトカーは、2列目以降のシートアレンジにより、一人であれば斜めに寝られる程度のベッドスペースを確保できます。また前席を後ろに倒してクッション等で埋めればニ人分の車中泊は可能です。

ベッドやクッションマット

ベッドやクッションマットを使って、充分に睡眠が取れて、前日の体の疲れが取れるようにすることは、車中泊の旅を充分に楽しむ上でとても重要です。

トールワゴン型のコンパクトカーは、室内の高さがあるのでクッションマットではなくベッドを組むことをオススメします。ベッドの場合は床下を収納スペース代わりに使用できるぶんよりいっそう広びろとします。



時間と手間がかかリますが、ベッドを自作することができ、購入するのと比べると安上がりです。

ネットで検索すると様々な車種で自作されている事例が見つかりますし、私自身も自作しています。

イレクターパイプを使ってベッドを自作

カーテンやブラインドシェード

カーテンやブラインドシェードを使って、車外からの視線・街灯の灯りをブロックする対策は防犯・安眠の点で非常に重要です。

タンクのように車内スペースが狭い車種は、車内の窓ガラス全てを覆うパターンをオススメします。

カーテンかブラインドシェードかは、好みの問題ですが、ブラインドシェードは、断熱性が高いため、夏は涼しく冬は温かいのでオススメです。



タンクの車中泊向け純正アクセサリ

車中泊で使えるメーカーオプションまたはディーラーオプションのタンク専用品をご紹介します。
純正品の場合は、市販品と比べて一般に高価になりますが、最近はディーラー以外でもネットで購入することが可能なので安いお店を探してみましょう。

純正ブラインドシェード

車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
ブラインドシェードは、断熱性が高いため、夏は涼しく冬は温かいです。しかし、毎晩付け外しする必要があり、全ガラスに装着するのは面倒です。

フロントシェード

リアシェード

タンク M900A/M910A 純正 サンシェード(クォーターウインドゥ)
タンク M900A/M910A 純正 サンシェード(バックドア)

純正カーテン

車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
遮光カーテンは付けっぱなしにできるため、車中泊のたびに取り付ける手間もなく簡単です。

リアカーテン

遮光機能に優れたカーテンは、仮眠時など、室内の目隠しに最適。リヤドア+リヤクォーター+バックドア(左右2分割)のセットです。

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純正ルーフネット

車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。ヘッドクリアランスの高いクルマの場合は天井周りのスペースを活用するためにルーフインナーバーやルーフネットを設置しましょう。

タンクの車中泊向けアフターマーケット品

車中泊で使える市販のタンク専用品をご紹介します。
市販品といっても車種毎の専用品ですのでサイズはちょうどよく、価格も純正品と比べてお手頃です。

市販ベッド

車中泊の時に快適な睡眠を取るためのベストの解決策は、ベッドです。ベッドはグラつかず安定するので、熟睡する事ができますし、寝るまでの時間を車内で過ごすときも床面のクッション性が良すぎない方が過ごしやすいです。

約220cmx122cmのフラットスペースとなります。

タンク M900A/M910A 専用 ベッド

市販クッションマット

車中泊の時に快適な睡眠を取るためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがあります。クッショマットは、室内高の犠牲は小さくて済み、設置が容易で、使わないときは邪魔になりにくい点がメリットです。

ラブベッド
フルフラット化したシートの全面に敷く一枚ものの大きなクッションマットです。
約156cmx120cmのフラットスペースなので、後席のみでのスペースのようです。

くるマット
フルフラット化したシートの凹凸を上手く埋められるようシート形状に合わせて複数の座布団サイズのクッションマットを組み合わせて敷くタイプです。一人の場合は片側だけ敷く事ももちろん可能です。

市販ブラインドシェード

車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
ブラインドシェードは、断熱性が高いため、夏は涼しく冬は温かいです。しかし、毎晩付け外しする必要があり、全ガラスに装着するのは面倒です。

フロントシェード

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リアシェード

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市販カーテン

車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
遮光カーテンは付けっぱなしにできるため、車中泊のたびに取り付ける手間もなく簡単です。

フロントカーテン

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リアカーテン

市販バックドアタープ

バックドアタープは車中泊に必須という訳ではないですが、オートキャンプ場などではあると便利です。小さい子供がいれば喜びますし、ソロでもクルマの後ろに自分のプライベート空間を確保できます。スキー・スノボやサーフウェアに着替えるスペースとしても活用できます。

市販キャリア

車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。キャリアとルーフボックスやルーフラックを使って屋根の上のスペースを有効活用すれば、室内から余分な荷物は減って広い室内となります。

システムキャリア:TERZO テルッツオ トヨタ M900A/M910A タンク/ルーミー用 ルーフキャリア取付3点セット

フット品番: EF14BL
バー品番: EB6
キット品番: EH427

ルーフボックス:TERZO エアロクロスライダー185

ルーフラック:TERZO ルーフラック レギュラー

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その他の市販グッズ

シュラフ

車中泊をするうえで、最も重要なのは快適な睡眠をとることではないでしょうか。睡眠不足だと翌日のレジャーも楽しくありませんし、交通事故などの要因にもなりかねません。そのためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがまず重要ですが、同じように重要なのが、シュラフです。

シュラフを選ぶ場合の最も重要な基準は保温力です。寒くて眠れなかったり、朝方に目を覚ましたりして寝不足が続くと、折角の旅行も辛い修行になってしまいます。
まず最初に一つ買うのであれば、車中泊に出る機会が多い春と秋に使える3シーズン用シュラフを買いましょう。

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モンベル(mont-bell)
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車中泊に慣れてきて年間を通して車中泊するようになったら冬用シュラフを買い足しましょう。真冬の深夜から明け方の気温では低体温症となる危険性がありますので、冬用のシュラフを買う際は、記載されている保温力を参考にして適切な対応温度のシュラフを購入しましょう。

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夏用は3シーズン用をジッパーを開けて使うことで対応できるので買う必要性は低いですが、夏に頻繁に車中泊をするなら、夏用シュラフかインナーシュラフを購入しましょう。

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キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
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ランタン

寝るまでの時間に、車内でまったりお酒をのんだり、スマホをいじったりする時には、バッテリー上がりの心配のある室内灯ではなくランタンの灯りを使いたいですね。特に室内ですと小型で場所を取らず、火を使わず安全なLEDランタンがあると便利です。

LEDランタンのおすすめメーカーは、ジェントス(GENTOS)です。キャンパーから絶大な支持を受けていて、売れ筋ランキングの上位を独占しています。

中でも「ジェントス エクスプローラー EX-AG334D」は、直径59mm、重さ約242gと小ぶりなので、ドリンクホルダーに入れたり、アシストグリップから吊り下げることもできて、狭い車内でも置き場所に困りません。

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GENTOS(ジェントス)
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モバイルバッテリー機能を備えた2in1 LEDランタンですと寝ている間にスマホの充電も出来ますし、災害時・停電時の対策としても一つあると安心です。

「ジェントス EX-964DL」は、手回し充電機能がついた「防災仕様」モデルです。

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更にBluetoothスピーカーまで付いた3in1 LEDランタンですと好きな音楽を聴きながらゆっくりできます。

キャンプでの利用をメインに想定しているようですが、車中泊でも最強だと思いませんか?
昼間のドライブ中にシガーソケットから充電しておいて、夜は明るい車内で好きな音楽き、更に寝ている間にスマホの充電も出来るんですよ。バッテリーが減れば翌日の昼間に充電出来るので、安心してガンガン使えます。

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コールマン(Coleman)
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バッテリー

長期間の車中泊旅をする際は、スマホやカメラ、パソコンなどの家電品の電源を確保する必要があります。

もしモバイルバッテリーを持っていないのであれば、日常での利用とも共有できるので、是非一つ購入しましょう。バックに入れて持ち運べば、スマホやタブレットの電池切れの時にも充電できますよ。

cheero CHE-096-RE cheero Power Plus DANBOARD version 10050mAh PD -Strawberry-

AC出力付モバイルバッテリーがあると、車中泊やキャンプで家庭用電化製品を使うための電源を確保出来ますし、少し大きくて重いですがカバンに入れて普段持ち運んで使用することも可能です。

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車中泊用にクルマに積んで使う用途がメインであればポータブルバッテリーをおすすめします。ポータブルバッテリーはバッテリー容量が大きく、本体の充電方式は、AC電源、DC電源、ソーラーに対応しています。更に地震などの万が一の備えの防災用品としても重宝します。

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クルマのバッテリー上がり時にはエンジンをかけるためのジャンプスターターとしても使えるモバイルバッテリーもあります。クルマのバッテリー上がりが気になる方はこちらの製品も検討してみて下さい。

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シガーソケットからの充電

日中のドライブ時に、シガーソケットからスマホやタブレット、モバイルバッテリーなどのUSB機器や、USB Type-Cを搭載したノートPC等に充電するカーチャージャーです。

Anker PowerDrive Speed 2-1 PD

シガーソケットのDC12Vを家電品で使用されているAC100Vに変換するインバーターがあれば、クルマのシガーソケットの電源で家電が使えます。

BESTEK カーインバーター 300W

あると便利なグッズ

車内でお湯を沸かすための湯沸かしグッズがあると、コーヒーを飲んだり、インスタントラーメンを食べたり、湯たんぽに使用したりできて本当に便利です。

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車載用冷蔵庫があれば、夜に車中泊地に移動してからキンキンに冷えたビールを飲めます。

クーラーボックス・クーラーバッグであれば、保冷力は下がりますが、電源不要ですし、クーラーバッグなら使用していないときは折り畳むこともできます。

タンクの購入を検討されている方へ

前席と後席を後ろに倒すと大人二人が寝られるベッドスペースが出来ます。多少の凹凸、傾斜はありますが、これに厚めのクッションを引いたら充分寝られそうですね。更に市販のベッドキットを設置すれば快適な車中泊が楽しめますよ。

タンクの新車購入相場

タンクは、同じモデルとなるダイハツトール、トヨタルーミー、スバルジャスティと競合させることで上手く値引きを引き出しましょう。またライバル車となるスズキソリオ、ソリオのOEMである三菱デリカD:2も上手く活用しましょう。

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