キャンピングカーではなく普段使いのクルマで快適な車中泊をする上では、何もかもクルマの中で実現しようとは考えずに、食事はレストランでの外食、風呂は日帰りの温泉施設を利用と割り切ってしまい、クルマはベッドスペースとして利用することを主体に考えることをおすすめします。
そのためにはフラットで広いスペースが必要となります。
フラットなスペース
凹凸や段差の無いフラットなスペースが理想です。
市販車のカタログを見ると、「フルフラット」と書かれている車種はありますが、実際には床面が波打ったようにデコボコしていたり、傾斜があったりします。
広いスペース
手足を伸ばせて、できれば寝返りが打てる程度のスペースが望ましいです。また、就寝までの時間をゆったりと過ごすにはある程度の車高も必要です。
これら2つを満たしているクルマであれば、大型SUVなら、前席はそのままで2列目以降のシートアレンジにより大人二人+小さな子供一人程度が寝られるスペースを確保できます。
ただしミニバンと比べると天井までの高さは低くなります。
車中泊におすすめのSUV「マツダ CX-8」

CX-8は、6人・7人がゆとりを持って乗車できる広い居住空間を備えています。またCX-5と同様に、欧州プレミアム並みのクオリティのSUVです。
マツダ CX-8のシートアレンジ
2列目、3列目のシートを前に倒すことで、2200mm × 1015mmの広いフラットスペースとなります。ただし2列目は隙間があるのとリアにかけて若干の傾斜があります。また6人乗りモデルの場合は2列目にコンソールボックスがあり、マット等を引く場合は、邪魔になりそうです。

更に純正のクッションマットを敷けば、一層快適に車中泊できます。
マツダ CX-8の購入を検討されている方へ

マツダ CX-8での車中泊について詳しくは
以下のサイトでは、マツダ CX-8での車中泊をする上で必要となるクッションマットやブラインドシェード等について詳しくご紹介しています。
⇒CX-8で車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説
車中泊におすすめのSUV「トヨタ RAV4」

約3年ぶりに日本市場に帰ってきたRAV4は、トヨタ自動車が製造・販売を行っているミドルサイズSUVです。初代RAV4は本格クロカン4WDではない点を揶揄され、「なんちゃってヨンク」なんて呼ばれていましたが、日本再発上陸となった5代目はエッジの利いたSUVに仕上がっていますね。
トヨタRAV4のシートアレンジ
リアシートを前に倒すと、奥行1880mm ×幅1000mmのフラットなスペースとなります。大人二人が寝られるだけのスペースがあります。リアシートからトランクルーム方向に傾斜がありますが、リアシート側を頭にすれば、問題なく寝られる程度の傾斜です。

ラブベッドは、フルフラット化したシートの全面に敷く一枚ものの大きなクッションマットです。
175cmx135cmのベッドスペースとなります。
トヨタ RAV4の購入を検討されている方へ

以下のサイトでは、トヨタ RAV4での車中泊をする上で必要となるベッドやブラインドシェード、カーテン等について詳しくご紹介しています。
⇒RAV4で車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説
車中泊におすすめのSUV「トヨタ ハリアー」

ハリアーは、高級クロスオーバーSUVとして、日本市場を開拓し牽引してきたクルマです。
トヨタ ハリアーのシートアレンジ
2列目の6:4分割可倒式リヤシートを前に倒すと、約170cmx135cmのフラットスペースとなります。ただしリアにかけて若干の傾斜があり、リアシートとトランクルームの境目が、「く」の字型になります。

トヨタ ハリアーの購入を検討されている方へ

トヨタ ハリアーでの車中泊について詳しくは
以下のサイトでは、トヨタ ハリアーでの車中泊をする上で必要となるクッションマットやブラインドシェード、カーテン等について詳しくご紹介しています。
⇒新型ハリアーで車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説
車中泊におすすめのSUV「トヨタ ランドクルーザープラド」

ランドクルーザープラドは、悪路走破性と信頼性の高いトヨタの高級本格SUVです。
トヨタ ランドクルーザープラドのシートアレンジ
7人乗りは2列目、3列目のシートを、5人乗りは2列目のシートを前に倒すことで、広いフラットスペースとなります。ただしリアにかけて若干の傾斜があります。

更に自作や市販のベッドを設置すれば、一層快適に車中泊できます。
トヨタ ランドクルーザープラドの購入を検討されている方へ

トヨタ ランドクルーザープラドでの車中泊について詳しくは
以下のサイトでは、トヨタ ランドクルーザープラドでの車中泊をする上で必要となるベッドやブラインドシェード等について詳しくご紹介しています。
⇒ランドクルーザープラドで車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説
車中泊におすすめのSUVのまとめ
車中泊におすすめのSUV、いかがでしたか?
お気に入りの車は見つかりましたか?
前席はそのままで2列目以降のシートアレンジにより大人二人+小さな子供一人程度が寝られるスペースを確保できるSUVはかなり限定されます。
条件を変えて大人一人が寝られるスペースと考えると激戦区となっているコンパクトSUVのヴェゼルやC-HR、エクリプス クロスでも十分車中泊は可能です。
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それでは良い車中泊ライフを!
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