スズキ エスクード(Escudo)は、スズキのコンパクトSUVです。
4代目エスクードは、2021年9月に販売終了となっていたのですが、2022年4月に再登場、既存の1.4Lガソリンターボエンジンからパワートレインを刷新して、新たに1.5Lガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたストロングハイブリッドシステムになりました。
エスクードは欧州では「ビターラ」の名で生産・販売されており、日本へはハンガリーのマジャールスズキから逆輸入されています。
\おすすめ!/
キャンピングカーではなく普段使いのクルマで快適な車中泊をする上では、何もかもクルマの中で実現しようとは考えずに、食事はレストランでの外食、風呂は日帰りの温泉施設を利用と割り切ってしまい、クルマはベッドスペースとして利用することを主体に考えることをおすすめします。ベッドスペースとして利用することを考えた際の車中泊に適したクルマと、車種毎のおすすめクッション、シェード、カーテンなどの装備をご紹介します。ミニバンミニバンは、前席はそのままで2列目以降のシートアレンジにより大人二人+小さな子供一人程度... 【クルマ】車中泊をEnjoyするための車種毎のオススメ装備 - 車中泊ステーション |
エスクードの走行性能
車中泊で旅する際には、クルマで日々長距離をドライブすることになりますから走行性能や燃費も重要です。
エスクードの特長である四輪制御システム「ALLGRIP」との連携を行い、高い走破性と低燃費を両立しています。
カタログ燃費
エスクードはハイブリッド専用モデルですから、走行距離が多いかたにはピッタリです。
WLTCモードでの計測値です。
ブレーキ時に発生するエネルギーでバッテリーを充電できる回生ブレーキや、後退時のEV走行をスズキとして初採用しています。
エスクードの安全性能
車中泊の旅では長時間、長距離を運転する機会が多いですから、その分事故の可能性も増えます。
最近は安全装備を標準装備したクルマが増えていますが、メーカーや車種により内容に違いがありますから、しっかり検討しましょう。
予防安全性能
安心して、楽しくスズキのクルマに乗っていただきたいという想いから生まれた「スズキ セーフティ サポート」を搭載しています。
2022年4月のストロングハイブリッド化により車両進入禁止・はみ出し通行禁止・最高速度に対応した標識検知機能が搭載されました。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]
ステアリングのACCスイッチを操作すると、ミリ波レーダーで先行車との距離を測定。設定した車間距離を適切に保ちながら加速・減速、さらに停止まで自動追従します。高速道路での長距離運転や渋滞走行時の発進・停止を頻繁に繰り返す状況などで、運転操作の負担を軽減します。
リヤクロストラフィックアラート
駐車場などで後退しているとき、リヤバンパーに内蔵したミリ波レーダーで自車の後方左右から接近する車両を検知。マルチインフォメーションディスプレイの表示とブザー音によりドライバーに注意を促します。
デュアルセンサーブレーキサポート
前方の車両や歩行者を検知し、衝突のおそれがあると判断すると、ブザー音やメーター内の表示によってドライバーに警告。ブレーキペダルを踏むと、ブレーキ踏力をアシスト。衝突の可能性が高まると、自動で強いブレーキをかけ、衝突の回避または衝突時の被害軽減を図ります。
誤発進抑制機能
駐車場などで、前方に壁などがあるにも関わらずシフトをD・M(前進)の位置でアクセルペダルを強く踏むと、最長約5秒間、エンジン出力を自動的に抑制。急発進・急加速を抑えて、踏みまちがいなどによる衝突回避に貢献します。
衝突安全性能
軽量衝撃吸収ボディーTECT[テクト]
衝突時の衝撃を効率よく吸収・分散する軽量衝撃吸収ボディー。高張力鋼板を多用するとともに、コンピューターによる構造解析を駆使して、安全性の向上と軽量化を両立しています。
SRSエアバッグ
運転席・助手席SRSエアバッグをはじめ、側面衝突時の頭部への衝撃を軽減するSRSカーテンエアバッグ、胸部への衝撃を軽減するフロントシートSRSサイドエアバッグを採用。6つのSRSエアバッグを標準装備しています。
エスクードの居住性
車中泊をする場合、居住性は最も重要な要素です。
広くてフラットな就寝スペースがないと、睡眠不足になったり体のあちこちが痛くて翌日の旅行を充分に楽しむことができません。
室内サイズとシートアレンジは充分検討しましょう。
室内サイズ
室内サイズ 幅: 1,480mm
室内サイズ 高さ: 1,265mm
シートアレンジ
リヤシートの背もたれを倒してラゲッジボードを上段にセットすれば、ほぼフラットなスペースになります。
奥行が1,415mmしかないのですが、一人なら、斜め方向に寝れば足を伸ばして寝られます。また、前席と後席の間の足元のスペースが空いているので、そのスペースまで有効活用できれば1,880mmとなり、大人二人でも寝ることができます。
エスクードの車中泊向け純正アクセサリ
車中泊で使えるメーカーオプションまたはディーラーオプションのエスクード専用品をご紹介します。
純正品の場合は、市販品と比べて一般に高価になりますが、最近はディーラー以外でもネットで購入することが可能なので安いお店を探してみましょう。
純正キャリア
車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。キャリアとルーフボックスやルーフラックを使って屋根の上のスペースを有効活用すれば、室内から余分な荷物は減って広い室内となります。
ベースキャリア
ルーフラックアタッチメント(アルミ)
その他の純正グッズ
エスクードのアクセサリーカタログは以下です。多くのオプションがあるので参考にして下さい。
エスクードの車中泊向けアフターマーケット品
車中泊で使える市販のエスクード専用品をご紹介します。
市販品といっても車種毎の専用品ですのでサイズはちょうどよく、価格も純正品と比べてお手頃です。
市販カーテン
車外からの視線をブロックすることは、プライバシー保護対策、更には防犯対策になります。また、駐車場のクルマのライトや街灯の灯りをブロックすることは安眠する上でも重要です。
遮光カーテンは付けっぱなしにできるため、車中泊のたびに取り付ける手間もなく簡単です。
間仕切りカーテン
市販キャリア
車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。キャリアとルーフボックスやルーフラックを使って屋根の上のスペースを有効活用すれば、室内から余分な荷物は減って広い室内となります。
システムキャリア: INNO
ルーフボックス: INNO ルーフボックス 33
ルーフラック: INNO エアロラックシェイパー 80
その他の市販グッズ
シュラフ
車中泊をするうえで、最も重要なのは快適な睡眠をとることではないでしょうか。睡眠不足だと翌日のレジャーも楽しくありませんし、交通事故などの要因にもなりかねません。そのためのグッズとしては、ベッド以外にクッションマットがまず重要ですが、同じように重要なのが、シュラフです。
シュラフを選ぶ場合の最も重要な基準は保温力です。寒くて眠れなかったり、朝方に目を覚ましたりして寝不足が続くと、折角の旅行も辛い修行になってしまいます。
まず最初に一つ買うのであれば、車中泊に出る機会が多い春と秋に使える3シーズン用シュラフを買いましょう。
車中泊に慣れてきて年間を通して車中泊するようになったら冬用シュラフを買い足しましょう。真冬の深夜から明け方の気温では低体温症となる危険性がありますので、冬用のシュラフを買う際は、記載されている保温力を参考にして適切な対応温度のシュラフを購入しましょう。
夏用は3シーズン用をジッパーを開けて使うことで対応できるので買う必要性は低いですが、夏に頻繁に車中泊をするなら、夏用シュラフかインナーシュラフを購入しましょう。
ランタン
寝るまでの時間に、車内でまったりお酒をのんだり、スマホをいじったりする時には、バッテリー上がりの心配のある室内灯ではなくランタンの灯りを使いたいですね。特に室内ですと小型で場所を取らず、火を使わず安全なLEDランタンがあると便利です。
LEDランタンのおすすめメーカーは、ジェントス(GENTOS)です。キャンパーから絶大な支持を受けていて、売れ筋ランキングの上位を独占しています。
中でも「ジェントス エクスプローラー EX-AG334D」は、直径59mm、重さ約242gと小ぶりなので、ドリンクホルダーに入れたり、アシストグリップから吊り下げることもできて、狭い車内でも置き場所に困りません。
モバイルバッテリー機能を備えた2in1 LEDランタンですと寝ている間にスマホの充電も出来ますし、災害時・停電時の対策としても一つあると安心です。
「ジェントス EX-964DL」は、手回し充電機能がついた「防災仕様」モデルです。
更にBluetoothスピーカーまで付いた3in1 LEDランタンですと好きな音楽を聴きながらゆっくりできます。
キャンプでの利用をメインに想定しているようですが、車中泊でも最強だと思いませんか?
昼間のドライブ中にシガーソケットから充電しておいて、夜は明るい車内で好きな音楽き、更に寝ている間にスマホの充電も出来るんですよ。バッテリーが減れば翌日の昼間に充電出来るので、安心してガンガン使えます。
バッテリー
長期間の車中泊旅をする際は、スマホやカメラ、パソコンなどの家電品の電源を確保する必要があります。
もしモバイルバッテリーを持っていないのであれば、日常での利用とも共有できるので、是非一つ購入しましょう。バックに入れて持ち運べば、スマホやタブレットの電池切れの時にも充電できますよ。
AC出力付モバイルバッテリーがあると、車中泊やキャンプで家庭用電化製品を使うための電源を確保出来ますし、少し大きくて重いですがカバンに入れて普段持ち運んで使用することも可能です。
車中泊用にクルマに積んで使う用途がメインであればポータブルバッテリーをおすすめします。ポータブルバッテリーはバッテリー容量が大きく、本体の充電方式は、AC電源、DC電源、ソーラーに対応しています。更に地震などの万が一の備えの防災用品としても重宝します。
クルマのバッテリー上がり時にはエンジンをかけるためのジャンプスターターとしても使えるモバイルバッテリーもあります。クルマのバッテリー上がりが気になる方はこちらの製品も検討してみて下さい。
シガーソケットからの充電
日中のドライブ時に、シガーソケットからスマホやタブレット、モバイルバッテリーなどのUSB機器や、USB Type-Cを搭載したノートPC等に充電するカーチャージャーです。
シガーソケットのDC12Vを家電品で使用されているAC100Vに変換するインバーターがあれば、クルマのシガーソケットの電源で家電が使えます。
あると便利なグッズ
車内でお湯を沸かすための湯沸かしグッズがあると、コーヒーを飲んだり、インスタントラーメンを食べたり、湯たんぽに使用したりできて本当に便利です。
車載用冷蔵庫があれば、夜に車中泊地に移動してからキンキンに冷えたビールを飲めます。
クーラーボックス・クーラーバッグであれば、保冷力は下がりますが、電源不要ですし、クーラーバッグなら使用していないときは折り畳むこともできます。
エスクードの購入を検討されている方へ
エスクードはライトウェイトクロカンとして誕生した後にモノコック化したこともありSUVの中ではスズキらしい質実剛健のイメージのあるクルマです。室内スペースをベッドを自作するなどでうまく使うことができれば2人での車中泊にも利用でき、アウトドアで小回りの利くクルマと言えます。
エスクードの新車購入相場
ライバルとなるC-HR、ヴェゼル、CX-3と比べるとCM等での露出も少なく目立たないイメージのエスクードですが、激戦区で各社から売れ筋車種が出ていることをうまく利用して値引きを引き出しましょう。
中古車購入相場
今お持ちのクルマの買取相場
買い替えであれば、今のクルマの買取価格を事前に調査し、高いところで買い取ってもらうか、買取相場を考慮して価格交渉しましょう。
買取価格は、無料で簡単に調査できます。煩わしい営業電話の心配も無し。
詳しくは、クルマの上手な乗り換えテクニックで説明しています。
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