3月10日-11日にインテックス大阪で大阪キャンピングカーショー2018が開催されていたので見に行ってきました。
キャンピングカーショーと言っても本格的なキャンピングカーから外観は普通の自動車と変わらないものまで多数展示されていました。
まとめ記事に関しては、以下をご覧ください。
普段使いも想定すると、エクステリアは普通の乗用車っぽく、シートも通常の乗用を想定したアレンジができるものを候補として考える人が多いのでしょう。
ハイエースやNV350のバンコンは、キャンピングカーの中でも最も選択肢が多いですし、軽キャンパーも数年前から人気が出ており選択しが豊富です。
どちらも、普段は乗用のシートだが、車中泊用にベッドになるだけの睡眠専用の車中泊仕様のクルマも多数出ています。
一方でミニバンをベースにした車中泊仕様のクルマは、バンコンや軽キャンパーと比べるとマイナーで、架装しているビルダーも限られています。
バンコンと比べると価格が手頃の割には、居住性でも大きな課題はなく、ポップアップルーフ付であれは4名就寝が可能です。また、車種によってはハイブリッドモデルが選べたり、衝突安全性能が高いのも、大ききなメリットです。
大阪キャンピングカーショー2018では、少ないながらもいくつかミニバンのキャンピングカー仕様も出展されていたのでご紹介します。
「ヴォクシーデイズ(ヴォクシー)」 by ホワイトハウス
ベース車両は、トヨタのヴォクシーのハイブリッド、ガソリン2WD、ガソリン4WDの3種類から選べます。
架装タイプは、大きくは、ポップアップルーフの有無、サブバッテリーの有無、シート変更の有無、ギャレーの有無が選べます。
シート変更有だと、フロント回転シートとセカンドバタフライシートが装備されます。
フロント回転シートは運転席、助手席が回転し2列目シートと対座できます。ファミリーでの車中泊には良さそうですね。
セカンドバタフライシートは、通常のヴォクシーのシートとは異なり、倒すとほぼフルフラットになります。乗車時の乗り心地とどちらを優先するかの選択かと思います。
「フリースタイル(フリードプラス)」 by ホワイトハウス
ホンダのフリードプラスのキャンピングカー仕様『FREE STYLE』を展示していました。
架装タイプは、大きくは、ポップアップルーフの有無、サブバッテリーの有無、シート変更の有無が選べます。
ポップアップルーフは大人2名がゆったりと横になれるベッドスペースになります。
前席はそのままで後席を前に倒すシートアレンジを行えば、後席の傾斜や段差が小さいのでマットフラットクッションマットを敷けば大人2人が寝られます。
回転フロントシートを後ろに回せば、車内はリビングスペースにもなります。
「フリーデッキ(ステップワゴン)」 by ホワイトハウス
ベースはホンダのステップワゴンです。
架装タイプは、ヴォクシーと同様に大きくは、ポップアップルーフの有無、サブバッテリーの有無、シート変更の有無、ギャレーの有無が選べます。
ベース車のステップワゴン大きな特徴はリアゲートが縦だけでなく横にも開くこと。この「わくわくゲート」により、ドアのような最低限の開閉で車内に乗り込むこともでき、とても便利です。
「アウトランダーPHEVポップアップ仕様」 by 西尾張三菱自動車販売
ベース車となるアウトランダーPHEVには、車内に2か所のコンセントがあり、合計1500Wまでの電気を供給できます。
家電製品を満載して、どこへでも旅立てるのが、巨大なリチウム電池を搭載したアウトランダーPHEVの長所です。
アウトランダーPHEVのポップアップルーフ仕様は、ポップアップルーフ内に2人、セカンドシートを前倒しして「E:BED」と名付けられたベッドマット3枚で作るフラットな就寝スペースに2名の就寝が可能です。
「デリカD:5ポップアップ仕様」 by 西尾張三菱自動車販売
ベース車となるデリカD:5は、悪路も突き進む高い走破性能を備えています。機動力の高いD:5をベースにしたこのモデルは“道を選ばない”最強キャンパーです。
ポップアップルーフはデリカD:5の車体全体を包み込む頑丈な骨格にリブボーンフレームを損なわないように活かして天井に開口部を設けています。
ポップアップしたテント内には2名が就寝出来るスペースがあります。また純正のセカンド・サードシートを倒し、オプションのベッドを敷けば、さらに2名が就寝できます。
「デリカD5クルーズ」 by ケイワークス
デリカD5クルーズは、西尾張三菱自動車販売との共同開発から生まれました。
2列目シートとしてオリジナルのバタフライシートを開発し、3列目シートと合わせてフルフラットのベッドスペースにでき、なおかつ3列目シートと向かい合わせにもセットできるようにしました。
セカンドシートの構造とレイアウトをゼロから徹底的に見直し、リビング&ベッドスペースを供えた本格的なキャンピングカー仕様に仕上がっています。
「セレナP-SV」 by 日産ピーズフィールドクラフト
人気のミニバン セレナを車中泊仕様に仕立てたのがセレナ・P-SVです。P-SVはポップアップルーフ・スリーピングバージョンという意味です。
今回は、セレナ・ハイブリッドをベースに給電を行う「セレナP-SV」を展示していました。
ポップアップルーフ内のアッパーベッドに大人2人、車内のセカンド&サードシートを倒しオプションのアンダーベッドを使用して大人2名、合計4名が快適に車中泊可能です。
応援ポチッとお願いします!