寒い季節のベースレイヤー[2021年版]

寒い季節のベースレイヤー[2021年版]

冬の車中泊の防寒対策ではシュラフが重要ですが服装も重要であり、就寝時の服装を工夫することで暖かさが随分違います。

レイヤリングの基本的な考え方

登山では、レイヤリングといって、ベース、ミドル、アウターの大きく3層で重ね着し、重ね着した衣服を脱ぎ着する事で気象の急激な変化や自身の体調の変化に柔軟に対応します。要は重ね着のことです。

ベース

肌に触れるレイヤーのことで、肌着と考えていただくと分かりやすいです。肌着を重ね着する場合は上に重ねている方も含めてベースになります。汗を吸って放出することで、汗冷えを防ぎます。

ミドル

ベースとアウターの間のレイヤーのことです。空気の層を身にまとうことで、体温が逃げにくくなります。保温性と透湿性のバランスで選びます。
ミドルはコチラ

アウター

外気の影響をシャットアウトします。ウインドブレーカーやレインウェアのように防風、防水対策がメインとなり、防寒はミドル層で対策します。汗がこもらないようにするため透湿性も非常に重要です。
アウターはコチラ

車中泊の時のベースレイヤー

冬の車中泊では、雪や風はクルマで防げますが、寒さを防ぐ事は出来ず、深夜には車内の温度は車外とほぼ同じになります。車中泊の就寝時に寒さを防ぐベースレイヤーについて説明します。
車中泊の時のベースの考え方は基本的には登山と同じで、速乾性と保温性が重要です。
登山やスキーでは活発に体を動かすため汗をかきますし、その汗で体温を奪われることは命取りですから速乾性は特に重要です。車中泊ではさほど体を動かすことはありませんが、それでも一晩にコップ一杯程度の汗をかきますし、夜中に不快に感じて目が覚めても着替えるのは面倒です。速乾性と保温性の両方でベースレイヤーを選びましょう。

ベースレイヤーのおすすめ

登山やスキー、スノボをするのであれば、そのウェアは車中泊でも非常に有用ですのでワードローブに組み入れましょう。

ユニクロ

ユニクロの冬用インナーって何を思い浮かべますか?ヒートテックですよね。
ヒートテックは依然として良く売れているそうですね。自分も愛用していまして冬の日常生活では無くてはならないものになってます。
ヒートテック以外で思い浮かべるのは?実はエアリズムは年中使える万能インナーなんですよ。清涼感を売りにしているので夏用のイメージがありますが、吸湿・速乾性に優れたインナーです。また、エアリズムの上にヒートテックを重ね着するのもおすすめです。
ユニクロはアウトドアブランドと比べてコストパフォーマンスが高いのでまずはユニクロで揃えて必要性があれば高性能なベースレイヤーを買い足せば、良いのではないかと思います。

モンベル ジオライン シャツ&タイツ

速乾性が高く、汗冷えしにくい化学繊維が使われています。
生地の厚さはライトウェイト・ミッドウェイト・エクスペディションが選べます。
上着は半袖・長袖や、首周りはラウンドネック・ハイネック・Vネックから選べます。

モンベル ジオライン ラウンドネックシャツ

モンベル スーパーメリノウール シャツ&タイツ

保温性が高いメリノウールが使われています。
選択肢はジオラインと同じです。

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ファイントラック メリノスピン シャツ&タイツ

メリノウールとポリエステルのハイブリッドです。
生地の厚さはライト・サーモが選べます。
上着は半袖・長袖や、首周りはクルーネック・ジップネック・フーディから選べます。

ファイントラック メリノスピン シャツ
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