新型コロナウイルスの影響で「緊急事態宣言」が発せられて、旅らしい旅ができず、ゴールデンウィークも「StayHome (うちで過ごそう) 」をきっちり守っている車中泊ステーションです。
車中泊ステーションとしてできることの一つとして、暫くは旅行記は無くし、車中泊に有用なインターネットサイトやアプリの紹介として、アフターコロナに備えて情報収集できるサイト・アプリをご紹介していこうとしています。自宅でうだうだしているとどうしてもストレスが溜まってしまいます。ネットで旅行気分を味わったりするだけでも随分ストレス発散できます。
今回はサイトの紹介ではありませんが、キャンプドラマの紹介です。今年の1月から3月にTV放送されて話題となったドラマ「ゆるキャン△」です。「キャンプに行かなくても行った気分になれる」ので「StayHome (うちで過ごそう) 」での退屈しのぎにはお薦めです。
「ゆるキャン△」の紹介
志摩リンと各務原なでしこを中心に、高校の「野外活動サークル」の5人の女子高生たちがキャンプする“ゆるゆる系ガールズキャンプ”ドラマです。
春から秋のキャンプのようにワイワイ・ガヤガヤではなく、冬キャン・ソロキャンなのですが、ストイックというよりもゆるゆる癒し系の不思議なキャンプドラマです。
毎回キャンプの小ネタや楽しみ方が知れて「ソロキャンプしたことがないけどしてみたくなる」と評判のドラマです。
Amazonプライムビデオの紹介
Amazonプライムビデオは、Amazonが2015年9月から開始した動画配信サービスです。動画配信サービスでは後発組で、サービス開始当初はいまいちのラインナップでしたが、最近は充実しています。海外の映画・ドラマだけでなく、国内の映画・ドラマ・アニメのラインナップも豊富で、放送中のドラマやアニメの見逃し配信もU-NEXTやHuluなどとそん色ないラインナップです。
Amazonオリジナルのドラマ作成も行われており、今回ご紹介する「日本をゆっくり走ってみたよ~あの娘のために日本一周~」もそのうちの一つです。他にも「マーベラス・ミセス・メイゼル」「CIA分析官 ジャック・ライアン」などのオリジナルドラマも見ることができます。
月額料金: 月額500円(税込)
月額500円程度でこれだけのラインナップが見られます。新作や人気作などの一部の作品はPPV(都度課金)で別料金となりますが、多くの映画・ドラマが月額料金内で追加の料金なしに見ることができます。年間プランでは4,900円なので、月額400円程と考えるととレンタルビデオ1本から2本で、見放題なのは非常にお得です。
この価格でプライム・ビデオだけでなく、多数のプライム特典がついていて、100万曲以上の楽曲が楽しめるプライムミュージックやプライム・フォトも使えますし、買い物でもアマゾンを利用しているならかなりお得です。
さらに、なんと学生向けにはプライム会員特典を半額で利用できるプログラムがあって、月間プラン250円。年間プランだと2,450円なので約220円程です。
無料お試し期間: 30日間
動画配信サービスを試してみたいなら、リーズナブルなAmazonの動画配信サービスにトライしても全然損にはならないと思います。まずは試してみて、気に入らなければ30日間以内に退会手続きをすればお金は一切かかりません。
学生の場合は、月額料金が半額になるだけでなく、お試し期間が6か月あります。以前は、無料期間は「プライム・ビデオ」を利用できなかったのですが、見直され可能になりました。
「ゆるキャン△」の一話ごとの紹介
面白かったので感想を書きます。少しネタバレを含んでいるので見たい人だけ見て下さいね。
第1話
ソロキャンプが趣味の女子高生・志摩リンは、ひとりでキャンプへ向かう。「しんどー」と言いながら登っている道は、国道300号だですが、上り坂でかつ曲がりくねった道が多く自転車だとかなりきついルートのようです。各務原なでしこがベンチで寝てるのを見て「なんちゅうとこで寝てんだ、あのこ確実に風邪ひくなぁ・・・」とつぶやくリン、キャンプってなでしこのような図太さがいるよね。
本栖湖湖畔にある「浩庵キャンプ場」へとやってきたリン。湖畔の澄み切った空気、都会の喧騒とは無縁の静寂、私は冬キャンプはどうも寒くて気乗りしませんが、この雰囲気は好きです。ドラマでも実にその雰囲気が良く伝わってくる。テントを準備し終え、温かいのみものの飲み、読書しながら、まったりと一人の時間を過ごす。それにしてもスマホやLINEって、ソロキャンらしからぬところだけど、やっぱ要るよね。私もソロ車中泊では一人になりたいと思いつつ、スマホは手放せません。
リンはトイレへ行くと再び寝ているなでしこに出会う。もはやベンチでも寝ていない。ほんとたくましすぎる。
夜になりトイレから出てくると、山梨に引っ越してきて富士山を見に来て迷子になった女子高生・なでしこから助けを求められる。スマホも持たず家の電話番号も分からないなでしこに、リンはカレーラーメンを作ってごちそうする。カップ麺だけど、おいしいんやろね。
それにしてもなでしこの声・しゃべり方はかわいらしいな。おっと、そんなことはどうでもよくて、本栖湖の対岸に見える富士山と富士山を照らす満月。こんなの見てしまうとキャンプにハマるやろうね。
第2話
実はリンと同じ高校に転入してきたなでしこ。先日の一件でキャンプが好きになったなでしこは、転校して早々「野外活動サークル」(通称「野クル」)に入ることに。野クル部長の大垣と犬山は、なでしこを連れ校庭でテントを組み立てていたが、部費で購入したばかりのテントのポールを折ってしまう。一部始終を図書室で斉藤と見ていたリンは、なでしこに見つかってしまい、「野クル」に誘われる。
「ふもとっぱらキャンプ場」をひとりキャンプで訪れるリン。有名キャンプ場らしいですが、富士山が見えるキャンプ場って、いいですね。
計画ではアウトドアご飯をつくるつもりだったが、来る途中にスーパーが無く、ひとりシングルバーナーでおせんべい(?)をあぶって食べるリン。なでしこに申し訳ないことしたと思っているところへ、何故かなでしこ登場。二人でお鍋をすることに。
第3話
キムチ&ぎょうざ鍋(担々ぎょうざ鍋だそうです。)かあ、寒い冬キャンには体があったまってよさそうですね。本栖湖でリンがなでしこに振る舞ったカレーラーメンのお返しだそうです。「野クル」に誘われた時の態度を気にしていたリンは、その時に嫌そうな顔をしてしまったことをなでしこに謝る。なでしこはそんなこと全く気にしておらず、お鍋キャンプに行こうと誘う。
翌朝、姉の車で車中泊から目覚めたなでしこは、富士山の後ろから太陽が昇る幻想的な景色を見る。その後、なでしこと姉の二人でハートランド 朝霧という牧場へ行き、富士山の魅力にすっかり魅せられてしまう。
第4話
「野クル」学校のグラウンドで冬キャンの相談を始める。必要なキャンプアイテムを確認する中で、冬用シュラフをどうするかを思い悩む。場をうまく仕切るのは部長ではなく犬山、なぜか関西弁なんだが、おっとりとした口調のところがいいですね。
野クルの3人は、笛吹川フルーツ公園でスイーツを堪能し、ほったらかし温泉を訪れる。ほったらかし温泉は滋賀在住の私でもしってますよー。一度は行ってみたい温泉の一つですね。
一方、長野までスクーターでキャンプ旅にでたリンは、ビーナスライン沿いのカフェ「コロボックルヒュッテ」でボルシチを堪能する。そして、長野県の霧ヶ峰に着いたリンは、ライブカメラでなでしこ達に自分の居場所を伝える。
第5話
ほったらかし温泉につかる「野クル」の3人。露天風呂から富士山が見えるっていいですね。私は湯舟から富士山というのは銭湯くらいしかイメージできません。
リンがやってきたのは高ボッチ高原。松本市や諏訪湖、天気の良い日は遠く富士山までも一望できる展望台があるのですが、リンが訪れた日は曇っていましたが、富士山を望むことができましたね。ところで高ボッチ高原のボッチはは国造りの神様「ダイダラボッチ」が腰を下ろして休んだという言い伝えが名前の由来です。富士山は「ダイダラボッチ」が土を盛って作ったといわれおり、その時掘った跡が琵琶湖になったそうです。
リンがキャンプサイトでスープパスタを作ったりソロキャンを満喫している間、「野クル」の3人は、ほったらかし温泉で湯上り後、名物の温玉揚げを食べてそのまま休憩所で寝てしまう。慌ててパインウッド オートキャンプ場へ移動し夜景を見ながら煮込みカレーを食べる。豚骨カレーとか肉じゃがカレー、おでんカレー、どれも食べたことないな。
私も今、いもむしだよー。
第6話
リンが家に届いたコンパクト焚き火グリルを学校の図書室で組み立てていたところを、恵那に見つかり、焼き肉の話に。メタル賽銭箱。
期末試験前だというのに、リンとなでしこは焼き肉キャンプに行くことに。なでしこの姉・桜の車でキャンプ場まで送ってもらうことになり、途中、食材の調達にスーパーに立ち寄る。
富士五湖って昔は富士八湖だった? 全くしりませんでした・・・。でもネットで調べたら江戸時代には八湖だったようです。ということで八湖のうちの一つ、四尾連湖(しびれこ)水明荘キャンプ場へと到着。湖畔のキャンプ場はいいですね。私も川沿いよりも湖畔が好きですね。
紅葉の名所・四尾連湖は、木々に囲まれた美しいキャンプ場だが牛鬼がでるという都市伝説がある。
第7話
四尾連湖水明荘キャンプ場にやってきたリンとなでしこ。キャンプ場の散策をしていたなでしこは、ベテランキャンパー姉妹・美波と涼子に出会う。その後、涼子の助けで無事に備長炭に火をつけられた二人は、ベテランキャンパー二人と料理を交換し、お互いに堪能する。
よっぱらいの美波は高校教師だという・・・本栖高校の先生だったりして??
夜になり、一人でテントで寝るのを嫌がるなでしこを半ば強制的に追い出すリン。テント越しの会話だとリンも本音が語れるようですね。
夜、目を覚ましトイレに立ったリンは不気味な叫び声を耳にし、テントへと逃げ帰る。
第8話
テスト前に次の活動を検討する野クルの三人。なでしこの提案で、クリスマスキャンプ(クリキャンというらしいよ!)に決定。
テスト後になでしこの姉・桜の車で甲府にあるアウトドアショップ「エルク」へと行った人。千明のバイト先の話から、新任の鳥羽先生の話に。
今回のリンのソロキャンは伊那まで行くのか。スクーターで一人でかけるリンだが、元々はなでしこと一緒にキャンプに行く約束をしていたが、当日風邪で行けなくなったらしい。「私(なでしこ)の屍を越えて行けキャンプ」ってそこまでして行くのか・・・
第9話
諏訪湖の南あたりをうろうろしているリンのために、なでしこが観光スポットを案内することに。そこに大垣がやってきて二人体制でスポット案内を始める。千畳敷カールはいってみたいですね。ロープウェイ高いし行かなかったのかな?わんこ寺「光前寺」を訪れるリン。
一方、大垣は、山梨の郷土料理、ほうとうを家族分ふるまうことに。
なでしこのナビで駒ケ根の「こまくさの湯」で温泉につかったリンは、ソースカツ丼を食べる。温泉と食事セットで1,100円?えっ?と思ってネットを調べたら本当にこの値段だった・・・
食後に変な夢を見て目覚めたリンは、大慌てでキャンプ場へ向かうが既に暗くなった道の先にはまたしても「通行止め」の標識が。
第10話
リンは、「陣馬形山キャンプ場」に向かう途中、またしても通行止めに遭遇する。大垣の機転でなんとかキャンプ場にたどり着いたリンは、テント設営後、展望台から夜景を眺める。
リンの夕食は、ホットサンドメーカーの両面にバターを塗って肉まんをプレスした“焼き肉まん”。こんな食べ方があるんだ・・・
そういえば長野名物というと「おやき」ですね。野沢菜のおやき、大葉肉みそのおやき、食べたいですね。
夜、大垣から野クルのクリスマスキャンプへ誘われたリンだが、返事は保留に。
学校では野クルメンバー3人に斉藤を加えた4人がキャンプの相談をしていた。「ワン・フォー・オール、オール・イン・ワンだよ!」ええ言葉やな。
校庭で焚火をしていたところ、焚火を注意しに鳥羽美波がやってきてそのまま顧問を受け持つことに。コーヒーを飲んでいるうちにとうとうなでしこに素性をみぬかれてしまう鳥羽。
第11話
クリスマスキャンプの当日、今日は「富士山YMCA グローバル・エコ・ヴィレッジ」というところのようですね。先に到着した大垣と犬山はチェックインを済ませ、まかいの牧場(馬飼野牧場)でジェラートを堪能する。野クルの顧問になった鳥羽先生は買い込んだベーコンで既にひとり乾杯。
到着しテント設営の後、焼きマシュマロをチョコビスケットに挟んだスモアを堪能するリンとなでしこ。
ほっこりキャンプをしている二人のもとに斉藤が刺客を放つ。ちくわ(←犬)と戯れていたなでしこは偶然ヒロシに遭遇する。ヒロシってあの「ヒロシです!」のヒロシです。
第12話(最終話)
前回につづき、キャンプを楽しむ6人。犬山が懸賞で当てたA5ランクの黒毛和牛を使ったすき焼き。犬山は正統派の関西風すき焼き。肉としらたきの間をきっちり野菜で区切るあたりは拘りを感じますね。って肉から食わんのかーい。
その後、トマトすき焼きを楽しむ6人。犬山、料理得意キャラやったんや。最終話にしてポイント高っ!
カセットコンロを買い出し行くリンは、クリキャンを通してみんなでやるキャンプの楽しさも実感していた。
そして翌朝、お味噌汁を食べながら迎える富士山裾野の日の出。
「ゆるキャン△」まとめ
今年のゴールデンウィークは「ステイホーム週間」なので旅にもキャンプにも行くことができませんが、そのストレスを発散するには「ゆるキャン△」は、楽しめます。まったり系でたのしめます。いつかシーズン2が放映されることを心待ちにしています。
旅にでられるようになるまでは、こういったビデオで今後の旅に思いを馳せるというのもいいのではないでしょうか。今年の車中泊の旅は「ゆるキャン△」聖地巡りも悪くないですね。
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