【旅】「神在月の出雲大社参拝」(2日目)

【旅】「神在月の出雲大社参拝」(2日目)

一週間の休暇を利用して、2019年10月13日(日)から18日(金)の6日間、車中泊の旅に行ってきました。
テーマは、「神在月の出雲大社参拝」です。

関西の朝の情報番組『朝生ワイド す・またん!』の 「森ちゃんニッポンたたた〜♬ 」でも今週まさに出雲大社が取り上げられていますね。

旧暦10月は世間一般には「神無月(かんなづき)」と言われていますが、出雲では全国から八百万の神々が集まるので「神在月(かみありづき)」と言うそうです。
正確には10月28日からが旧暦の10月なので2週間程早いですが、仕事が休める都合でこの時期に参拝しました。

北近畿、鳥取経由で出雲・松江を旅してきました。

1日目はコチラ

【2日目】10月14日(月) 道の駅 神話の里 白うさぎ⇒鳥取砂丘⇒道の駅 燕趙園⇒三朝温泉⇒道の駅 あらエッサ(宿泊地)

道の駅 神話の里 白うさぎ(宿泊地)

1泊目の朝です、昨夜は台風19号の影響か、風と特に波の音がうるさく、終始轟々と響いていたため、寝るのは寝れたのですが、夜中に何度も起きましたし、睡眠が浅い感じです。

道の駅から歩いて行ける範囲に白兎神社と白兎海岸があるので1時間ほどウォーキングしました。

白兎神社

まずは白兎神社に参拝します。
このあたり一帯は神話「因幡の白兎」の舞台であり、主神は白兎紳です。


白兎神社
白兎神社

因幡の白兎は苦しんでいるところを助けられたお礼として大国主命と八上姫との縁を取り持ったとされています。
砂像で大国主命と八上姫、白兎が作られています。砂像なのでどうしても雨風にさらされると崩れてしまうのでしょう。囲いで覆われていました。
今日は砂の美術館に行って砂像を見る予定があり、楽しみです。


白兎神社
白兎神社

参道の両脇にも兎の像が立っています。


白兎神社
白兎神社

手水舎の水が出る口の上にも兎が立っています。写真ではちょっと分かりにくいですが、コロッとした兎が上を向いています。


白兎神社
白兎神社

白兎神社です。大国主命と八上姫の縁を取り持った因幡の白兎が祭られており、縁結びのパワースポットとされています。

だましたワニザメに毛をむしり取られた白兎に対して、大国主命が傷を癒す方法を教えたことから皮膚病や傷の平癒にも効果があるとされています。

ちなみに、古事記では『因幡の素兎』と記されており、白いということでは無く、裸の(毛をむしられた)ということだそうです。


白兎神社
白兎神社

白兎海岸

神社から道の駅を通り過ぎて海岸に出ると白兎海岸です。

沖に見えるのが「淤岐ノ島」です。

この島から因幡の地に渡ろうとした兎が、ワニザメを騙して背中を踏んで渡ってきたのですが、ようやく渡り終える頃に騙していることがばれて毛をむしり取られてしまいます。


白兎海岸
白兎海岸

今日も天気が悪いですね。雨が降る程では無いでしょうが、曇り空で風と波が強いです。


白兎海岸
白兎海岸

気多ノ前展望広場に来ました。山の上り坂を登ることになるので来ようか否か躊躇しましたが、結局来ました。


白兎海岸
白兎海岸

うーん、天気悪っ!


白兎海岸
白兎海岸

白兎の丘は日本で初めてのラブストーリー発祥の地として、恋人の聖地になっているそうです。

左に置かれている「白兎のお告げ箱」です。願いを書いたコインを箱から3歩下がって投げ入れて、少ない回数で投げ入れられれば願いが叶う日が近いそうです。てっきり沢山のコインを投げ入れれば願いが叶うのかと思いましたが・・・・


白兎海岸
白兎海岸

鳥取砂丘

砂の美術館

兵庫方面に少し戻り鳥取砂丘にやってきました。

砂の美術館の駐車場が空いていたので、まずは砂の美術館に行きます。砂の美術館は砂像彫刻を専門に展示する世界で唯一の美術館だそうです。
楽しみにしていた観光先の一つです。


砂の美術館
砂の美術館

訪れる時期によって展示のテーマがあり、第12期のテーマは「砂で世界旅行・南アジア編」です。2019年4月から2020年1月まで展示されています。
全部の作品を紹介するとまずいかもしれないので、特に気に入った作品のみを数点紹介します。


砂の美術館
砂の美術館

独立の父 マハトマ・ガンディー

まずはガンディーです。今年が生誕150年だそうです。

入っていきなり目に飛び込んでくるのがこの砂像です。大きさ・精緻さ・立体感どれをとっても素晴らしく、圧倒されてしまいました。大仏さまのような感じです。(奈良の大仏と比べると随分小さいのですが、第一印象はそう感じるくらいスケール感があります)
後ろの本(?)にはガンディーの発した著名な言葉が記されています。


砂の美術館
砂の美術館

古都パタン ダルバール広場

ヒマラヤ山脈の麓、ネパール中部カトマンズにある小さな街パタンです。絵画でも使われる遠近法をみごとに駆使していて立体感がすごいです。


砂の美術館
砂の美術館

中央の通りをアップで撮ったのがこちらです。実際の像の奥行以上にはるかに奥行があるように感じます。


砂の美術館
砂の美術館

ヒンドゥー教神話

ヒンドゥー教の三大神、ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァのうち、ヴィシュヌ神とその妻ラクシュミーを描いています。ヴィシュヌ神を最高神とする宗派では、ヴィシュヌのへそからブラフマーが生まれ、ブラフマーの額からシヴァが生まれたと考えられており、その世界観が表現されています。


砂の美術館
砂の美術館

鳥取砂丘

続いて鳥取砂丘です。


鳥取砂丘
鳥取砂丘

「馬の背」です。私はなだらかな斜面を登りましたが、急斜面を登っている人たちもいます。


鳥取砂丘
鳥取砂丘

写真では実感しにくいでしょうが、想像以上の急斜面です。足を取られる砂地なのでこの斜面を登るのはかなり体力を使うでしょうね。


鳥取砂丘
鳥取砂丘

馬の背までくると日本海が見渡せます。天気が良ければコバルトブルーの海だそうですが、今日は波が荒いです。よく見ると浜辺で水遊びしている人が・・・


鳥取砂丘
鳥取砂丘

海の逆方向が、駐車場や土産物店の方向です。4~500mほどあります。馬の背は上からは斜面が見えないぐらい急で、息を切らせて登ってくる人が沢山いました。


鳥取砂丘
鳥取砂丘

少し歩くと火山灰露出地に。5万年前から2万年前に大山火山などから飛来した火山灰が積もったものだそうです。


鳥取砂丘
鳥取砂丘

鳥取砂丘の草原化は深刻な問題になっているそうです。

1950年頃に保安林を植林したところ、砂の移動は大幅に制御されたが、反面、1970年頃から雑草が繁茂し、砂の移動が減少して美しい風紋や砂簾が見られにくくなったり、砂丘本来の美しい景観を損ねたりするなどの問題が出てきたそうです。


鳥取砂丘
鳥取砂丘

道の駅 燕趙園

鳥取砂丘から三朝温泉に移動する途中、昼ご飯に「道の駅 燕趙園」に立ち寄りました。
中国庭園「燕趙園」には500円で入園できるのですが、今回はパスです。


道の駅  燕趙園
道の駅  燕趙園

行ったのは、燕趙園に隣接する「レストラン吉華」。


道の駅  燕趙園
道の駅  燕趙園

牛骨ラーメンは、しょうゆ味以外に、みそ味、塩レモン味、塩梅味がありましたが、オーソドックスな醤油味にしました。


道の駅  燕趙園
道の駅  燕趙園

三朝温泉

今日の最後は三朝温泉です。ここで温泉に入って、その後米子あたりまで移動する予定です。

三朝温泉は、世界屈指のラジウム温泉で、気化したラドンを吸入することで抗酸化機能が高まり、体内の新陳代謝を促進し免疫力や自然治癒力が高まるそうです。

観光案内所の「三朝温泉ほっとプラ座」で車を停め、街のマップを貰います。足湯が4か所、飲泉場が3か所、公衆浴場が2か所、公共露天風呂が1か所あります。


三朝温泉
三朝温泉

三朝川沿いをぶらぶら歩いてかじか橋に向かいます。


三朝温泉
三朝温泉

かじか橋には足湯「かじかの湯」があります。


三朝温泉
三朝温泉

足湯に浸かって暫く休憩。


三朝温泉
三朝温泉

三朝川や川沿いに立ち並ぶ温泉街を眺めながらの足湯は気持ちいいです。ついつい長湯してしまいました。


三朝温泉
三朝温泉

駐車場まで戻ってきて、三朝橋のところで写真を一枚。昭和初期に上映された映画「三朝小唄」の像だそうです。私には何のことだか??


三朝温泉
三朝温泉

足湯「河原の湯」です。この衝立の奥には公共露天風呂「河原風呂」があります。

この河原風呂に入るのはかなり勇気が要りますね。橋の上からほぼ丸見えですし。


三朝温泉
三朝温泉

取り合えず足湯に浸かります。後ろの河原風呂からおやじたちの話し声が聞こえてきてなんだか落ち着きませんね。

結局、軽く足湯に浸かってそそくさと河原から上がってきました。
河原風呂? うーん、ちょっと昼間は無理ですね。


三朝温泉
三朝温泉

車で公衆浴場「株湯」に移動。小さいですが駐車場があるのでそこに停めて温泉に入ります。
とても熱かったです。日によって変わるようですが、この日は肌がヒリヒリするほど熱くて、お風呂上がってからも暫くは汗が止まりませんでした。


三朝温泉
三朝温泉

あまりに熱いので10月中旬なのにTシャツ・短パン姿で、うろつくことになりました。
続けてすぐそばの足湯「株湯」に。


三朝温泉
三朝温泉

ここの足湯は家屋のようなつくりになっていて、中に入ると温泉の熱気が伝わってきます。ここにいるだけでも充分ホルミシス効果がありそうです。


三朝温泉
三朝温泉

お風呂あがりの足湯はきついです。引いたばかりの汗がまたドバっと噴き出してきて、たまらず退散です。


三朝温泉
三朝温泉

足湯入口前にある飲泉場「株湯」に。ここは別の源泉なのかぬるめのお湯で普通に飲めます。
持ち歩いているサーモス水筒に入れて頂いて帰りました。


三朝温泉
三朝温泉

道の駅 あらエッサ(宿泊地)

山陰道を通って米子まで移動します。山陰道は自動車専用道なのに鳥取県内は無料で利用できるのがありがたいですね。しかも鳥取から米子西まで全て繋がっています。
あっという間に米子に到着です。

予定では「鳥取県立 夢みなと公園」で宿泊を考えていたのですが、トイレが公園内にしかなく、駐車場からトイレまで暗いトイレを通ることになるので安全を考えて諦めました。釣りスポットなので夜でも夜釣りする人が居て安全なのかもしれませんが、様子があまり分からないので移動することにします。

結局、途中のスーパーでお弁当とビールを買って島根に入ってすぐのところにある「道の駅 あらエッサ」に宿泊することにしました。

道の駅の表側の駐車場はトラックなどの大型車も停まっているのですが、裏側にも駐車場があってコチラは静かでした。外の田畑向けに車を停めて虫の声を聴きながらゆっくりと食事をとり、昨日の寝不足の分もあってか朝まで爆睡できました。


道の駅  あらエッサ
道の駅  あらエッサ

写真は翌朝にとったものです。

本日のドライブルート

本日のまとめ

今日はガソリン代の出費が大きいですね。車中泊でホテル代は切り詰められてもガソリン代はどうしてもかかってきます。

種別 本日残高 出発前残高 使用額
現金 9,866 13,847 3,981
楽天Edy 15,393‬ 15,993‬ 600
楽天Pay 535
PayPay
ガソリン 4,133
合計 9,249

3日目はコチラ


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