一週間の休暇を利用して、2016年10月16日(日)から20日(木)の5日間、車中泊の旅に行ってきました。
テーマは、2016年大ヒット中のNHK大河ドラマ『真田丸』の舞台となった真田の里、上田・沼田と伊香保温泉、草津温泉をめぐる旅です。
【5日目】10月20日(木) 道の駅 あがつま峡⇒草津温泉⇒戸隠神社⇒道の駅 カモンパーク新湊
草津温泉
日本三名泉の一つである草津温泉。恋の病以外効かぬ病はないとの言い伝えがあるそうですよ。
有名な観光地なのに温泉街まで10分、15分の距離に無料で停められる駐車場があるんですよ。「道の駅 草津運動茶屋公園」、「大滝乃湯 専用駐車場」、「本町無料駐車場」の3か所です。
「大滝乃湯 専用駐車場」は、温泉を利用する際に停める場所です。今回は西の河原露天風呂に行く計画なので、草津運動茶屋公園にクルマを停めさせてもらって草津の温泉街まで歩きました。湯畑までは15分程度です。
湯畑
草津温泉のシンボル、湯畑です。温泉街の中心にあって観光スポットになっていますね。毎分4000リットルの温泉が湧き出ていているそうです。
湯畑のまわりはよく整備されていて、周りが遊歩道になっていたり、展望ウッドデッキのような撮影ポイントがあったりで観光客への配慮もされています。
西の河原公園に向かう途中、饅頭屋さんが、温泉饅頭を無料で配っています。
一つだけもらうつもりが、朝早くで人手が少なかったからかサービスで二つくれました。両手の饅頭をほおばりながら歩き、丁度食べ終わった頃に別の饅頭屋さんに出くわして、温泉に行くまでに4個食べました。
その後温泉の帰りにも同じように4個もらって、この日の朝は饅頭でお腹一杯になってしまいました。
西の河原公園
湯の川沿いに綺麗に歩道が整備されていて、草津温泉の散策コースになっているようです。
独特の雰囲気と景色で少しビビりながらの散策です。
草津温泉街の西方にあるので西の河原と呼んでるそうです。私はてっきり賽の河原から来ているのかと思いました。(草津温泉の人ごめんなさい)
西の河原露天風呂
最初、数人の先客が居られたのですが、その人達が出て全く人が居なくなったので、写真をとりました。
この解放感は、他では中々無いでしょ!まわりの山々の紅葉を見ながら、大きな湯船にゆったりと浸かりました。
男女合わせると500㎡と日本でも有数の広さを誇る露天風呂だそうです。
源泉は、西の河原の湯源泉ではなく万代源泉です。
西の河原の湯源泉に入りたい場合は「凪の湯」、湯畑源泉は「御座の湯」に行きましょう。
草津は日本有数の酸性度で有名で、5寸釘を草津温泉に漬けておくと10日間でなくなってしまうそうでが、万代のpH値はなんと1.5だそうです。
湯畑
再度湯畑に戻って来ました。
草津温泉にゆかりのある文化人の名前が刻まれています。
源頼朝、日本武尊、行基、蓮如上人、…歴史上の早々たるメンツの名前があります。
夜にくるとライトアップされて幻想的で綺麗なんでしょうね。
志賀草津高原ルート
草津温泉から志賀高原へ国道292号、通称「志賀草津高原ルート」を利用しました。森林限界を超えた、ゴツゴツとした岩肌と低い草原の中を走る全長約40kmの山岳ドライブルートです。
ドライブ動画(音声有)
志賀草津高原ルートのドライブ中に車載カメラで撮影したタイムラプス動画です。
殺生河原
火山ガス(硫化水素)が噴き出していてててで駐停車禁止の区間がありますが、通過だけでも車内まで硫黄の臭いがなだれ込んできます。
白根山
噴火警戒レベルが「2」(火口周辺規制)で夜間は通行止め。マイカーの通行規制はありませせんが、草津白根レストハウス付近は駐停車も含めて禁止でした。
渋峠
日本国道最高地点となる渋峠、標高2172mです。
戸隠バードライン
善光寺から戸隠までのドライブルートです。緩やかなカーブと直線道が多く、景色を眺めながら気分爽快にドライブを楽しみました。
ドライブ動画(音声有)
戸隠バードラインのドライブ中に車載カメラで撮影したタイムラプス動画です。
戸隠神社
神話の時代に「天の岩戸(あまのいわと)」が飛来し現在の戸隠山になったと言われていて、「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々が戸隠神社の御祭神として祭られています。
戸隠神社は霊山・戸隠山の麓の五社からなり、山のふもとから順に上りながら参拝した場合、宝光社・火之御子社・中社・九頭龍社・奥社となります。
赤色の点線の道が「戸隠古道」として整備されていて、ウォーキングコースとしても整備されているようです。
宝光社⇒中社⇒奥社参道入口⇒奥社 のそれぞれの地点間が2キロ程度なので片道合計で6キロのコースです。
宝光社
下の鳥居から宝光社までは274段の階段です。かなり急な階段で苔むしているのでちょっと怖いです。
御祭神は、天表春命(あめのうわはるのみこと)。
参拝をしていざ階段を降りようとしてびっくり。足を滑らせたら一直線で下まで行けそうです。
現地では気づかなかったのですが緩やかな坂道の「女坂」もあるようです。
火之御子社
宝光社から中社に火之御子社があるのですが、クルマで行ったら看板に気づかずに通り過ぎてしまったようで火之御子社だけ参拝できませんでした。
御祭神は、天鈿女命(あめのうずめのみこと)。天の岩戸の前で神楽を舞った神ですね。
中社
中社は、戸隠神社5社の中では、規模も大きく周りに土産物屋や食事処もあります。
駐車場が分りづらいのですが、下から上がっていくと中社の鳥居を過ぎて少し行ったところにありました。駐車場から一旦鳥居まで戻ってきてお参りします。
御祭神は、天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)。
天の岩戸にお隠れになった天照大神の興味を引くように神楽を創案された神です。
奥社参道
奥社参道(約2キロ)は一般車両の進入はできませんので、奥社と九頭龍社は徒歩のみでの参拝となります。
鳥居の左手前に「下馬碑(げばひ)」があります。高貴な方も馬を下りて歩いて参拝されたのでしょうね。
暫く歩くと、戸隠神社の名物にもなっている杉並木に変わります。
自然の中はマイナスイオンが溢れています。
隋神門です。かつて仁王像が祀られていました。
隋神門を過ぎると一気に神聖な空気へと変わります。
樹齢400年以上の杉並木を歩きます。高さ30mくらいありそうな大きな杉の木がどこまでも続いていて圧巻です。人が大自然の中でいかに小さな存在かを思い知らされますね。
杉並木を抜けるとだんだん勾配がきつくなります。石段は自然石を使っているので足を滑らせたり、くじいたりしないよう注意が必要です。
九頭竜社
御祭神は、九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)。
奥社
御祭神は、天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)。天照大神がお隠れになった天の岩戸をお開きになった神ですね。
帰り道です。鳥居が見えてきました。
道の駅 カモンパーク新湊(宿泊地)
白エビ丼で有名な道の駅です。
レストランは21時まで営業していて白エビづくし膳を食べました。2000円!味わって食べました。
近隣の宿泊施設
旅行は好きだけど、車中泊ではなくホテル・旅館でゆっくりとしたい人には以下のホテルをおすすめします。
草津温泉近隣の宿泊施設
草津温泉 ホテル一井
江戸時代創業の歴史あるホテルです。草津のシンボルである湯畑の目の前に建つ好立地のホテルです。
草津温泉 ホテルヴィレッジ
温泉街にもほど近い自然豊かなベルツの森に抱かれたリゾートホテルです。温水プールや数々のアミューズメント施設、広大な自然を満喫できる朝の森林浴散歩イベントも好評です。
草津温泉 湯畑の宿 佳乃や(よしのや)
素泊りは、2名利用時6500円からとリーズナブル。草津温泉バスターミナルから徒歩3分のところにあり、湯畑周辺の飲食店や外湯巡りにも便利です。
戸隠神社近隣の宿泊施設
鷹明亭 辻旅館
蕎麦会席・料理自慢の宿。四季折々の戸隠の素材と蕎麦料理の可能性を十分に引き出した会席料理を味わえます。
宿坊-国民宿舎 旅館横倉
歴史ある宿坊造りの宿、料理は四季の素材を使った創作料理で旅の味を満喫できます。料金もお手軽。
本日のドライブルート
おまけ(6日目)
千里浜なぎさドライブウェーに寄り道してから帰りました。
ここは砂浜に道路があるんですよ。
今回の旅はおしまいです。
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