今回は長浜曳山まつりの曳山蔵を見にウォーキングしてきました。
2020年はコロナ禍で一旦は秋に延期した後で中止となった長浜曳山まつりですが、今年2021年は規模を縮小して実施されることになりました。
例年と違って、曳山巡行が見合わせとなり、子供歌舞伎も長浜八幡宮の境内ではなく各出番山の町内での奉納となったのは残念ですが、長浜っ子としては、曳山の囃子(シャギリ)が市中に流れだすと「春が来た!」という雰囲気になりますね。
あと鯖寿司が食べたくなります。
このあたりの名物は鯖そうめんで、長浜祭りの時期には鯖そうめんと鯖寿司を食べるのが習わしでした。私はこの時期になると、妙に鯖寿司が食べたくなります。鯖そうめんはそうでもないんですが・・・まるでパブロフの犬ですな。
長浜曳山まつり
長浜城主だった豊臣秀吉に男子が生まれた時に、秀吉がお祝いに城下の人びとに振舞ったは砂金ををもとに曳山をつくり、長浜八幡宮の祭礼に曳き回したのが始まりといわれています。今でも、長浜八幡宮の祭礼として四月に行われるお祭りは長浜市民にとっては欠かせないものになっています。
最大のイベントは、豪華絢爛な曳山の上で演じられる子ども歌舞伎です。
出番山の曳山蔵を見て歩いてみた
最近はBIWA-TEKU(ビワテク)のコースを歩くことが多いのですが、それ以外にもウォーキングで歩くようにしています。
趣のある旧市街を歩くのは好きでよく徘徊していますが、今回は出番山の四山の曳山蔵を見て歩くことにしました。
2020年は中止となったので、元々2020年に予定されていた4つの出番山がそのまま2021年に繰り越して出番山となっています。
靑海山(せいかいざん)の曳山蔵
北町組の山車です。
今年の子供歌舞伎の演目は「伽羅先代萩 御殿の場」です。
御旅所
長浜八幡宮を出発し、市中を通ってたどり着くのがこの御旅所です。御旅所で子ども狂言が行われて、終わると神輿は八幡宮へ、山車は各町内へと戻ります。
春日山(かすがさん)の曳山蔵
本町組の山車です。
今年の子供歌舞伎の演目は「義経千本桜 吉野山道行」です。
えきまちテラスの建物のすぐ横に曳山蔵がります。伝統的建造物と新しい町並みのコラボですね。
月宮殿(げっきゅうでん)の曳山蔵
田町組の山車です。ピンボケしてるぞ。
「休狂言」となっているので、子供歌舞伎の演目はなしということでしょうね。
曳山博物館
曳山博物館です。次の年の祭りに出場する本物の曳山を4基収蔵し、2基ずつ展示しています。来年は、猩々丸、萬歳楼、高砂山、鳳凰山ですので、そのうちの2基が展示されています。
他にも企画展、特別展などが開催されています。
長浜曳山祭は、全国の三十二の「山・鉾・屋台行事」とともに、ユネスコ無形文化遺産登録されています。
建物の横に、各山車の曳山蔵の位置がマッピングされています。
市中至る所にポスターが張られています。コロナの感染拡大防止のため仕方がないこととはいえ、縮小になったのはやっぱり残念ですね。
この先が大通寺です。
諫皷山(かんこざん)の曳山蔵
御堂前組の山車です。場所が分からなくて結構探しました・・・
今年の子供歌舞伎の演目は「新竹取物語」です。
2021年の出番山4基の曳山蔵を見るウォーキングまとめ
規模縮小しているのは残念ですが、それでも4月13日から16日のお祭りが楽しみになってきました。
詳しくは、長浜曳山祭りガイドブック2021のホームページを見て頂くといいと思います。
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