バーチャルウォーキング・アプリ「BIWA-TEKU(ビワテク)」を使って「米原市 歩こう!「柏原」」を歩いてみました。柏原宿は中山道の宿駅で伊吹もぐさの産地として江戸時代には栄え、賑わいを見せた宿場で、この次の宿場は岐阜県(今須宿)です。
「米原市 歩こう!「柏原」」の基本情報
実施期間: 2021/10/01(金)~2021/12/31(金)
総移動距離・時間: 徒歩 4 km(55 分)
「米原市 歩こう!「柏原」」のマップ
「米原市 歩こう!「柏原」」のルート
JR柏原駅
成菩提院
柏原宿歴史館
常夜灯
清瀧寺徳源院
JR柏原駅
「米原市 歩こう!「柏原」」で使える最寄りの駐車場
米原市山東B&G海洋センター駐車場
ネットで色々さがしたのですが、宿場沿いには駐車場が無いようでこちらに停めさせてもらいました。写真を撮るつもりが忘れていましたね。
「米原市 歩こう!「柏原」」を実際にウオーキングしてみた
同じ県内で近くではあるのですが、柏原宿に来たのは初めてです。前知識として奈良井宿や妻籠宿ほどではないが宿場時代の面影がよく残っている、と聞いて楽しみにしていたのですが、「〇〇跡」という割には新しい家が建っていたりして(〇〇跡には違いないのだが・・・)期待していたような昔ながらの街並みでは無かったですね、人影が無くて活気が感じられなかった点がなおさらもの悲しさを助長しているようで、隣の宿場の醒井宿とは随分と雰囲気が違うなと感じました。
「米原市 歩こう!「柏原」」を実際にウオーキングしたルート
総移動距離・時間: 徒歩 5 km(59 分)
は、ポイントを貰えるスポット、は周辺のオススメスポットです。
米原市山東B&G海洋センター
B&G海洋センターに車を停めさせて頂いてスタートです。駐車場には20~30台ほど停められそうですが、他には停まっている車は無く私の車だけでした。
柏原宿歴史館
柏原宿歴史館は、大正6年(1917)に建てられた国登録有形文化財です。現在は館内を一部改修し、柏原宿の歴史資料やビデオなどで紹介しています。喫茶「柏」が併設されているので休憩にも使えます。もぐさをイメージした「やいとうどん」がおススメです。
柏原宿は、近江国最大級の宿場だったそうです。
普通の民家なのか、歴史的に価値ある建造物なのかよくわからない建物が多いです。「〇〇跡」という看板で昔の宿や商家の後を紹介しているのですが、普通の家や倉庫のような建物だったりします。もう少し見所がはっきりするほうが観光する側はありがたいですね。
常夜灯
江戸時代に徳川将軍家が上洛する際に利用された宿泊所、休憩所跡で、井戸が残っています。天正16年(1588)には徳川家康も休息しているそうです。
ところで常夜灯はどこに? 謎ですわ。
宿場町はここまでのようです。
清瀧寺徳源院
ひたすら田んぼ道を歩き清瀧寺徳源院の参道に到着です。徳源院は近江源氏とも称された佐々木氏の四男 氏信を祖とする京極家の菩提寺です。
コロナ禍で拝観は中止しているようです。
緊急事態宣言は空けたのでは?という突っ込みは無しにしましょう。
JR柏原駅
JR柏原駅です。私鉄の駅なら田舎に行けばありそうですが、JRの駅では最近はあまり見ない、都市開発から取り残されてしまったようなプレハブ作りの駅です。となりの醒井駅とは随分と待遇が違うようですね。
成菩提院
戦国期には織田信長、豊臣秀吉、小早川秀秋などの武将が宿営した記録もあるそうです。
柏原宿説明板の脇には「映画監督 吉村公三郎実家」と記されています。
本陣跡の建物は和宮宿泊の時、新築されたのだそうですが、明治に入って垂井宿の南宮神社に移設されてしまい、今は車庫になっています。
高札場跡です。隣に秋葉常夜灯が建てられています。
米原市山東B&G海洋センター
戻ってきた時にはもう一台停まっていました。少し安心!
それにしても今回のウォーキングは少し寂しくなりましたね。栄枯盛衰というか、江戸時代には近江随一の宿場として繁盛していた柏原ですが、今では観光スポットとしても見るべきものが無くなっているという感じです。
「米原市 歩こう!「柏原」」を実際にウオーキングしたマップ
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