軽自動車などの小さなクルマで車中泊する際に困るのが、荷物や小物の収納です。
就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にひと工夫もふた工夫も必要になります。もちろん色々と工夫するのが楽しみでもあります。
ヘッドクリアランスの高いクルマの場合は天井周りのスペース活用も非常に重要です。
私は後席のアシストグリップを外してルーフインナーサイドバーを付けました。
説明する車種はスズキ ジムニーJB23系です。
ルーフインナーサイドバーの完成写真
ルーフインナーサイドバーを前席まで繋げてしまおうかとも考えたのですが、あまり重いものは乗せないので、後席だけにしました。取り外したアシストグリップは運転席に付けました。
ルーフインナーサイドバーの制作過程
使用した部品は以下の通りです。
イレクター用ジョイント
J-49 × 4(パイプの両端用)
J-113 × 4(内壁への固定用)
六角ボルト M6-20 × 4
イレクターのネジ穴は小さいのでM6ボルトが通る様にネジ穴を広げます。
ネジが通るのを確認したら、後はジムニーに設置するだけ。おしまい、簡単でしょ!
ルーフインナーサイドバーの活用例
天井収納
ルーフインナーサイドバーにトランクネットを取り付けて、天井収納にしています。
軽い荷物ならこんな感じで収納出来るようになりました。
あまり積みすぎると重さでネットが垂れ下がって、視界の邪魔になりそうです。
カーメイト トランクネットM
トランクネットはカーメイトのトランクネットMサイズ(80×60)を使用。
ルーフインナーサイドバーとトランクネットは、このジョイントJ-38Bを6個使って繋ぎます。
これを使うと普段は片付けておいて、使うときだけトランクネットを張れるので、天井高が不必要に犠牲になることもありません。設置、撤去どちらも5分かからずにできます。
ただし、後席で食事したりすると、トランクネットに頭がつっかえてしまい、かなり鬱陶しいです。本当に荷物が多くて寝るスペースも確保出来ない時用ですね。
物干し
ルーフインナーサイドバーのジョイントに、縄跳びの縄を通して、物干しにしています。
温泉後の濡れたタオルを干せるのに便利ですよ。
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