車中泊で『ジオパーク』巡りの旅はいかが?

  • 2019.08.11
車中泊で『ジオパーク』巡りの旅はいかが?

車中泊で旅をするときは、何かテーマを決めて旅をすると楽しさが増します。
大自然の産み出した絶景を見たい人や、地層、岩石、火山、断層などが好きな人におすすめなのが、ジオパーク巡りです。

ジオパークとは?

ジオパークは、地球・大地を意味するジオ(Geo)と公園を意味するパーク(Park)とを組み合わせた言葉で、ジオ(Geo)の貴重な資源や自然、文化を守るために認定された土地をパーク(Park)として認定し、保存と啓発のための取り組みが行われています。またジオパークの中で特に見どころとなる場所を「ジオサイト」と呼びます。

日本ではそのままジオパークの語を用いるとともに、意味を説明する際には「大地の公園」と表現しているそうです。

ジオパークは日本だけでなく世界各地にあります。日本には44地域の「日本ジオパーク」が日本ジオパーク委員会によって認定されていて、その内9地域が「ユネスコ世界ジオパーク」としても認定されています。

「ユネスコ世界ジオパーク」に登録されている日本のジオパーク

洞爺湖有珠山ジオパーク

洞爺湖有珠山ジオパークでは、火山活動でできあがったカルデラ湖である「洞爺湖」や約2万年前の火山活動でできた「有珠山」から、繰り返される火山活動により変動する大地の姿を体感することができます。

また、縄文時代の人々やアイヌの人たちの生活の様子をうかがい知れる遺跡や痕跡もあり、この土地に暮らしてきた人々の歴史も学べます。

おすすめジオサイト

洞爺湖、カムイチャシ史跡公園、昭和新山などがおすすめです。

アポイ岳ジオパーク

2つの大陸プレートの衝突によって地殻の下にあるマントルの一部が隆起してできた「アポイ岳」では、プレート衝突の現場やマグマが冷えて固まった奇岩類、はるか南の海から運ばれてきた岩石など、大地の変動を学ぶことができます。

高山植物や氷河期の遺存種「エゾナキウサギ」など、多様で貴重な生態系が残されています。

おすすめジオサイト

幌満峡、アポイ岳、エンルム岬などがおすすめです。

糸魚川ジオパーク

日本列島の東西境界、「糸魚川-静岡構造線」をフォッサマグナパークで見学できます。また糸魚川の渓谷や海岸からはヒスイが取れ、縄文時代には世界最古のヒスイ文化が誕生していました。

糸魚川温泉・雨飾温泉・笹倉温泉・姫川温泉・柵口温泉などの温泉が多い地域なので、温泉を梯子しながらゆっくり見て回るのをおすすめします。

おすすめジオサイト

親不知、青海海岸、フォッサマグナパーク、小滝川ヒスイ峡などがおすすめです。

隠岐ジオパーク

日本海西部の離島「隠岐」では、離島という地理によって育まれた歴史などが狭い島の中でコンパクトに見られる、大地と人、人と自然をつなぐジオパークです。

おすすめジオサイト

国賀海岸、壇鏡の滝、島前カルデラなどがおすすめです。

山陰海岸ジオパーク

山陰海岸国立公園を中心として、東は京都府京丹後市から、西は鳥取県鳥取市までの広大なジオパークでは約2,500万年前の日本海形成の時代から現在に至るまでの過程と人々の暮らしを感じることが出来る貴重な地質や地形が数多く見られます。

おすすめジオサイト

小天橋、玄武洞、猿尾滝、浦富海岸、鳥取砂丘などがおすすめです。

室戸ジオパーク

高知県東部の室戸半島に位置し、新しい大地の形成や変動する地球のダイナミズムを実感できます。

おすすめジオサイト

室戸岬、西山台地、行当-黒見海岸などがおすすめです。

島原半島ジオパーク

「人と火山の共生」がテーマで、雲仙火山の噴火が引き起こしたたび重なる災害とそこからの復興、火山がつくりだす恵みや様々な地形と人との関わりが学べます。

おすすめジオサイト

早崎海岸、龍石海岸、雲仙地獄などがおすすめです。

阿蘇ジオパーク

阿蘇カルデラ内の中央に位置する中岳は、活発な活動を繰り返してきた国内有数の活火山です。火山とは何か、そこで育まれる生き物や文化を、目の前まで近づける火口見学をとおして知ることができます。

おすすめジオサイト

大観峰、中岳、南阿蘇湧水群などがおすすめです。

伊豆半島ジオパーク

伊豆半島は、フィリピン海プレートの上に位置し、約2000万年前には、数百kmも南の海底火山群でした。豊かな自然に惹きつけられた人々が住み、文化と歴史を育んだ伊豆半島は正に「南から来た火山の贈りもの」です。

おすすめジオサイト

龍宮窟、堂ヶ島、石廊崎などがおすすめです。

「日本ジオパーク」のおすすめ

Mine秋吉台ジオパーク

Mine秋吉台ジオパークの目玉は、カルスト台地「秋吉台」です。カルスト台地とは、サンゴなどの生物が積み重なって固まった岩石(石灰岩)が、雨水や地下水によって溶かされてできた台地のことです。

おすすめジオサイト

秋吉台、秋芳洞、別府弁天池などがおすすめです。

恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク

「恐竜はどこにいたのか?大地が動き、大陸から勝山へ」をメインテーマに、恐竜が大陸で生息していた「恐竜時代」から「現代」までに起こった地球活動やそこで暮らす人々の歴史・文化を学べます。

おすすめジオサイト

福井県立恐竜博物館、大矢谷白山神社などがおすすめです。

島根半島・宍道湖中海ジオパーク

宍道湖・中海は連結潟湖として、国内最大の汽水湖を形成しており、毎年4万羽をこえるガンやカモなどの水鳥が飛来します。国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されています。

出雲には、国土創生の国引き神話があり、八束水臣津野命という神様が海の彼方から「国来(くにこ)、国来」と4つの陸地を引いてきたと語られています。

おすすめジオサイト

日御碕、小伊津海岸、立久恵峡などがおすすめです。

箱根ジオパーク

箱根火山は、40万年に及ぶ形成史をもち、様々な岩石や火山地形を観察することができます。また、伊豆から丹沢山地に続く南北にのびる天然の障壁となっており、日本を文化的・政治的に大きく東西に分けていました。

おすすめジオサイト

大涌谷、駒ケ岳などがおすすめです。

南紀熊野ジオパーク

南紀熊野は、プレートの沈み込みに伴って生み出された異なる3つの地質体が作る独特の景観を楽しむことができます。 さらに、滝・巨石・大木などをご神体とする自然信仰、そこから生まれた熊野信仰、大地にまつわる民話も伝えられています。

おすすめジオサイト

フェニックス褶曲、北山峡、橋杭岩、那智の滝、千畳敷などがおすすめです。

四国西予ジオパーク

リアス式海岸・盆地・河成段丘・カルスト台地などの多様な自然環境に触れながら、私たちの祖先の営みや海・里・山の多様な文化・食・暮らしを学ぶことができます。

おすすめジオサイト

須崎海岸、源氏ヶ駄場、桂川渓谷などがおすすめです。

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