一週間の休暇を利用して、2017年9月10日(日)から15日(金)の6日間、車中泊の旅に行ってきました。
テーマは、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」めぐりです。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに三ツ星で掲載された、霊場の「熊野三山」「高野山」と伊勢神宮を中心にした旅です。
【6日目】9月15日(金) 高野山駐車場⇒自宅
高野山 檀上伽藍
昨日の続きで檀上伽藍から見て回ります。
壇上伽藍は空海が一番最初に開いた修業の場です。
NHKブラタモリで解説がありましたが、空海が「修行の地を示して欲しい」と中国から投げた三鈷杵が雲に乗って高野山の松の木に引っかかり、空海は、日本に帰って三鈷杵が引っかかった松のある場所に壇上伽藍を建設したとのことです。
中門
金堂
伽藍の中央にあり、高野山の総本堂。丁度、朝の読経をされていました。
金堂の内部には、「両界曼荼羅」といい、仏教の世界を2枚の図によって表した曼荼羅絵図が掛かっています。
御社
弘法大師が高野山を開いた際に守り神として、丹生明神、高野明神を勧請した社。
御影堂
弘法大師がお住まいになっていたお堂。
根本大塔
真言密教の根本理念を表わすとされており、大塔内陣は曼荼羅の世界を立体的に表現されています。
金剛峯寺
全国真言宗の総本山で、高野山全体の宗務が行われています。
女人堂
高野山が女人禁制のころ、高野七口と呼ばれる七つの入り口に女人堂がありましたが、現存するのは不動坂口に残るこの女人堂だけてす。
高野山 奥之院
参道には、樹齢約700年の杉木立がそびえています。石田三成や伊達政宗のような戦国武将のお墓もあれば、パナソニックやクボタのような企業の墓もあります。シロアリの墓もありましたよ。
弘法大師の足元に眠れば極楽住生できるという信仰によるものです。
ブラタモリの受け売りですが、56億7000万年後に弥勒菩薩さまが現れる場所の一つが、高野山の奥の院。弘法大師さまも一緒に復活する。ここにお墓を作った人々は、56億7000万年後に復活する弥勒菩薩さまと弘法大師さまをひと目見るため。要は「運動会の場所取りと同じ」だそうです。
今回の旅はここまで、帰路につきました。
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