一週間の休暇を利用して、2017年9月10日(日)から15日(金)の6日間、車中泊の旅に行ってきました。
テーマは、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」めぐりです。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに三ツ星で掲載された、霊場の「熊野三山」「高野山」と伊勢神宮を中心にした旅です。
【4日目その2】9月13日(水) ⇒熊野速玉大社⇒大門坂駐車場
熊野本宮大社から新宮の熊野速玉大社へ移動します。
熊野速玉大社は熊野本宮大社や熊野那智大社と並ぶ熊野三山の一つ、世界遺産です。
平安時代の熊野詣は、中辺路を通って熊野本宮大社に参詣し、熊野川を舟で下って熊野速玉大社へ参詣したと言われています。
舟下りが出来たのは身分の高い貴族などで、庶民などは街道を歩いたと言われています。
熊野本宮大社旧社地から熊野速玉大社までの約40Kmが「川の参詣道」として世界遺産に登録されています。
志古(しこ・瀞峡めぐりの里 熊野川)から瀞峡ウォータージェット船が出ているので、これに乗れば雰囲気を味わえますよ。
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熊野速玉大社
神倉山の南端の神倉神社に祀られていた神を現在の社地に移し、それ以来神倉山の元宮に対し、ここを新宮と呼んだといわれています。
平重盛お手植えのナギの木。左右対称の葉の形から夫婦円満のご利益があるとか。
神門です。
拝殿に参拝します。
御祭神は熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)です。伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)でもあります。
神倉神社
熊野速玉大社の奥の院でである神倉神社に行きます。
住宅街の一画に数台分の参拝用駐車場がありそこに車を止めます。
(後で公式HPを見て分かったのですが徒歩10分程度なので歩けばよかったです)
鳥居を過ぎると急勾配の階段が延々続いています。
御神体のゴトビキ岩と社は、天ノ磐盾という峻崖の上にあり、熊野古道中の古道といわれる五百数十段の自然石の石段を登っていきます。
足を踏み外すと下まで転げ落ちそうな急勾配です。腰や膝に手を当てて息を切らしながら登っていきます。
なんとか頂上まで登って見上げた御社殿がこちら。
写真右にある大きな霊石「ゴトビキ岩」が御神体です。
それにしてもどうしてこんな大きな岩がここにあるのか。不思議ですよね。こうしてみるとこういった岩が古来から御神体として崇拝されているのも分るような気がします。
登りは息が切れてしんどかったですが、帰りはおっかなびっくりです。足を踏み外したら下まで一気に転げ落ちそうです。
大門坂駐車場(宿泊地)
さて、次は熊野那智大社です。明日、参拝する予定ですが、参詣路の始点となる大門坂駐車場まで移動します。
この駐車場は広いし無料だし、24時間使えるトイレもあるので、那智大社に参拝される方の車中泊スポットにもなっているようです。
お風呂は駐車場近くの「天然温泉 熊野の郷」に行きました。
「かません」という観光バスが停まるような土産物店の2階にお風呂とレストランがあります。「かません」では色々な種類のかまぼこの試食ができますよ。
今日の夕食もスーパーで食材を調達して車内で食べました。海沿いは今日が最後なので奮発して、まぐろの造り(赤身、トロ)、めはり寿司、さんま寿司を買いました。
勝浦に来たらやはりマグロ、これはもう期待どおりのおいしさですね。そして熊野の郷土料理めはり寿司。
目をカッ!と見開いてガッツリ食べましたよ。寿司というよりおにぎりなんだけどビールにあう!
3日連続で食べているさんま寿司、これも安定のおいしさ。全然飽きないしクセのないさっぱりした味わい。ビールにぴったり! プシュー。
あー、この旅が終わるとさんま寿司が食べられなくなる。それが一番さびしいですね。
本日のドライブルート
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