一週間の休暇を利用して、2017年9月10日(日)から15日(金)の6日間、車中泊の旅に行ってきました。
テーマは、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」めぐりです。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに三ツ星で掲載された、霊場の「熊野三山」「高野山」と伊勢神宮を中心にした旅です。
\おすすめ!/
キャンピングカーではなく普段使いのクルマで快適な車中泊をする上では、何もかもクルマの中で実現しようとは考えずに、食事はレストランでの外食、風呂は日帰りの温泉施設を利用と割り切ってしまい、クルマはベッドスペースとして利用することを主体に考えることをおすすめします。ベッドスペースとして利用することを考えた際の車中泊に適したクルマと、車種毎のおすすめクッション、シェード、カーテンなどの装備をご紹介します。ミニバンミニバンは、前席はそのままで2列目以降のシートアレンジにより大人二人+小さな子供一人程度... 【クルマ】車中泊をEnjoyするための車種毎のオススメ装備 - 車中泊ステーション |
【3日目】9月12日(火) 道の駅 紀伊長島マンボウ⇒三重・和歌山の世界遺産センター⇒道の駅 なち
昨日の天気予報で分っていたのですが、朝起きると雨。
今日は、本当は熊野古道の伊勢路、馬越峠と松本峠を歩くつもりだったので残念です。
雨の中歩く根性の無い私は、雨天でも楽しめる屋内施設を探しつつ移動することにしました。
三重県立熊野古道センター
熊野古道を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が、世界遺産リストに登録された際に作られたのでしょうか?まだ新しい立派な建物です。
平日の午前中だった為か他にだれも客がおらず静かだったのでじっくりと見学出来ました。
新宮まで南下し、そこから北上して田辺市本宮町に向かいます。
ちなみに、今回の旅行のルートでは、熊野速玉大社・熊野那智大社を参拝した後に、熊野本宮大社を参拝する方が無駄が無いのですが、暇な私は古くからの熊野詣のルートに合わせて、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の順で回ることにしました。
和歌山県世界遺産センター
熊野古道センターと同じような位置づけの建物なのでしょうか。新しくて立派です。
ここに着いたころには雨があがり、熊野古道をウォーキングしてきたか、これからするであろう観光客が多数いました。
ビジターセンターとしての位置づけもあるようで、マップや観光ガイドを配布したり、観光相談に乗ってくれるようです。
観光客の半数程度は欧米系と思われる外国人です。さすがはミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星を獲得しているだけのことはあります。デリーシャス!
世界遺産センターの裏手の河川敷の駐車場に行ってみました。遠くに見えるのが大斎原の大鳥居です。かって熊野本宮は熊野川・岩田川・音無川が合流するここ大斎原の中洲に鎮座していました。
現在は音無川から境内へ入る橋が架かっていますが、江戸時代までは橋が無かった為に、参詣者は川を渡り足を濡らさなければ境内に入れませんでした。これを「濡藁沓(ぬれわらくつ)の入堂」といい、自然に身を清める禊(みそぎ)をしたわけです。川には入りませんが明日は参詣道を歩きますよ!
道の駅 奥熊野古道ほんぐう
渡瀬温泉の大露天風呂に入り、今夜の宿泊地である「道の駅 奥熊野古道ほんぐう」に到着。
ところが施設をぐるっと散策してみると宿泊禁止の看板があることに気付きました。
ネットで調べてみると、「禁止と書いてあるがアイドリングをせず車内で静かに寝泊りだけした」、といった記事が幾つかあったので迷ったのですが、ここでの車中泊はあきらめました。
ネットを検索しましたが、周辺では車中泊できるところが見つかりませんし、先ほど訪れた和歌山県世界遺産センターも車中泊したという記事がありません。
道の駅 なち(宿泊地)
結局、再度新宮まで戻って街中で食事した後「道の駅 なち」まで戻って車中泊となりました。
途中のスーパーでさんま寿司を買い、道の駅 奥熊野古道ほんぐうで買っていた『熊野古道麦酒』で一杯やリました。買ってから2時間近く経ちましたがサーモスのクーラーバッグのおかげでまだ冷えていて良かったです。『熊野古道麦酒』の味は、爽やかでフルーティーな喉越しであっという間に飲み干してしまいました。いくらでも飲めそうです。
この道の駅はちょっと変わっていて、JR紀勢本線の駅前にあって駐車場もボーダーレスでした。ホントは区別があるのかもしれませんが、夜暗くなってからでは、「何処までが道の駅で、何処からがJRの駅やねん!」って感じでまごまごすること請け合いです。
JRと国道42号に挟まれた道の駅なのでうるさいかと思いきや夜は静かでした。温泉「丹敷の湯」もあるのでおすすめです。
本日のドライブルート
応援ポチッとお願いします!