真夏の閉め切った車内の温度は非常に高くなり、日中は50℃以上にもなります。梅雨の時期は気温は真夏ほど高くはありませんが、湿度は高いです。
車中泊をする夜は、日中と比べて多少は気温は下がりますが、熱帯夜だと一晩で500~1,000ccの汗をかきます。(冬でも約200ccほどの汗をかくと言われています。)
熱中症は、高温多湿の環境で大量の汗をかき、体内の水分と塩分が失われることで起こりますので、暑い夏の車中泊は熱中症のリスクが高いです。
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キャンピングカーではなく普段使いのクルマで快適な車中泊をする上では、何もかもクルマの中で実現しようとは考えずに、食事はレストランでの外食、風呂は日帰りの温泉施設を利用と割り切ってしまい、クルマはベッドスペースとして利用することを主体に考えることをおすすめします。ベッドスペースとして利用することを考えた際の車中泊に適したクルマと、車種毎のおすすめクッション、シェード、カーテンなどの装備をご紹介します。ミニバンミニバンは、前席はそのままで2列目以降のシートアレンジにより大人二人+小さな子供一人程度... 【クルマ】車中泊をEnjoyするための車種毎のオススメ装備 - 車中泊ステーション |
熱中症の症状
日本気象協会推進の「熱中症について学ぼう」には以下のような症状が出たら、熱中症にかかっている危険性がありと記載されています。参考になりますから是非読んでみましょう。
[症状1] めまいや顔のほてり
[症状2] 筋肉痛や筋肉のけいれん
[症状3] 体のだるさや吐き気
[症状4] 汗のかきかたがおかしい
[症状5] 体温が高い、皮ふの異常
[症状6] 呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
[症状7] 水分補給ができない
熱中症の対策
夏場の車中泊や日中に車内で過ごす際は、「十分な水分を補給する」「窓を少し開ける」「日陰の風通しの良い場所に車を止める」といった対策を心がけましょう。
十分な水分を補給する
車中泊の時はトイレに行くのが煩わしいので、水分補給を控えようとしがちですが、熱中症の危険性を高めてしまいます。
車中泊する時は、ペットボトルを持ち込んで、こまめに水分補給しましょう。塩分も併せて摂取するにはスポーツドリンクなどの経口補水液がオススメです。
アルコールは、利尿作用があり、体の水分を減らしてしまいますので、飲み過ぎには注意しましょう。
眠る前に500ミリリットル以上の水分をとるのが良いですが、眠る直前にまとめて大量の水分をとると、トイレの回数が増えてしまいますので、夕方から眠る少し前までの間に、時間をかけてゆっくりと水分を補給しましょう。
窓を少し開ける
窓を閉め切った車内では、風通しが悪くて熱気がこもりやすく、熱中症になりやすくなります。ただ、窓を全開にすると防犯上の問題や虫が入ってくるという問題があります。
外から手を入れられない程度に窓をあけて、ウインドーバグネットを使えば、風通しを良くしつつ、虫は通さないようにできます。
『日中』なら、レーザーシェードは日除け兼網戸として使えます。
日陰の風通しの良い場所に車を止める
暑い夏の『日中』にあえて車内で寝る事は少ないでしょうが、どうしても仮眠する必要のある場合や、寝なくても車内で過ごす場合は、なるべく日陰の風通しの良い場所に駐車しましょう。
また「自動車用日傘」を取り付ければ、車のルーフにかかる直射日光を遮断し、車内の温度上昇を抑えることができます。
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