9月8日-9日にインテックス大阪で大阪キャンピングカーフェア2018が開催されていたので見に行ってきました。3月の大阪キャンピングカーショーと同じJRVA(日本RV協会)が主催しているイベントですが、春と比べると今回の秋は小規模です。
キャンピングカーショーと言っても本格的なキャンピングカーから外観は普通の自動車と変わらないものまで多数展示されていました。
まとめ記事に関しては、以下をご覧ください。
普段使いも想定すると、エクステリアは普通の乗用車っぽく、シートも通常の乗用を想定したアレンジができるものを候補として考える人が多いのでしょう。
ハイエースやNV350のバンコンは、キャンピングカーの中でも最も選択肢が多いですし、軽キャンパーも数年前から人気が出ており選択肢が豊富です。
どちらも、普段は乗用のシートですが、車中泊用にベッドになるだけの睡眠専用の車中泊仕様のクルマも多数出ています。
一方でミニバンをベースにした車中泊仕様のクルマは、バンコンや軽キャンパーと比べるとマイナーで、架装しているビルダーも限られています。
バンコンと比べると価格が手頃の割には、居住性でも大きな課題はなく、ポップアップルーフ付であれは4名就寝が可能です。また、車種によってはハイブリッドモデルが選べたり、衝突安全性能が高いのも、大ききなメリットです。
大阪キャンピングカーフェア2018では、少ないながらもいくつかミニバンのキャンピングカー仕様も出展されていたのでご紹介します。
ほとんどがバンコンに属するので分ける事自体無理があるのですが、ベッドのみの架装などのあまり大がかりな架装をしていないクルマを普通自動車に入れています。まあ自分の車中泊スタイルから考えてもっとも興味があるのもこの分類なので、バンコンとは別にしています。
\キャンピングカーの24時間レンタル/
車中泊が好きな人なら一度は「キャンピングカーで自由気ままな旅に出たい」と、思った事があるでしょう。(私はあります…)今の普通乗用車なら普段使いも申し分無いし、「車中泊はこのクルマで充分!」と思いつつ、道の駅のパーキングでキャンピングカーを見かけると「一度位はあんなキャンパーに乗って旅したい!」とも思う事でしょう。(私は毎回思います…)キャンピングカー購入のデメリットキャンピングカーショーに行ったりキャンピングカー専門雑誌を見たりして情報収集しだすと、欲しい気持ちはドンドン大きくなっていきます。... 人気上昇中!キャンピングカーレンタルの『ロードクルーズ』 - 車中泊ステーション |
「ヴォクシーデイズ(ヴォクシー)」 by ホワイトハウス
ベース車両は、トヨタのヴォクシーのハイブリッド、ガソリン2WD、ガソリン4WDの3種類から選べます。
架装タイプは、大きくは、ポップアップルーフの有無、サブバッテリーの有無、シート変更の有無、ギャレーの有無が選べます。
シート変更有だと、フロント回転シートとセカンドバタフライシートが装備されます。
フロント回転シートは運転席、助手席が回転し2列目シートと対座できます。ファミリーでの車中泊には良さそうですね。
セカンドバタフライシートは、通常のヴォクシーのシートとは異なり、倒すとほぼフルフラットになります。乗車時の乗り心地とどちらを優先するかの選択かと思います。
リア側に廻ってみるとウィンドーバグネットが装備されていました。コレは市販品を買っても良さそうですね。
「フリースタイル(フリードプラス)」 by ホワイトハウス
ホンダのフリードプラスのキャンピングカー仕様『FREE STYLE』を展示していました。
架装タイプは、大きくは、ポップアップルーフの有無、サブバッテリーの有無、シート変更の有無が選べます。
ポップアップルーフは大人2名がゆったりと横になれるベッドスペースになります。
前席はそのままで後席を前に倒すシートアレンジを行えば、後席の傾斜や段差が小さいのでマットフラットクッションマットを敷けば大人2人が寝られます。
回転フロントシートを後ろに回せば、車内はリビングスペースにもなります。
「フリーデッキ(ステップワゴン)」 by ホワイトハウス
架装タイプは、ヴォクシーと同様に大きくは、ポップアップルーフの有無、サブバッテリーの有無、シート変更の有無、ギャレーの有無が選べます。
ギャレー有りのタイプが展示されていました。奥行きのあるギャレーなので、下に大人二人は厳しそうですね。
「デリカD:POP」 by 西尾張三菱自動車販売
ベース車となるデリカD:5は、悪路も突き進む高い走破性能を備えています。機動力の高いD:5をベースにしたこのモデルは“道を選ばない”最強キャンパーです。
ポップアップルーフはデリカD:5の車体全体を包み込む頑丈な骨格にリブボーンフレームを損なわないように活かして天井に開口部を設けています。
ポップアップしたテント内には2名が就寝出来るスペースがあります。
回転フロントシートを後ろに回せば、車内はリビングスペースにもなります。
純正のセカンド・サードシートを倒し、オプションのベッドを敷けば、さらに2名が就寝できます。展示では、一人分のオプションベッドが設置されていました。
「P-Can4(ピーカンフォー)」 by 西尾張三菱自動車販売
デリカD:3をベースにしており、ミニバンよりコンパクトで使いやすく、軽より広いです。ベッドキットを設置すると、183cm X 113cmのベッドスペースになります。
回転フロントシートを後ろに回せば、車内はリビングスペースにもなります。
「セレナP-SV」 by 日産ピーズフィールドクラフト
人気のミニバン セレナを車中泊仕様に仕立てたのがセレナ・P-SVです。P-SVはポップアップルーフ・スリーピングバージョンという意味です。
今回は、セレナ・ハイブリッドをベースに給電を行う「セレナP-SV」を展示していました。
ポップアップルーフ内のアッパーベッドに大人2人、車内のセカンド&サードシートを倒しオプションのアンダーベッドを使用して大人2名、合計4名が快適に車中泊可能です。
「NV200 ツールドスター」 by 日産ピーズフィールドクラフト
日産の商用車NV200バネットをベースに車中泊仕様にしたのがNV200 ツールドスターです。
展示は、対面のリビングモードでしたか、フラットなベッドモードにもなります。また、オプションで、子ども用の二段ベッドの設定もあるそうです。
「デリカD:5クルーズ」 by ケイワークス
デリカD:5クルーズは、西尾張三菱自動車販売との共同開発から生まれました。
2列目シートとしてオリジナルのバタフライシートを開発し、3列目シートと合わせてフルフラットのベッドスペースにでき、なおかつ3列目シートと向かい合わせにもセットできるようになっています。
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