車中泊ステーション

「関ケ原古戦場記念館」に行ってきました

関ケ原古戦場記念館

関ケ原古戦場記念館

今年のNHK大河ドラマ『どうする家康』、面白いですね。毎週楽しみにして見ています。
家康の居城があった愛知県の岡崎、静岡県の浜松と静岡市ではドラマ館が開設されていますので行きたいなとは思っているのですが、ちょっと我が家からは遠いというのが難点です。
近場の「関ケ原古戦場記念館」にはドラマ館はないのですが、『どうする家康』展が開催されているので行ってきました。
ドラマの中で関ケ原の戦いはまだしばらく先になるとは思いますが、この話抜きには語れないので、一足先に観光しておくとドラマも楽しく見られると思います。

\おすすめ!/

キャンピングカーではなく普段使いのクルマで快適な車中泊をする上では、何もかもクルマの中で実現しようとは考えずに、食事はレストランでの外食、風呂は日帰りの温泉施設を利用と割り切ってしまい、クルマはベッドスペースとして利用することを主体に考えることをおすすめします。ベッドスペースとして利用することを考えた際の車中泊に適したクルマと、車種毎のおすすめクッション、シェード、カーテンなどの装備をご紹介します。ミニバンミニバンは、前席はそのままで2列目以降のシートアレンジにより大人二人+小さな子供一人程度...
【クルマ】車中泊をEnjoyするための車種毎のオススメ装備 - 車中泊ステーション

関ケ原古戦場記念館

「関ケ原古戦場記念館」は、2020年10月にオープンした比較的新しい記念館です。コロナ禍ということもあって今までいった事が無かったのですが、今回『どうする家康』の展示もあるとのことで訪れました。

1階には床面のスクリーン「グラウンド・ビジョン」と「シアター」があります。「グラウンド・ビジョン」はスクリーンを取り囲むように見ることができるのですが、入口に近い正面側から見るのがベストポジションです。予約なしで当日フラッと訪れても見られるのですが、写真のとおり並ぶことになります。前日15時までに事前予約しておくとスムーズに入館できるのでオススメです。ちなみに休日は早めの予約がオススメです。


関ケ原古戦場記念館

2階は、戦国時代の武具・甲冑や書状などの展示と、関ケ原の戦いの詳しい説明パネルがある「展示室」になっています。

1階、2階のどちらも写真撮影はNGなので写真はありません。

5階には展望室があります。真正面に小さく旗印が立っているのが見えるのですが、そこが笹尾山です。


関ケ原古戦場記念館

関ケ原の戦いを語る上で外すことのできない徳川家康、黒田長政、福島正則、石田三成、大谷吉継、島津義弘、小早川秀秋の7人のウォーキングコースを設定してガイドマップも配っています。短いのは6km(90分)の黒田長政コースから、長いものは10km(180分)の小早川秀秋コースまでありますので、時間があれば歩いてみるのも楽しいでしょう。
という私は今回は歩くのはパスしました。やはり天気のいい日に歩きたいですよね。

『どうする家康』展

1階のシアタ―の外側では『どうする家康』展が開催されています。


関ケ原古戦場記念館

ドラマ中で着用された衣装も飾っています。右は浅井長政、左は木下藤吉郎ですね。


関ケ原古戦場記念館

役者さんのパネルも飾っています。パネルはドラマ館の常連ですね。


関ケ原古戦場記念館

直江兼続や上杉景勝の甲冑も飾ってあります。2009年大河ドラマ『天地人』のものだとするとかれこれ15年前のものでしょうか。
関ケ原の戦いの直前の会津征討を意識した展示ですね。


関ケ原古戦場記念館

古戦場跡地

桃配山・徳川家康最初陣跡

家康が最初に陣を張った桃配山です。桃配山は、飛鳥時代の壬申の乱で勝利した大海人皇子が、兵士たちに桃を配った場所と言われており、家康はそれにあやかろうとしたといわれています。


桃配山・徳川家康最初陣跡

小高い山になっていて合戦場全体が良く見えます。


桃配山・徳川家康最初陣跡

右側の道が現在の国道21号で、当時は中山道と言われていました。家康は戦況を見ながら中山道を進軍して最前線に近い最後陣まで行くことになります。

小さいですが道の向こう側に駐車場があります。


桃配山・徳川家康最初陣跡

徳川家康最後陣跡

こちらが家康の最後陣跡で、三成本陣の笹尾山までは約800メートル程しか離れていません。家康は苦戦する東軍勢に苛立ち、ここまで進軍させたと言われています。


徳川家康最後陣跡

笹尾山・石田三成陣跡

山の麓に駐車場があって、山頂までは歩くのですが、左程高い山ではないので直ぐに登れます。


笹尾山・石田三成陣跡

笹尾山の陣跡から戦場全体を見渡すことができますし、正面の左手には最も激しい戦いが繰り広げられたされる決戦地が見えます。
田畑や山の緑が綺麗で、ウグイスが鳴いていました。かって血で血を洗う戦いが行われた場所とは思えないくらいのどかな場所で「つわものどもが夢の跡」といった印象です。せっかく関ケ原を訪れたんなら、ぜひ立ち寄ってほしい場所ですね。

三成の旗印の「大一大万大吉」とは、「1人が万民のために、万民は1人のために尽くせば、天下の人々は幸福になれる」という意味だそうです。これは、ラグビーの「One for all All for one(1人はみんなのために、みんなは1人のために)」とおんなじですね。


笹尾山・石田三成陣跡

島左近 陣跡

笹尾山の麓の馬防柵の手前に島左近の陣があります。
島左近は、三成の軍師で「三成に過ぎたるものが2つあり 島の左近と佐和山の城」と言われるほど、優れた武将として有名で、三成は自分の石高の半分近くを左近に渡して抱えていたとも言われています。


笹尾山・石田三成陣跡

関ケ原笹尾山交流館

笹尾山の傍には笹尾山交流館があります。廃校になった小学校を利用していてなんとなくノスタルジックな雰囲気です。

トイレに行くために立ち寄っただけで正直なところ期待していなかったのですが、いい意味で期待を裏切ってくれました。


関ケ原笹尾山交流館

良かったのはこの甲冑です。復元品とはいえ結構ちゃんとしているんじゃないでしょうか?しらんけど。

左から、黒田長政、大谷吉継、小早川秀秋、福島正則です。


関ケ原笹尾山交流館

左から石田三成、徳川家康、島津義弘です。関ケ原町はこの7人を押しているようですね。それにしても三成と家康を並べるかな・・・
家康の旗印「厭離穢土欣求浄土」は、桶狭間の戦い直後に家康が逃げ込んだ大樹寺で自害する時にこの教えを聞いて思いとどまったと言われています。


関ケ原笹尾山交流館


応援ポチッとお願いします!


にほんブログ村


人気ブログランキング

モバイルバージョンを終了