一週間の休暇を利用して、2018年9月10日(月)から14日(金)の5日間、車中泊の旅に行ってきました。
テーマは、「新潟の絶景スポット」めぐりです。
新潟の南部、糸魚川・妙高から十日町・魚沼市のあたりを旅してきました。
【4日目】9月13日(木) 道の駅 ゆのたに⇒枝折峠の滝雲⇒奥只見湖⇒道の駅 まつだいふるさと会館⇒道の駅 マリンドリーム能生⇒小滝川ヒスイ峡⇒道の駅 親不知ピアパーク⇒道の駅 うなづき
\おすすめ!/
キャンピングカーではなく普段使いのクルマで快適な車中泊をする上では、何もかもクルマの中で実現しようとは考えずに、食事はレストランでの外食、風呂は日帰りの温泉施設を利用と割り切ってしまい、クルマはベッドスペースとして利用することを主体に考えることをおすすめします。ベッドスペースとして利用することを考えた際の車中泊に適したクルマと、車種毎のおすすめクッション、シェード、カーテンなどの装備をご紹介します。ミニバンミニバンは、前席はそのままで2列目以降のシートアレンジにより大人二人+小さな子供一人程度... 【クルマ】車中泊をEnjoyするための車種毎のオススメ装備 - 車中泊ステーション |
道の駅 ゆのたに
うー、眠い!今日も眠い!!
昨日は3:30起床でしたが、今朝は4:00起床です。
今日も同じように早起きして雲海を見に行きます。今日は「枝折峠の滝雲」です。
昨日よりは、近場の道の駅に陣取ったので、4:30頃に出発です。
枝折峠の滝雲
魚沼市の枝折峠(しおりとうげ)では、夏から秋にかけての朝早い時間に気象条件が合えば雲が流れ落ちる「滝雲」が発生します。
霧が発生して周辺の谷を覆いつくし、満杯になると尾根を伝って流れ落ちてきて、それがまさに滝のように見えるという事で、「滝雲」と呼ばれるそうです。
早朝にしか見られないので日の出前に到着するようにクルマを走らせます。奥只見シルバーラインとの分岐を過ぎたあたりから道が細くかつカーブが増えたので安全のため対向車に注意して走った為、距離の割には時間がかかりましたが、日の出より前、暗いうちに枝折峠の駐車場に到着しました。
(この写真は到着時ではなく、出発時に撮ったものです。)
整備された駐車場からは歩いて行ける距離にビューポイントがあります。ビューポイントは国道352号沿いと登山道沿いと両方にありまして、登山道沿いを行くことにしました。
駐車場から5分のところです。まだ日の出前です。
駐車場から15分のところまで移動しました。まだ日の出前ですが、雲は少ないですね。
少し雲は増えてきたのですが、雲で満杯になるには程遠く、尾根を越えてちょろちょろと雲が流れている程度です。
7時過ぎまで粘ったところで断念です。
うーん、残念。
奥只見湖
枝折峠の滝雲は残念でしたが、気を取り直して奥只見に向かいます。
アクセス道路となる奥只見シルバーラインは、奥只見ダム建設のための資材運搬用道路として建設された道路で、江戸時代には銀が採掘されていたことから「シルバーライン」と命名されたそうです。
18kmに渡って外からの明かりがない長い長い19のトンネルが連なっており、荒削りの岩肌がむき出しの壁や湧き水、トンネル内交差点や急カーブもあったりと、トンネルそのもので楽しめてしまいます。
トンネルを抜けるとすぐに奥只見ダムです。
秘境の遊覧船と名高い奥只見湖遊覧船や、GWまで営業している奥只見丸山スキー場などがあり、新潟屈指の観光地となっています。
ダムカードを貰うために、配布している奥只見電力館に行く途中、モノレール沿いの道から車をとめた駐車場を撮影しました。おみやげ屋さんがあるのですが、まだ朝早い為か、閑散としています。2件のうち奥の1件は営業していないようです。
奥只見ダムは、高さ157m、全長480mの直線重力式コンクリートダムで、貯水量は徳山ダムに次いで日本第2位だそうです。
奥只見湖は、貯水量6億tを超える日本屈指の巨大人造湖で、釣りのメッカとしても有名です。芥川賞作家の開高健氏がたびたび訪れた巨大イワナの生息する湖でもあります。
三島由紀夫の「沈める滝」や映画にもなった新保裕一の「ホワイトアウト」の原作地だそうです。
遠くに遊覧船があります。尾瀬へ行く遊覧船もありますが、今回は日程が厳しく行けません。尾瀬はいずれ行ってみたい所の一つです。できれば家内と一緒に行きたいですね。
移動途中の道の駅
ここからは、帰る方向に向いて移動します。次の目的地は小滝川ヒスイ峡です。同じ新潟県内なのですが200km弱の距離があるので途中、道の駅で休憩しながら移動します。
さっきまで天気が悪かったのですが、何故か移動しだすと快晴になりました・・・
道の駅 まつだいふるさと会館
北越急行ほくほく線の松代駅に併設された道の駅で、平日ですが結構な人でにぎわっています。ぶらぶらとお土産を見て回って、目覚まし用に栄養ドリンクを買いました。
道の駅 マリンドリーム能生
こちらの名物は海産物とカニのようです。
かにや横丁があって、「食べてって~」と勧められます。能生漁港で捕れた新鮮なベニズワイガニの直売所が並ぶんでいます。お昼ここにしとけば良かった・・・
かにや横丁の裏手にまわると芝生広場が広がっています。キャンパーも停まっていて、車中泊にも人気のある道の駅のようです。
小滝川ヒスイ峡
マリンドリーム能生では晴れていたのに、段々と天気が悪くなってきて、小滝川ヒスイ峡に近づく頃には降ったり止んだりの天気でした。
小滝川ヒスイ峡に先に行くつもりだったのですが、先週の台風21号の影響で道が通行止めになっていたので、高浪の池から小滝川ヒスイ峡の順序に変更です。
高浪の池
途中の撮影スポットでクルマを停めて、撮影してから高浪の池に向かいます。
高浪の池です。巨大魚が住むという言い伝えがあるそうで、巨大魚のオブジェが池の前にありました。
「高浪」という名前とは違って、湖面は静かで並み一つ無くて、周囲の景色が綺麗に映り込んでいます。
池の湖面に明星山が逆さに写りこんでとてもきれいです。天気が良ければ、もっと鮮明に見えたのでしょうね。
小滝川ヒスイ峡
高浪の池からさらに進み、ヒスイ峡フィッシングパークを抜けていくと、ヒスイ峡の駐車場があります。
ここから、地図の黄色で書かれた歩道を通って展望台まで行きます。
小滝川の傍まで下りていけるところがあったので下りて行って一休み。
ようやく展望台に到着です。奥に見えるのが明星山です。3億年前は南の海のサンゴ礁だったものがプレートの移動でやってきたものだそうです。
道の駅 親不知ピアパーク
親不知ピアパークに戻ってきました。今回の旅行の初日にも来たので、3日ぶりですが、今回も天気が悪いです。
「親不知コミュニティロード」と「親不知レンガトンネル」の2つをぐるっと歩いて周遊するつもりだったのですが、今回も行くのを諦めました。
道の駅 親不知ピアパーク内のレストラン「レストピア」でげんげ丼を食べることに。
げんげ丼は親不知の名物「げんぎょ」、別名「げんげ」と呼ばれる深海魚の天丼です。
昔は漁師たちの間では雑魚の中の雑魚として扱われてきた「下の下(げのげ)」が、割烹や料亭で天婦羅や唐揚げとして提供されはじめたことで、滅多に出逢うことのできない幻の魚=「幻魚(げんげ)」と呼ばれるようになったそうです。
初めて食べるのですが、なんかどこかで食べたことがあるような味と香りです。なんとか思い出そうとしたのですがどうしても思い出せません。
道の駅 うなづき(宿泊地)
雨はさらに激しくなって、道の駅 うなづきに着いた頃は土砂降りです。写真を撮る気もなくして結局写真なしです。
宇奈月ビール株式会社が運営する道の駅なので、売店で宇奈月ビールを買いました。地ビールはどこのスーパーでも手に入りますが、それでもその土地の地酒や地ビールは旅行の楽しみの一つでもありますよね。
宇奈月温泉に泊まるなら
旅行は好きだけど、車中泊ではなくホテル・旅館でゆっくりとしたい人には以下のホテルをおすすめします。
本日のドライブルート
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