車中泊ステーション

ENEOSのクレジットカード払いはどれがお得?

 

JXTGエネルギーは、経営統合した東燃ゼネラルの「エッソ」「モービル」「ゼネラル」の3ブランドを「ENEOS」ブランドへと統合を進めており、ENEOSは全国約13,000店舗、シェアにして45%ほどを占めることになります。

不慣れな旅先でも見つけやすいので、私は最近はENEOSを主体に利用しています。今後エネオスを使う方はこれまで以上に増えていくことと思います。

ENEOSは、2019年7月からガソリンスタンド(サービスステーション)でのクレジットカードの特典を変更していますので、詳しく整理しました。

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ENEOSカード(S・P・C)他

ENEOSカード(S・P・C)はガソリンスタンドの利用金額によってどのカードがお得かが変わってきます。

レギュラーガソリンの価格を140円/Lとすると以下のとおりです。

ENEOSカード S: 年間約78,000円(月間6,500円)未満
ENEOSカード P: 年間約78,000円(月間6,500円)以上、年間約600,000円(月間50,000円)未満
ENEOSカード C: 年間約600,000円(月間50,000円)以上

ENEOSカード S

ガソリン・軽油はずっと2円/L引き、灯油は1円/L引きです。
年会費1,250円(税抜き/初年度無料)ですが、年1回以上のカード利用で、次年度の年会費は無料になります。

レギュラーガソリンの価格を140円/Lとすると、約1.4%還元ということになります。

ENEOSカード P

ENEOSなら利用金額1,000円毎に30ポイント還元されます。(1,000円未満は切り捨て)
但し、年会費1,250円(税抜き/初年度無料)が2年目以降毎年必要になります。

3.0%還元ですので、ENEOSカード Sと比べると約1.6%還元率が良くなりますが、年会費の元を取るには年間約78,000円(月間6,500円)以上利用する必要があります。

ENEOSカード C

毎月のカードご利用金額に応じてガソリン・軽油が最大7円/L引きです。
但し、年会費1,250円(税抜き/初年度無料)が2年目以降毎年必要になります。

レギュラーガソリンの価格を140円/Lとすると、最大5.0%還元ということになります。
但し最大7円/L引きとなるには1か月の利用額が7万円以上の場合で、1か月の利用額が1万円未満だと1円/L、2万円未満だと2円/Lです。
年間約600,000円(月間50,000円)以上利用する場合は、5円/L引きとなりレギュラーガソリンの価格を140円/Lとすると、約3.5%還元ということになり、ENEOSカード Pよりお得になります。

ENEOS カード NICOS

毎月のカードご利用金額に応じてガソリン・軽油が最大7円/L引きです。
但し、年会費1,250円(税抜き/初年度無料)が2年目以降毎年必要になります。

※割引率に関してはENEOSカード Cと同じです。

シナジー カード (JCB, NICOS)、ENEOS カード CB(JCB, NICOS)

2019年6月30日をもってシナジーカード / ENEOSカード(CB)の新規お申し込み受付は終了となりました。

※元々、シナジーカードは「エッソ」「モービル」「ゼネラル」が発行していたガソリンカードです。2018年10月からエネオスカード CBに名称変更されていたのが、受付終了となっています。

特別提携クレジットカード

ENEOSでは以下の特別提携クレジットカードを使用することでクレジットカードの通常ポイントに加え、ポイントやマイルが1.5~2倍お得に貯まります。

特にJAL/ANAカードは、マイルを貯めて特典航空券に変えることを第一に考えている人であれば、非常に還元率の高いカードとなります。

楽天カード

最大1.5%還元です。
2019年7月より利用特典が変更になり、ポイント2倍から最大1.5倍になってしまいました。2019年7月以降、通常特典100円につき1ポイントに加え、追加特典200円につき1ポイント付与されます。

dカード

最大1.5%還元です。
2019年7月より利用特典が変更になり、ポイント2倍から最大1.5倍になってしまいました。2019年7月以降、通常特典100円につき1ポイントに加え、追加特典200円につき1ポイント付与されます。

JALカード

2.6%還元です。
100円につき、通常特典1マイルが、追加特典を合わせて2マイルになります。

マイルの場合、円換算が難しいのですが、電子マネーへの交換で考えると平均1.3円/マイル(JALからWAONは1.2円/マイル、JALからSUICAで1.4円/マイル)となり、この交換レートを元に還元率を出しています。

ただし、特典航空券への交換で考えると1.5円から3.5円/マイル程度、国際線ビジネスクラスなら10円/マイル、国際線ファーストクラスなら20円/マイル程度の交換レートとなるので、更にお得になります。

ANAカード

1.5%還元です。
クレジットカード会社のポイントは、一般カードを例にすると1,000円につき、5マイルとなります。
クレジットカード会社のポイントとは別に、さらにANAカードでのクレジット決済100円につき1マイル追加です。

マイルの場合、円換算が難しいのですが、電子マネーへの交換で考えると1.0円/マイル(JALからEdyは1.0円/マイル)となり、この交換レートを元に還元率を出しています。

ただし、特典航空券への交換で考えると1.5円から3.5円/マイル程度、国際線ビジネスクラスなら10円/マイル、国際線ファーストクラスなら20円/マイル程度の交換レートとなるので、更にお得になります。

ビューカード

1.0%還元です。
1,000円につき、通常特典5ポイントが、追加特典を合わせて10ポイントになります。

セブンカード・セブンカードプラス

1.0%還元です。
2019年7月からセブンカードとセブンカード・プラスが新たに利用特典の対象になり、ポイントが2倍になります。
200円につき、通常特典1ポイントが、追加特典を合わせて2ポイントになります。

レクサスカード

ポイント1.5倍、ガソリン3%引きとなります。
ということは4.5%還元ということでしょうか?でしょうね。

TS CUBIC CARD

こちらはトヨタ系のカード。
1.5%還元です。
1,000円につき、通常特典10ポイントが、追加特典を合わせて15ポイントになります。

一般提携クレジットカード

ENEOSなら、セルフのサービスステーションでもTポイントが貯まります。

ただし、Tカードと同時に使用できるのは、一般提携クレジットカードのみで、ENEOSカードや特別提携クレジットカードは対象外です。理由は、もともと特典が付与されているのでTカードと併用できないとのことです。

Tカードは200円で1ポイント付与されますので、0.5%還元ということになります。

一般提携クレジットカードにも元々高還元のクレジットカードがありますので、これをTカードと同時に使用することで高い還元率を得ることができます。

REX CARD

REX CARDは年会費無料で1.25%還元と高還元です。リボ払い専用カードを除くと、REX CARDが最も還元率が高いカードです。Tポイントを合わせると1.75%還元となります。

リクルートカード

還元率は1.2%です。Tポイントを合わせると1.7%還元となります。
nanacoと楽天Edyにチャージすることができ、その時も還元率は1.2%なのでガソリン以外にも重宝します。

ENEOSのクレジットカード払いまとめ

2019年7月から変更になったENEOSのクレジットカード払いをまとめました。
月額利用料やポイントの利用先によって選択枝は変わってきますので一概には言いづらいですが、以下のような判断基準で選んでみてはいかかでしょうか?

マイルを特典航空券に交換 ⇒ JALカード、ANAカード
ポイントを買い物等で利用
   ガソリン購入年間約10万円以上 ⇒ ENEOSカード P、ENEOSカード C
   ガソリン購入年間約10万円未満 ⇒ ENEOSカード S、楽天カード、dカード、REX CARD、リクルートカード
   番外編(レクサス大好き!) ⇒ レクサスカード

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