車中泊する際に意外と困るのが、荷物や小物の収納です。狭い社内で就寝スペースを確保するには、荷物の置き場所にもひと工夫が必要になります。特に、車中泊の旅の途中でキャンプをしたり、トレッキングやマリンスポーツ、ウィンタースポーツをしたりする予定があると、道具や衣類で随分と荷物が増えます。
ヘッドクリアランスの高いクルマの場合はルーフインナーバーやルーフネットを設置して天井収納として活用したり、ベッドを設置している場合は、ベッド下を床下収納として活用したりと様々な工夫をしていると思いますが、ルーフラックを使うことで、屋根の上のスペースを有効活用することが可能になります。
車中泊時の荷物の積載問題を解消 キャリア・ルーフボックス・ルーフラックでは、ベースキャリアに取り付けるルーフラックを紹介しましたが、こちらの記事では単独で設置できるルーフキャリアをご紹介します。
ルーフラックは、電気工事などの業務用の車両に脚立や資材を載せているのをよく見かけます。自家用車でも、キャンプやアウトドア好きの方は取り付けていたりしますね。
ざっくりいうと単独で設置できるルーフキャリアは業務用途をターゲットにしているのに対し、ベースキャリアに取り付けるルーフラックはプライベート用途をターゲットにしています。
\おすすめ!/
キャンピングカーではなく普段使いのクルマで快適な車中泊をする上では、何もかもクルマの中で実現しようとは考えずに、食事はレストランでの外食、風呂は日帰りの温泉施設を利用と割り切ってしまい、クルマはベッドスペースとして利用することを主体に考えることをおすすめします。ベッドスペースとして利用することを考えた際の車中泊に適したクルマと、車種毎のおすすめクッション、シェード、カーテンなどの装備をご紹介します。ミニバンミニバンは、前席はそのままで2列目以降のシートアレンジにより大人二人+小さな子供一人程度... 【クルマ】車中泊をEnjoyするための車種毎のオススメ装備 - 車中泊ステーション |
ルーフラックの使用上の注意点
防水対策が必要
ハシゴなどのように元々外で使うものは関係ありませんが、衣類などを乗せる場合は、急な雨や雪を想定し、しっかりと防水対策を取りましょう。
収納ボックスを利用
アイリスオーヤマのRVボックスがおすすめです。
サイズのバリエーションが豊富で、ルーフラックや積荷にあった大きさを見つけやすいです。
本体と蓋の間はゴムパッキンで加工されている訳ではありませんが、余程の大雨や横殴りの雨でなければ中にまで雨が侵入することはないでしょう。
防水バッグを利用
収納ボックスではなく防水バッグがあえて必要となるケースってあまり思い浮かびません。
強いて言えば、収納ボックスはハードケースという構造上積み込んだ荷物の量によってはビッタリ収まらず遊びが出来ますが、防水バッグは、空きがあってもベルトで絞ることができます。
荷崩れ対策が必要
ルーフラックに積んだ荷物は荷崩れしないようしっかりと固定しましょう。
万一、高速道路などで荷崩れしたら大きな事故の原因になりかねません。
タイダウンベルト
ベルトにバックルがついたもので固定します。
ストレッチコードというものもあります。
カーゴネット
カーゴネットは、固定した時にゴムがピンと張るぐらいのサイズを選びましょう。大きいとユルユルとなり、荷崩れの危険が高まります。
タイダウンベルトで固定した上にカーゴネットをかぶせると更に安心です。
ルーフラックのおすすめ
精興工業 TUFREQ Hシリーズ
日本車メーカーの純正キャリアとして採用されており、メーカーの厳しい品質基準をクリアした製品を提供しているメーカーです。
また、日本でルーフキャリアを普及させたキャリア専業メーカーでもあります。
スチール製とアルミ製の2つのラインナップがありますが、軽くて錆びないアルミがおすすめです。
精興工業 TUFREQ Pシリーズ
同じ精興工業 TUFREQですが、こちらはスチールを使用したPシリーズです。
アイバワークス ノセルダ1
アルミ押し出し成形、中空ボックス構造を採用した、タフな使用目的にも十分耐えるヘビーデューティールーフラックです。
デザインもスタイリッシュで、クロカン4WDによく似合います。値段は高いです。
アイバワークス ノセルダプロ
アイバワークス ノセルダフラット
エンケイ
ロッキー ROCKY SB-01
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