車中泊では、キャンピングカーでもない限り、クルマは主に睡眠用に使い、車内で料理はせずに道の駅やレストラン等で食事するという人が多いのではないでしょうか。私も旅先の名物を食べたいということもあり、もっぱらそうしています。
ただ、長期間の車中泊になると、最初思っていたより高額になるのがガソリン代と食事代です。ガソリン代は移動する必要上どうしてもかかってしまうので節約できるとすると食事代です。そういう時には、スーパーで総菜、できればご当地の名物総菜や新鮮な魚を買って、ごはんは社内で自分で炊くことでより安くするといった工夫も必要になってきます。
キャンプと併用でシングルバーナーを持って行ったりや小型のカセットコンロを持っていくという人も見かけますが、火を使うので、安全の面から考えると車内での利用はおすすめしません。
\おすすめ!/
キャンピングカーではなく普段使いのクルマで快適な車中泊をする上では、何もかもクルマの中で実現しようとは考えずに、食事はレストランでの外食、風呂は日帰りの温泉施設を利用と割り切ってしまい、クルマはベッドスペースとして利用することを主体に考えることをおすすめします。ベッドスペースとして利用することを考えた際の車中泊に適したクルマと、車種毎のおすすめクッション、シェード、カーテンなどの装備をご紹介します。ミニバンミニバンは、前席はそのままで2列目以降のシートアレンジにより大人二人+小さな子供一人程度... 【クルマ】車中泊をEnjoyするための車種毎のオススメ装備 - 車中泊ステーション |
ごはんを炊く方法
DC電源タイプの炊飯器
クルマのシガーソケットから電源を取って使用する炊飯器です。
メリットは、火を使わないので車内でも安全に利用できる点、デメリットは以下の点です。
エンジンを掛けた状態で使う必要がある
シガーソケット経由なので、エンジンをかけた状態で使用します。
車中泊地で、エンジンをかけてアイドリングするのはマナー違反ですから、クルマの移動中に、目的地への到着時間から逆算して炊飯器をセットすることになります。炊飯時間は量にもよりますが1合を炊く場合は30分程度かかりますので、エンジンを止めてバッテリーからでも炊き上げることはできますが、バッテリー上がりの危険性を考えると逆算して走行中に炊く方がよいでしょうね。
AC電源タイプの炊飯器
ポータブルバッテリーを持っているのであれば、AC電源タイプの炊飯器を使うこともできます。ただ家庭用の普通の炊飯器だと150Whから200Whほどあるのでバッテリーがもちません。海外旅行用などに使われている「マルチクッカー」であれば、比較的消費電力が小さいのでおすすめです。
バロクック
専用のヒートパックを使って、火も電気もガスも使わずに調理できる「バロクック」という小型の調理器具があります。生米からごはんを炊くことはできませんが、「サトウのごはん」のようなレトルトごはんを温めて食べることができます。
ただ、ヒートパックが1個約300円ほどと高額なので、コストを考えるとスーパーでお惣菜と一緒にごはんも買う方が安上がりです。災害時の備えとしてはある方が安心だと思います。
炊飯グッズのおすすめ
DC電源タイプの炊飯器のおすすめ
タケルくん DC12V
ムスヨ婆さん
「タケルくん」専用のオプションとして多機能蒸器「ムスヨ婆さん」というのが居ます。「ムスヨ婆さん」が居れば、ご飯を炊くだけでなく、色々な蒸し料理ができるようになります。
メルテック LS-11炊飯器
タケルくんは、1.5合ですが、メルテックLS-11は2合炊きのすぐれもの。単に0.5合多く炊けるということではなくて、2合だと、無洗米の小袋や炊き込みご飯の素などをスーパーで買って調理する際も大抵は2合なのでこれで材料を残さない、という点が優秀です。
AC電源タイプの炊飯器のおすすめ
ヤザワコーポレーション トラベルマルチクッカー TVR70BK
海外を旅するバックパッカーや海外出張の多いビジネスマンにも利用されているトラベルマルチクッカーです。海外で白飯が食べたくなった時にホテルなどでもご飯を炊くことができます。クッカーですから炊飯以外にスープを温めたりインスタントラーメンを作ったりという用途にも使えます。
消費電力が300Wと高いので、ポータブルバッテリーは、それに見合った大容量のものを使うことになります。
カシムラ ワールドクッカー3 TI‐132
こちらは消費電力190Wですので、利用できるポータブルバッテリーの選択肢が広くなります。
バロクックのおすすめ
バロクック レクタンギュラー
バロクック ヒートパック 50g BP-002 10個入りパック
バロクック レクタンギュラー用のヒートパックです。
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