マツダ CX-5は、インテリア・エクステリア共にはヨーロピアンプレミアム並みのハイクオリティで、所有する満足感の高いクルマです。トヨタ ハリアーは、高級サルーン(セダン)の乗り心地と快適性を備えた高級クロスオーバーSUV先駆けとして高級SUV市場を開拓・牽引してきたクルマです。
どちらも高級感あふれるインテリア・エクステリアとなっていて一度は所有してみたいと思わせるクルマですね。
共に2列シートSUVとなり車中泊にも使えるマツダ CX-5とトヨタ ハリアーとを比べてみましょう。
\おすすめ!/
キャンピングカーではなく普段使いのクルマで快適な車中泊をする上では、何もかもクルマの中で実現しようとは考えずに、食事はレストランでの外食、風呂は日帰りの温泉施設を利用と割り切ってしまい、クルマはベッドスペースとして利用することを主体に考えることをおすすめします。ベッドスペースとして利用することを考えた際の車中泊に適したクルマと、車種毎のおすすめクッション、シェード、カーテンなどの装備をご紹介します。ミニバンミニバンは、前席はそのままで2列目以降のシートアレンジにより大人二人+小さな子供一人程度... 【クルマ】車中泊をEnjoyするための車種毎のオススメ装備 - 車中泊ステーション |
シートアレンジ
マツダ CX-5とトヨタ ハリアーのどちらも、前席はそのままで後席を倒すと約170cmの荷室長が取れますので、大人二人がぎりぎり寝ることができます。
リアシートにかけて傾斜があり、リアシートとラゲッジスペースとの間に段差があったり、境目が「く」の字型となるのも2台に共通の特徴です。クッション等でうまく解消しましょう。
マツダ CX-5のシートアレンジ
2列目は、4:2:4の分割可倒式となっており、一人で寝るときには左右の片方を、二人で寝るときには全てを倒すといった使い方ができます。
ラブベッドは、フルフラット化したシートの全面に敷く一枚ものの大きなクッションマットです。
トヨタ ハリアーのシートアレンジ
2列目は、6:4の分割可倒式となっており、一人で寝るときには左右の片方を、二人で寝るときには全てを倒すといった使い方ができます。
最適なシートアレンジでのベッドスペース
ベッドスペースはほぼ同じ大きさです。
マツダ CX-5 | トヨタ ハリアー | |
---|---|---|
長さ | 1,700mm | 1,700mm |
幅 | 1,300mm | 1,350mm |
高さ | 1,265mm | 1,220mm |
荷室
マツダ CX-5とトヨタ ハリアーは、どちらも十分な荷室があります。ただし寝袋等を敷いた際には荷物は別の場所に置くことになるので、ここではそのようなスペースがあるかを比較します。
2台ともトランクルームのデッキボード下に収納スペースがあります。あまり大きなスペースとはいえませんが、着替え等を仕舞うのには重宝するのではないでしょうか。
以下はトヨタ ハリアーのデッキボード下収納です。
価格比較
マツダ CX-5とトヨタ ハリアーのどちらも2WDと4WDの両方がありますが、表示は4WD車のみです。マツダ CX-5の2WDは4WDと比べ同一グレードで約20万程安く、ハリアーの2WDは4WDと同一価格です。(ハリアーのハイブリッドは4DWのみです。)
価格的には同じガソリン車で比較するとほぼ同価格帯となります。マツダ CX-5のクリーンディーゼルを選ぶかトヨタ ハリアーのハイブリッドを選ぶかということになるのではないでしょうか。
CX-5 | ハリアー | |
---|---|---|
ハイブリッド | – | 約370万〜470万円 |
クリーンディーゼル | 約310万〜390万円 | – |
ガソリン | 約270万〜390万円 | 約290万〜390万円 |
ガソリンターボ | – | 約330万〜410万円 |
まとめ
2列シートSUVのマツダ CX-5とトヨタ ハリアーの車中泊での利用を想定した良し悪しを比較してみました。
どちらもぎりぎりですが、大人二人での車中泊が可能なスペースがあります。
ベッドスペースや荷室、高級SUV路線であることも似ていますから、どちらを選んでも後悔は無いと思います。
マツダ CX-5のクリーンディーゼルを選ぶかトヨタ ハリアーのハイブリッドを選ぶかが大きな選択基準となるのではないでしょうか。
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